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日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。
2023.02.20
外皮性能
高気密高断熱
大切なのは断熱性能だけじゃない
今月は完成見学会ラッシュ。 昨日一昨日は“南町の家”、 今週末も “上除の家” で住んでる家の見学会を予定しております。 たくさんの方々に御来場頂き、家づくりについての御相談を頂いているなかで、 ちょっと気が付いた事があるので、ブログに書いてみます。 ・・・ 昨今、住宅の高断熱化が加速度的に進んできているのは、 一般の方々も何となくご存知かと思います。 国の方でも省エネ基準に断熱等級6~7が設定され、 HEAT20 G2~G3クラスの高断熱仕様が業界内外問わず、広く認知されてきました。 また、SNSや建築系ユーチューバーによる情報発信は強力なモノがあり、 見学会に御来場頂く方々からも 「断熱はG2(G3)グレードを希望します!」 というような御要望を頂く事が増えてきました。 これは喜ばしい事ですね。日本の住宅性能の底上げがなされいてる感じがします。 ・・・ で、本質的に大切なのはそこから先で、 断熱グレードを高くすると、どういうメリットがあるのかという話。 高断熱住宅に期待される事と言えば、、、 ・屋内の温度差が無くなり、家中が冬暖かく夏涼しくなる ・暖冷房費用(エネルギー)が抑えられる と言ったところでしょう。 特に後者に関して、エネルギー高騰の時代ですから皆さん関心があるところと思いますが、 これについては断熱性能だけじゃない大切な要素がありまして、 それは “日射取得” と呼ばれるモノであります。 真冬に窓から入る日射熱で屋内が暖かくなり、 暖房器具の負担が減り、 経済的に暖房が出来る、と。 そう、パッシブデザインですね。 モデルプランで暖冷房費用をシミュレーションしてみたいと思います。 立地は長岡市(5地域)、 ワンフロアの床面積が15坪、1F2F併せて30坪の核家族向けのよくあるボリュームの家を想定、 片方は南側に大窓を並べ、もう片方は北型に大窓を並べたプラン。 断熱はほぼダイキョー標準仕様で、窓はAPW430。 一応、夏季の日射遮蔽のために大窓に庇を付けておきましょう。 南向きプランはたっぷりと冬季日射が得られるのに対して、 北向きプランはほとんど冬季日射が得られない。 断熱性能は全く同じで、窓が北か南かの違いだけ。 Q-pexで暖房費用を計算してみると、、、 南向きプランの暖房費用は1.93万円。エアコン暖房(COP3.0)想定です。 北向きプランの暖房費用は2.8万円。その差0.87万円。 北向きプランは南向きプランの1.45倍の暖房費用がかかっているという事なります。 どちらも同じG3グレード(Ua=0.23W/㎡・k)ですが、 窓の配置でこれだけ暖房費用に差が出てくるんですね。 つまり、断熱性能だけじゃなくて、窓の設計ってとても大切という話。 新潟は冬の晴れ間が少ないので、太平洋側と比べると冬季日射取得は不利なんですが、 それでもこのくらいの差が出ると。 皆様には、ぜひこれを知っておいて頂きたい。 ・・・ 蛇足ですが、参考までに。 同じ建物を福島へ持っていくと、どのような数値になるか? 長岡市と同程度の寒さだけど、冬季日射量が多い、小名浜を想定してシミュレーションしてみます。 すると、、、 南向きプランの外皮性能をUa値0.34(G2グレード)まで落としても、 北向きプランのUa値0.23(G3グレード)よりも暖房費用がかからないという結果に。 G2がG3に勝利してしまいました。 南向きプラン + G2グレード の暖房費用が1.36万円に対して、 北向きプラン + G3グレード の暖房費用が1.68万円となる。 全窓が北or南という極端な比較ですが、窓設計の重要性がよく分かるかと思います。 最終的に何が言いたいのかと言うと・・・ “断熱性能” というのは暖冷房費用を抑えるための手段の一つでしかなく、 日射取得等、他にも大切な要素が色々とあるよ! という事。言いたいことは以上です。
2023.02.16
高気密高断熱
新栄町の家2
現場の様子(新栄町の家2) その二
地盤改良 ~ 掘削 ~ 砕石敷 ~ 防湿シート敷 ~ 捨てコン打設 ~ 外型枠組立 ~ 鉄筋組立 ~ 鉄筋検査 ~ ・・・ 床下暖房方式とする場合は、“地中梁仕様の一体打設ベタ基礎” としております。 地中梁仕様の理由 基礎内部の立上部を減らし、床下空間の連続性を高めて開放的にして、 床下暖房の暖気を廻りやすくするのが目的。 暖房時の床面温度をなるべく均一にしたいという事です。 一体打設ベタ基礎の理由 防蟻性向上が目的。 一体打設とすることでコンクリートの打継が無くなり、白蟻が入る隙間が無くなります。 基礎断熱工法は白蟻被害を視認しにくいので、対策はしっかりとしたいところです。 ・・・ 内型枠組立 ~ アンカーセット ~ アンカーチェック ~ この時点で1月中頃。日最低気温は氷点下。今回も真冬の基礎コンクリート工事です。 施工管理の教科書を開くと、 「原則、気温5℃以下の場合は生コンクリート打設してはいけない」と書いてあります。 外気温が低いと打設直後の水をたっぷり含んだ生コンが凍って、硬化不良を起こし、 強度不足等に繋がるんですね。 ゆえに、基礎コンクリート等の構造の要になるような部位の生コン打設を冬に行う場合は、 特段の配慮が必要になります。 まぁ世間一般では、真冬に無対策で生コン打設を行っている現場がほとんどと思いますが、 ダイキョーでは可能な限りの配慮として、テント養生を行っております。 単管で骨組みを組んでから、生コン打設。 その後速やかにブルーシートで覆って、内部を加温します。 内部でヒーターを一晩焚いて、加温養生。 外気温は氷点下でもテント内部は10℃くらいまで上がります。 コンクリートの硬化もしっかりと進むことでしょう。 夜も火を焚きっぱなしにするので、安全管理のため、高橋監督は現場に泊まり込み。 いつもお疲れ様です。 すき焼きをメインに車中泊を楽しんだり、施主様や御近所のOB様から差し入れを頂いたり、 これはこれで楽しそうですね。 (高橋監督の趣味はキャンプ) 高橋監督の苦労の甲斐もあり、 密実な基礎コンクリートが出来上がりました。 ここから大工工事。 土台と柱のホウ酸処理(防腐防蟻処理)を行ってから土台を敷いていきます。 人畜無害で効果長持ちの防腐防蟻剤です。 1階の柱を建てて、横架材を架けて、 2階の柱を建てて、小屋組をかけて、屋根垂木をかけて、無事に上棟です。 この時期ですが、天候もそこまで荒れず建て方作業もスムーズに進みました。 Kさん、上棟おめでとうございます。 木工事担当は平沢棟梁。 よろしく頼みます。
2023.02.13
高気密高断熱
千谷川の家
現場の様子(千谷川の家) その四
小学六年生の長男が授業で描いた絵が、美術展の特選に選ばれました。 自分の息子が何かで高評価を受けるのは嬉しいモノですね。 その絵がアオーレ長岡で展示されているというので、 せっかくなので見に行ってきました。 特選がどれほど凄いのかはよくわかりませんが、 ふざけて描いた絵だという事は、 父親である私にはしっかりと伝わってきました。 その距離、海岸から20m程度でしょうか。 人喰いザメがウヨウヨと泳いでいるなか、 私の船に似た白いボートで釣りをしている輩が二人。 マダイやマグロを釣っている様子だそうです。 私と友人Tでしょうか。サメに喰われて〇ねという事でしょうか。カオスです。 もうちょっとマジメに描いても良かったんじゃないかな? “千谷川の家” 太陽光パネル設置(パナソニック製5.28kW)。 ここ最近は電力高騰の後押しもあり、設置を希望される方々が増えております。 しかし、雪国で設置する場合は雪害対策や落雪対策がとても重要であります。 “千谷川の家” が立地する小千谷市は県内有数の豪雪地帯。 太陽光パネル上部に雪を載せたままにするのは、 中長期的にみると破損や変形のリスクが大きいと判断。 敷地も比較的広く落雪スペースも無理なく取れるため、 自然落雪屋根として計画しました。 定番の木製格子天井。 下地に吸音板を張ってから、その上に杉角材を一本づつ打っていきます。 手間暇かかりますが、それに見合った上質な雰囲気と効果(反響防止)が得られるため、 とってもおススメの仕上です。 代行工事が終わり、内装屋さんの仕事に続きます。 下地パテ処理 ~ 珪藻土クロス貼 ~ 内装工事完了 ~ 各種設備器具取付 ~ 気密測定(竣工時) ~ 竣工現場検査 ~ 気密測定結果は、C=0.13 cm2/㎡ でした。GOODJOBです。 中静棟梁、いつも丁寧な仕事をありがとうございます。 24帖のLDKは、勾配天井とあいまってとっても広く感じる。いや、事実広い。 大型ソファを置く予定でありまして、 そのソファの塊感を受け入れられるゆったりサイズのリビングです。 いつも「パッシブデザイン!パッシブデザイン!」と呪文のように唱えている我々なんですけど、 今回、南面からの日射取得に関しては全く重要視していなくて、 このお宅、LDKを北側に設け、北側に大きな窓を設置しております。(南側の窓は少な目)。 ぜんぜんパッシブデザインじゃない。北向きリビングと呼ばれるものです。 今回は敷地北側のロケーションが良いので、これがベストと考えました。 幅6m×高さ1.3mの大きな連窓が北側の景色を切り取ります。 (冬は雪しか見えねぇ) 高級輸入家電も装備。AEG製の電気オーブン。 ハイパワーで大容量。料理が好きな人に大人気の、ツウ好みな逸品。 大きなマダイをそのままグリルしたくて、自邸への導入をリアルに考えましたが、 設置場所の問題で泣く泣く諦めました。 (築五年で吊棚をぶっ壊す勇気が持てない) 最初から計画に盛り込めばこの通り、スマートにビルトイン。うらやましい。 大容量食洗器もAEG製で統一。 一家に一台、海外食洗器。 雪山で全容が掴めませんが、これにてひとまず完成です。 コンクリート舗装等の外構工事は雪解け後に行います。雪国アルアル。 他にもインナーガレージとか、焼肉テラスとか、他にもウリが色々あるのですが、 積雪が物凄くていい写真が取れないので、それはまた後日。 〇ZEH(Nearly ZEH)認定 〇許容応力度計算による耐震等級3(積雪1.0m時) 〇Ua値 0.27 W/㎡・k(Q-pex4.02) 〇C値 0.13 cm2/㎡(竣工時実測) 〇壁付エアコン1台による全館暖房 〇壁掛エアコン1台による全館冷房
2023.02.09
高気密高断熱
南町の家
現場の様子(南町の家) その三
来週末に完成見学会を控えた “南町の家” 私が現場ブログの更新をサボっている間に、ほぼ完成しております。 はい、申し訳ございません。マメなブログ更新を心掛けます。 上棟後の工事の流れをダイジェストでサクッと御紹介。 ・・・ 耐力面材施工 ~ 釘の施工状況確認 ~ 気密テープ処理 ~ サッシ取付 ~ 外壁付加断熱材(ネオマフォーム45mm厚)施工 ~ タイベックシート施工 ~ 外壁下地木材施工 ~ 外部防水検査 ~ 基礎内断熱材(PSF3種75mm~100mm厚)施工 ~ 細部発泡ウレタン処理 ~ 外壁断熱材(HGW16k 105mm厚)施工 ~ 防湿シート施工 ~ 各部気密テープ処理 ~ ~ 天井断熱材(SF 350mm厚)施工 ~ 外壁施工 ~ 内装工事 ~ 電気器具取付 ~ 設備器具取付 ~ ダイジェストという事で各工程の御紹介を端折りましたが、 もちろんやるべきことはきちんとやっております。 中村棟梁を始め職人の皆様、お疲れさまでした。 あとは細部の修繕調整と外構工事を残すのみ。 先日クリーニングを終え、とりあえず形になりました。 ・・・ 日の入りにくい典型的な住宅密集地だけど、吹抜を効果的に設け、 1Fのリビングにも自然光がしっかりと入る設計です。 細部まで作り込んだこだわりのインテリアは、とっても素敵な雰囲気。 奥の壁面はソリド+間接照明でシックな印象です。 ベンチ&収納&床下エアコンBOX。 ホワイトアッシュの木目が綺麗ですね。 そして、座面が開閉式のフタになっていると。 リビングまわりの雑多な物達を収納できる、気の利いたスペースです。 玄関の上がり框の下には間接照明を仕込み、 洗い出しの土間のテクスチャーが浮き上がるようになっております。 薄く見える框のおかげで、エッジの効いたシャープなデザインを実現。 トイレはアール壁とペンダント照明で柔らかい雰囲気に。 ペンダント照明の位置が低すぎる気がしますが、 きっとあとで佐藤君がこだわりの高さに調整するのでしょう。 建築士資格をお持ちの施主様ですから、 設計担当の佐藤君もやり易かったと思います。 デザインや使い勝手など、バランスの取り方がお上手です。 ほかにも様々な作り込みがあって、見ごたえのあるお宅になっております。 オープンハウスは2月18日(土曜日)19日(日曜日)の二日間です。 まだ予約枠に空きがありますので、お気軽にお問合せください。 〇認定長期優良住宅 〇許容応力度計算による耐震等級3(積雪1.0m時) 〇Ua値 0.22 W/㎡・k(Q-pex4.0) ※HEAT20 G3グレード 〇C値 0.22 cm2/㎡(中間時実測。竣工測定はこれから) 〇床下エアコン1台による全館暖房 〇壁掛エアコン1台による全館冷房
2023.02.06
高気密高断熱
柏崎の山荘
現場の様子(柏崎の山荘) その三
“柏崎の山荘” 折田棟梁を始め、複数人の大工達が現場で奮闘しております。 ・・・ 上棟後、外周部の耐力面材の施工。 その後、釘の施工状況確認とジョイント部の気密テープ処理を行います。 建物南面は日射取得のための大窓が並ぶ。ダイキョーでも定番のAPW430。 大きなトリプルガラスサッシは重たいので、複数人で吊り込む。 南面はワイドなバルコニーが鎮座します。 骨組みはドブメッキ仕上のスチール製。軽やかなデザイン。 耐力壁や接合金物の施工が完了したら、構造金物検査を受ける。 金物の種類や取付位置、使用しているビスなど、適切に施工されているか細かく見て行く。 検査合格後、断熱工事に進みます。 “その一” で御紹介の通り、 現場の様子(柏崎の山荘) その一|ブログ|新潟県長岡市の注文住宅・新築・リフォーム・リノベーション 有限会社大恭建興 (daikyo-kenko.co.jp) この建物の設計者は、まんなみ設計室の堀井さん。 純粋な設計事務所ですから、 普段手掛けている建物の構造や断熱気密の仕様は多種多様と思います。 そんななか、この “柏崎の山荘” は、 我々施工サイドが仕事しやすいように(パフォーマンスを発揮しやすいように) 各部仕様をダイキョー標準仕様に寄せてくれています。 建築現場を知っている、ベテラン設計者ならではの御配慮ですね。ありがとうございます。 ・・・ 外壁の付加断熱材施工。ネオマフォーム45mm厚。 壁内の断熱材施工。高性能グラスウール16k 120mm厚。 隙間なくキレイに充填されました。 防湿シート施工 ~ 各部気密テープ処理 ~ 24H換気システムもダイキョー定番のローヤル電機のSE200RS。 私の自宅もコレです。 全熱交換型の高性能な換気扇であります。 (冬にガンガン換気しても寒くならない換気扇であります。) “柏崎の山荘” の文字通り、柏崎市の山沿いに立地するので非常に雪が多い。 長岡市中心部より多い、旧栃尾市くらい? そんな豪雪地帯ですから、自然落雪屋根となっております。 小千谷や魚沼などの豪雪地帯でよくみられる造りで、 屋根雪が自然に地面に落ちる屋根ですね。 雪下ろししなくても良いのが最大の利点。 内部の天井は屋根なりに勾配天井となっております。 天井下地組 ~ シート張 ~ 怪しい風貌の作業員の方が、ホースを突っ込んで断熱材を入れていきます。 (埃っぽくなるから身を守るためにこういう格好になる) セルローズファイバー400mm厚。 このあたりもダイキョー定番仕様ですね。 断熱工事もほぼ終わり、大工工事は後半戦。 折田棟梁、もうひと踏ん張り!
2023.02.01
高気密高断熱
永田の家3
現場の様子(永田の家3) その二
早いもので、2023年も2月に突入。 自宅の電気代、1月分の請求を見て驚きを隠せません。 2022年の1月が1.73万円、 2023年の1月が2.66万円、 使用電力量はほぼ同じ600kw程。 昨年比、約1.5倍の金額です!!ぐぬぬ・・・ ・・・ “永田の家3” 弊社事務所の御近所での新築案件であります。 過去に弊社で新築されたOB様の御紹介による御縁です。 環境パイル工法による地盤改良工事からスタート。 現場担当の反町は工事写真が上手なので、良い感じに定点撮影してくれております。 地盤改良工事完了後、やり方設置。 定番の一体打設ベタ基礎です。 掘削 ~ 砕石敷均し ~ 防湿シート施工 ~ 捨てコンクリート施工 ~ 外型枠組立 ~ 鉄筋組立 ~ 鉄筋検査 ~ 内型枠組立 ~ アンカーボルト設置 ~ アンカーチェック ~ コンクリート打設。 スラブと立上りの生コンを同時に施工する “一体打設” です 冬の基礎工事は降雪との闘い。 打設前にお湯で鉄筋に積もった雪を溶かしたり、まわりを除雪したり、色々と大変なんです。 現場の方々、ご苦労様です。 また、寒い時期のコンクリート工事は凍害のリスクが付き物。 凍害というのは、打設直後のコンクリートが低温にさらされて、 強度が不足したり、肌荒れが起きたりすることを言います。 一般的な対策としては、“温度補正” といって通常よりも高強度なコンクリートを用いて、 強度不足をカバーします。 世間の大多数の工事現場ではその程度の対策でおしまいです。 それだけじゃダメとは言わないけど、もっと配慮できる部分はある。 弊社の場合は更に仮設テントを設営して、打設直後から一晩、加温養生を行っております。 より良い基礎コンクリートを造るための努力です。 ブルーシートで覆われた仮設テントが怪しく光ります。 この日も夕方から外気温は氷点下となり、コンクリートの凍害が起こりえる気温となりました。 テント内に灯油ストーブを複数台設置して一晩、暖め続けます。 室温は10℃程度をキープ。良質なコンクリートになる事でしょう。 夜間に火気を扱うので無人というわけにもいかず、 反町監督が現場に泊まり込みです、お疲れ様です。 養生期間を経て型枠解体。 基礎コンクリートが完成しました。 ここからは大工工事。建て方作業開始です。 一日目は奇跡的に晴天。誰かの日頃の行いの成果でしょうか。 新潟の冬ですから、さすがに二日目は白いものが降りました。 まぁ、屋根までかかってしまえばとりあえず一安心。 無事に上棟です。 速やかにまわりを囲って、降雪に備えます。 現場担当は中静棟梁。腕を振るって頂きましょう。
2023.01.27
高気密高断熱
栖吉町の家
現場の様子(栖吉町の家) その四
大工工事完了後、内装工事に続きます。 主たる壁と天井はダイキョー定番の珪藻土クロス。自然素材寄りな壁紙ですね。 内装屋さんが石膏ボードの継手やビス穴にパテを入れて、壁紙の下地を作っていきます。 建築に限らず、“塗る” とか “貼る” という系統の仕事は、 下地の出来が最終的な仕上がりのクオリティに直結します。 パテ処理作業って地味で見えない部分なんですけど、実はすっごく大切な工程なんです。 吹抜部分は足場を組んで、壁紙を貼っていきます。 Yさん、お疲れ様です。いつもありがとうございます。 内装工事完了後、電気屋さん設備屋さんが器具を取り付けて、クリーニング入って、 とりあえず形になりました。 この後、竣工現場検査を行い、各部の修正や調整を行って、完成です。 リビングは勾配天井と間接照明でいい雰囲気になりそう。 吹雪いててよく見えませんが、リビングの連窓からは東山連峰を望みます。 この景色を取り込むために、敷地に対して建物を捩じった配置計画としました。 玄関土間に配した階段。 スチール製の薄いささら板で、軽やかなイメージで。 手摺はこれから付けます。 ここのところ晴れ間も無くて日射も得られず、 無人の屋内は冷え切っていてほぼ外気温と同じ。 来週末の完成見学会に向けて、床下エアコン運転開始です。 三菱製2.8kW(俗にいう10畳用)のごく普通のエアコン1台で、 床面積37坪(74畳)を暖めていきます。 最強寒波の中、床下エアコン運転開始後24時間程で、 リビングの室温は17℃まで上がりました。 この時期の竣工物件は多くの水分を含んでいるので、 熱エネルギーが蒸発潜熱として奪われます。 (熱エネルギーが温度上昇ではなく、水の蒸発のために消費される) そのため、水分がある程度飛ぶまでは室温が上がりにくく、暖房の立上りに時間を要します。 見学会当日までには家中が暖まっているはず・・・ 以下、床下暖房のサーモ画像。 窓下の吹出スリット。 下端が結露しやすいテラス窓の下に設ける事で、結露対策にもなります。 畳スペースはミニ床の間と収納に吹出スリットを仕込んでおります。 玄関の上がり框にも吹出スリットを設置。 様々な部位から暖気が吹き出します。 サーモカメラも進化しているのか、 最近世間で見かけるサーモ画像と比べると私のサーモカメラで撮った画像は、 明らかに解像度が低い気がする。 今使っているのは某サッシメーカーから頂いた、FLIR C2。 過去ブログによると2016年から使っているらしい↓ サーモカメラ、偉大なり : 大恭建興の家づくりブログ (exblog.jp) 気になってFLIRのウェブサイトを覗いてみたら、 C2はもう廃番で現行モデルはC3X or C5 のようです。 肝心の赤外線カメラの解像度に関しては、 C2が80×60ピクセルのところ、 C3が128×96ピクセル、C5が160×120ピクセルと高性能化していました。 いいな~欲しいな~。買っちゃおうか。 〇自然落雪屋根による計画 〇許容応力度計算による耐震等級3(積雪1.0m時) 〇Ua値 0.24 W/㎡・k(Q-pex4.0) 〇C値 0.11 cm2/㎡(中間時実測。竣工測定はこれから) 〇床下エアコン1台による全館暖房 〇壁掛エアコン1台による全館冷房 弊社ウェブサイトのお知らせ欄にある通り、 2月4日(土曜日)5日(日曜日)の二日間、完成見学会を行います。 施主様の御理解と御協力に感謝です。 まだ予約枠に余裕ありますが、直前だと埋まっている可能性もあります。 見学ご希望の方は、お早めの御予約をお願いします。
2023.01.24
高気密高断熱
東栄の家
現場の様子(東栄の家) その二
先日、ランチ時にコメダ珈琲店へ行ってきました。 私は過去に数回、コーヒーを飲みに寄ったことがあるくらいで、 あくまで喫茶店という認識だったんですけど、 妻の話によると、何やらフード類も充実しているとの事。 喫茶店の食事というと軽食をイメージしてしまい、 成人男性には少し物足りないという先入観がありましたが・・・ みそカツパン↓ デカい!巨大なカツが巨大なパンに挟まれている・・・ 写真だとインパクトに欠けますが、とっても大きくてボリューミー。味も良し。 値段は980円くらいだったと思います。 おおよそのサイズはW200mm×D120mm×H80mm(小幡目測)くらい。 これなら成人男性でも十分な食べ応えです。皆さまもぜひ。 ・・・ “東栄の家” 地盤調査の結果、地盤が良いという事が分かったので今回は地盤改良工事は無し。 まずは、やり方設置。 いつも通り、地中梁仕様のベタ基礎を作っていきます。 掘削 ~ 砕石敷均し ~ 防湿フィルム施工 ~ 捨てコンクリート打設 ~ 外型枠組立 ~ 鉄筋組立 ~ 鉄筋検査 ~ 内型枠組立 ~ アンカーボルト設置 ~ アンカーチェック ~ 生コンクリート打設。 基礎スラブと立上りを同時に打設する、“一体打設” です。 (普通は二回に分けて打設する) コンクリートの打継が無いので、構造的に強く、耐白蟻性も向上します。 コンクリートの硬化を待って、型枠解体。仕上がりは上々です。 外部足場を組み立てて、大工工事開始です。 まずは土台を敷く作業から。 木材の裏側や凹凸部にあらかじめホウ酸系の防腐防蟻材を塗布して、 基礎に緊結していきます。 この時期の新潟にしては珍しい青空。建て方日よりでした。 作業もスムーズに進みます。 無事に屋根が架かりました。祝上棟です。Kさんおめでとうございます。 棟梁はベテラン中村大工。 普段通りのいい仕事で、よろしくお願いします。
2023.01.23
お手入れ
高気密高断熱
寒波対策をしましょう
天気予報によると明日から新潟県も強い寒波に覆われ、低温&大雪になるようです。 しばらく寒気が居座るのでしょうか、 土日は最低気温は氷点下5℃、最高気温も1℃ と厳しい寒さになりそうですね。 住まいの低温&大雪対策は今晩から行った方が良さそう。 特に重要なのは以下の三点。 〇水道管の凍結対策 宅内の水道管が凍ってしまうと、本当に困ります。 トイレ、洗面所、浴室、etc、 水が出ないのでは普通の暮らしが出来ません。 寒気が居座り、最高気温が氷点下と言う日が続くと、 水道管凍結が続き一日、二日、水が出ないなんてことも起こりえます。 特に冷え込む夜間は凍結する可能性が高いので、 夜寝る前に蛇口を開けて水をチョロチョロ出しておくと、凍りにくくなります。 また、外部に露出している水道管は凍りやすいので、保温材を巻くとよいでしょう。 (弊社の施工物件であれば、外部露出の水道管には保温材が巻いてあるので大丈夫) (条件によっては保温材が巻いてあっても凍る事がありますが) 〇給湯機の凍結対策 外気温が氷点下になると、 給湯器内の水やそれに付随する配管類の水が凍る可能性があり、 一時的に使えなくなるだけじゃなくて、給湯器が壊れる事もあります。 ガス給湯器やエコキュートには、 それを防ぐためための機能が付いているので凍結の心配はありませんが、 それを知らない(忘れている)方々も少なからずいらっしゃる。 凍結防止機能を有効に使うには・・・ まず、給湯器の電源が入っている必要があります。 ガス給湯器の場合は電源を切る習慣がある人もいるので要注意。 次に、浴槽内に水が張ってある事。 給湯器の循環金具から水を吸い上げて循環させることで、 凍結を防ぎます。 浴槽内の水面が循環金具よりも上にある事を確認しましょう。 一般的な給湯器だと、循環金具~水面は5センチ以上必要です。 つまり、残り湯はすぐ落とさない方がいいという事。 〇室外機の雪対策 暖房用エアコンやエコキュートの室外機が雪に埋まると、 暖房効率低下や破損の可能性があります。 ドカ雪時は高脚架台でも埋まりますので、室外機を気にかけてやってください。 対策・・・これはもう、雪を掘るしかありません。 対策としては、こんなところでしょうか。 杞憂で終わる事を願います。
2023.01.20
高気密高断熱
高野町の家
現場の様子(高野町の家) その三
更新頻度が低く、あまり面白くなかったダイキョー公式インスタグラム。 皆様、見てくれていますか?? 昨年までは佐藤君に運営を任せていましたが、 今年からは事務所スタッフ(佐藤、片桐、高橋、反町)で当番制として、 必ず週に1~2回は投稿していく予定です。 まずは、高橋監督が現場泊まり込みの様子を投稿してくれました。 (弊社WEBサイトのトップページから飛べます) 私含めスタッフ皆、SNS初心者なので暖かい目で見守って頂けると幸いです。 ・・・ 耐力面材施工 ~ 釘施工状況チェック ~ 継手気密テープ処理 ~ 付加断熱材(ネオマフォーム45mm厚)施工 ~ サッシ取付部は柱や下地木材に対して気密テープ処理をしてから、 三面交差部をストレッチ系防水テープで防水処理。 サッシ廻りは漏水しやすい要注意なポイントです。 タイベックシート施工 ~ 外壁下地木材施工 ~ 外部防水検査 ~ 基礎断熱材(PSF3種75mm~100mm厚)施工。 床下エアコン暖房の場合は当然、基礎断熱工法となるわけですが、 基礎断熱にも “内断熱” “外断熱” “内外断熱” と種類があり、 どれもメリットデメリットがあり・・・ 今まで色々な仕様で造って来ましたが、 蟻害リスクと費用対効果を勘案して、“内断熱” に落ち着いております。 ちなみに木材が緑っぽく見えるのは防腐防蟻材が塗ってあるから。 ベタ基礎コンクリート一体打設と防腐防蟻処理を組み合わせて、白蟻対策としております。 耐力壁施工 ~ 構造金物取付 ~ 構造躯体検査 ~ リビングとダイニングは構造梁あらわしの高天井空間とし、 木目の綺麗な杉の大梁がリズミカルに並びます。 テラス窓の外には縁側を設け、 ゆっくりお茶を飲みながら田園風景を望める計画であります。 壁内の断熱材充填。高性能グラスウール16kの105mm厚。 渋谷棟梁が隙間なくキレイに入れてくれました。 壁と天井にポリエチレンフィルムを張って、気密テープ処理。 そうそう、今回は、 パッシブデザインのセオリー 「東西面の窓はなるべく減らして、日射熱をカットし、夏の冷房負荷を減らす」 を無視して、東や西に窓をたくさん設けました。 そこに良い景色があるならば、それが東だろうが西だろうか窓を設ける!! そのために、東西面の窓は外側に日射遮蔽のためのアウターシェードやスダレを設置して、 夏の直射日光をカットできるように計画してあるから大丈夫です。 天井断熱材施工。セルローズファイバー350mm厚。 施工後の沈下を考慮して、厚めに施工して頂きます。 450mm厚くらい? これなら沈下しても設計値の350mm厚は確保できるでしょう。 太陽光パネルの設置。 自然落雪方式にはせず、屋根上に雪を載せたまま落雪させない計画です。 屋根上に積もった雪の滑り荷重に耐えられるように、 水下の雪止金具を通常よりも密に設置。 昨今の電力高騰もあり、太陽光発電の必要性が高まっております・・・
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2021.05.18
弁天橋通の家
現場の様子(弁天橋通の家) その一
“弁天橋通の家” 新潟市内での案件です。 地鎮祭を執り行い、工事安全を祈願しました。 当日は雨予報だったけど式の最中だけ晴れましたね。 幸先良いスタートです。 シンプルな架構、凹凸の少ない平面形状、 費用対効果を考えた、合理的な設計としました。 温熱面は、外壁付加断熱とトリプルサッシでHEAT20 G2グレード楽々クリア。 床面積30坪程の屋内空間全てを1台のエアコンで冷暖房する定番スタイルです。 ここ数年は住宅の高断熱化が一気に進み、 G2クラスも珍しいものでは無くなってきました。 G3というさらに上位グレードもありますが、 価格と性能のバランスを考えるとG2がちょうどいいかと思います。 地盤改良工事からスタートです。
2021.05.12
土合の家
現場の様子(土合の家) その二
地盤改良工事からスタート。 コストメリットに優れた湿式柱状改良です。 支持地盤まで浅い場合は環境パイルは費用が割高になるので、こちらがおススメ。 その後、外部排水管を敷設し、遣り方を設置。 この時期は暑くも寒くもなくて、晴れ間も多くて、とても助かります。 ハコダケ仕様という事で、コストメリットに優れる布基礎です。 掘削 ~ 砕石敷き ~ 捨てコン打設 ~ 鉄筋組立 ~ 鉄筋検査 ~ ベースの生コン打設 ~ 立上型枠組立 ~ アンカーボルトセット ~ アンカーチェック ~ 立上りの生コン打設 ~ 養生 ~ 型枠解体 ~ 内部防湿コンクリート打設 ~ 丁度よく雨が降り、いい感じに水養生出来ましたね。 基礎が完成したら続いて大工工事です。 ホウ酸で防腐防蟻処理した土台を敷きならべます。 1F柱立てて、横架材を架けて、2F柱立てて、また横架材架けて。 テックワン工法(金物工法)なので在来工法に比べるとスピーディです。 ウッドショックの中、 この物件は構造用集成材(材木)が確保出来たので、 予定通りの設計内容で建てられました。 今現在、構造用集成材は全国的に高騰&品薄となっていて、 しばらくは復活の見込みがない状況。非常事態ですね。 来月以降の上棟物件は樹種を変更して対応する形になります。 小屋組み組んで、野地板張って、屋根ルーフィング張って、無事に上棟。 Kさん、おめでとうございます!! しばらく大工工事が続きます・・・
2021.04.30
中央通の家
現場の様子(中央通りの家) その二 + ウッドショックについて
“中央通の家” 地盤調査結果に基づいて地盤改良工事を行います。 定番の環境パイル工法です。 「環境パイル = 防腐剤を加圧注入した木の杭」 昨今は様々な地盤改良の工法がありますが、 色々とバランスが良いのでこの工法を採用するケースが多いですね。 防腐防蟻処理された木製の杭を専用重機で地中に圧入。 長さ4mの杭を合計35本、正味一日で施工完了です。 続いて “遣り方” なる基礎コンクリートの位置や高さ基準となる仮設物を設置。 社長、高橋、佐藤の3人が丹精込めてこの“遣り方”を作っております。 基礎断熱工法の場合はシロアリ対策として一体打設のベタ基礎としていますが、 今回は “階間エアコン+床断熱工法” なので、ベーシックな布基礎です。 適材適所、限られた予算を適切に使います。 基礎工事です。 掘削 ~ 捨てコンクリート打設 ~ ベース型枠組立 ~ 鉄筋組立 ~ 鉄筋検査 ~ ベース部コンクリート打設 ~ 立上型枠組立 ~ アンカーボルトセット ~ アンカーチェック ~ 立上コンクリート打設 ~ 基礎型枠解体 ~ 防湿コンクリート打設 ~ 基礎コンクリート完成。 建て方作業に備えて外部足場を設置します。 ここから大工工事。 まずは土台敷きから。ホウ酸処理(防蟻処理)もしっかりと。 そうそう、建築業界は今、木(構造材)が不足して混沌とした雰囲気になっております。 簡単に説明すると、 「木造住宅の構造材は米松や集成材と言った輸入材がメインに使われていて、 それらが日本に入ってこなくなってしまった」という話。 「ウッドショック」という言葉がニュースになっていますね。 木材が確保できていない建築屋さんは工事現場がストップしたり、 建て方の目途が立たなかったり、実際に影響が出始めているそうです。 今のところダイキョーは材料確保の目途は立っているので、 大きな問題にはならないと思いますが・・・ 家づくりを検討中の方々や、現在工事中の施主様には順次御説明させて頂きます。 そんなウッドショックの最中、“中央通の家” は無事に上棟。 上棟式も執り行いました。 厳つい顔のシャイボーイ、平沢棟梁に腕を振るってもらいましょう。 この日一番の感動は、施主様から頂いた缶ビール。 話題の商品で、近所のスーパー探しても売ってなかった、泡が出るヤツ。 超ウレシイです。Sさんありがとう。今晩飲みます。
2021.04.29
畔屋の家
中島の家4
完成見学会のお知らせ
完成見学会のお知らせです。 5月末頃に二週(二件)連続で開催させて頂く事になりそうです。 “畔屋の家” “中島の家4” 両物件とも施主様がヌリカベDIYを行っていて、 ゴールデンウィーク中に作業完了予定。 GW休み明けに正確な日取りを御案内させて頂きます。 畔屋の家↓ 3方向に広がる超ワイドは窓が特徴的。 2階リビングからの眺めは絶景です。 中島の家4↓ コンクリートテラス(焼肉テラス)やビールサーバーを装備し、 コロナ禍でも家籠りを楽しく快適に。 物件詳細は後日また紹介します。
2021.04.21
興野の家
現場の様子(興野の家) その三
大工工事が順調に進行中です。 耐力面材施工 ~ 釘の施工状況チェック ~ 気密テープ張り ~ その上に付加断熱材を施工。 ネオマフォームの60mm厚。 透湿防水シート施工 ~ 外壁下地木材施工 ~ 外部防水検査 ~ 耐力面材とスジカイを併用して耐震性のバランスをとります。 耐震要素の施工が完了したら、構造体金物検査を行い、 金物や釘が適切に施工されているかチェックします。 壁内断熱材施工。高性能グラスウール120mm厚。 グラスウールマットを壁内に隙間なく入れて、その上に防湿シートを張ります。 このあたりは慣れた大工さんとそうでない大工さんで差が出るところ。 渋谷棟梁がしっかりやってくれているので安心してみていられます。 天井のスジカイ絡みの複雑な部分もしっかりテープ処理。 渋谷棟梁はいつでも C値=0.0cm2/㎡ を狙っている気密の鬼・・・執念を感じます。 天井断熱材の施工。 セルローズファイバー350mm厚。 密閉空間のブローイングと違い、 天井断熱の場合は断熱材自体を高密度に施工する事が出来ません。 密閉空間なら「パンパン」に施工できるけど、天井断熱は「フワフワ」という感じ。 この「フワフワ」だと経年時に断熱材が一定量沈下するので、設計値より厚めに吹きます。 沈下後の厚みが設計値を下回らないようにするという事ですね。 大工工事も後半戦。 ヌリカベDIYを予定しているので、そろそろ施主様の出番です。
2021.04.20
飯島の家
現場の様子(飯島の家) その一
“飯島の家” 長岡市内での建て替え案件です。 既存家屋の解体も無事に完了し、地鎮祭を執り行いました。 私と高橋で参加させて頂き、工事安全を祈願。 スカッと晴れた空で気持ちの良い日曜日でした。 いよいよ春本番という感じですね。 建物の方はインナーガレージを組み込んだハコダケ仕様。 外壁の色で悩み中。 グリーンかグレーか・・・ Yさんもう一度相談させてください!!
2021.04.13
中島の家4
現場の様子(中島の家4) その三
私がブログ更新をサボっているうちに、 工事現場はどんどん進んでおります。 ダイジェストで解説します。 耐力面材の施工 ~ 釘ピッチ確認 ~ 気密テープ処理 ~ 外壁付加断熱施工 ~ 透湿防水シートの施工 ~ 外壁下地木材施工 ~ 外部防水完了後、 サッシ取付 ~ 床下掃除 ~ 基礎断熱材(PSF)の施工 ~ 基礎コンクリートの内側に断熱材を張る “基礎内断熱” がダイキョー標準仕様。 予算に余力があれば、更に基礎の外側にも断熱材を張る “基礎内外断熱” もおススメ。 床下エアコン暖房の場合は基礎からの熱損失がグッと減り、暖房費用もグッと減ります。 (過去に数件実績がありますが、暖房費用が確実に安くなります) 壁内断熱(高性能グラスウール16k)充填 ~ 室内側防湿シート張り ~ 平沢棟梁の仕事はやはりキレイです。 ちなみに中間時の気密測定結果は C = 0.13cm2/㎡ でした。 自社大工&専属大工による安定した高気密施工がダイキョーのウリです。 床材は定番の “オーク無垢複層フローリング” です。 表面の3~4mm厚が無垢材でその下は10mm厚の合板と言う代物。 乾燥収縮で隙間が空いたりしないし、沿ったりもしない。 無垢フローリングと複合フローリングの良いとこ取りした商品。 「そんなの無垢フローリングじゃない!」 と、無垢材至上主義の方に怒られそうですが、 こっちの方が喜ばれる事が多いのも事実。 趣味嗜好は人それぞれあって良いのではないでしょうか。 ウッドロング魚沼杉の外壁も張られました。 杉の赤身(心材)をしっかり乾燥させたモノで、 耐久性と価格のバランス優れます。風合いは言わずもがな。 また地産地消という事にもなり、塩梅が良い商品です。 石膏ボード張り ~ 造作家具施工 ~ このあたりで大工工事はほぼ完了。 ここから施主様によるヌリカベDIYが始まります。 昨年度から、施工が簡単なローラー塗りの西洋漆喰をおススメしておりますが、 ドMな御施主様はコテ塗りの珪藻土を選ばれました。 コテ塗りは難易度が高く、時間もかかりますが、 テクスチャーに印影があり、 よりヌリカベっぽいというか、ホンモノ感があります。 先日、現場にて実践方式のヌリカベハウツーをお教えしてきました。 最初は誰しも上手くいかないものです。 クローゼットの奥側の壁とか、目立たないところで練習し、腕を磨きます。 自分も久しぶりにコテを持ちましたが、 意外と体が覚えているもので、それなりに綺麗に仕上がりました。 最初の一時間で御主人は何かコツをつかんだようです↓ 奥様は苦戦中↓ 大丈夫、真剣にやってればすぐに慣れてくるはずです。 家中ほぼ全ての壁を塗るので、それなりに時間がかかりますが、 かけた労力の分だけ、ステキな内装になるはずです。 Yさん、頑張って!!
2021.04.09
来迎寺の家
現場の様子(来迎寺の家) その五
施主様によるヌリカベDIYは素晴らしい仕上がりとなりました。 今まで沢山の方々がヌリカベDIYに挑戦されましたが、 今回の施主様(御主人)はトップクラスの腕前。 プロのそれに近いクオリティです。 素人がヌリカベに挑戦するうえでのコツや気構えなど、 次に挑戦される方々に向けてアドバイスも頂きました。 引き継いでいきたいと思います。 Sさんありがとうございます。 クリーニング完了後、スタッフ総出で竣工検査。ダメ出しです。 キズや汚れ、可動部の確認や水廻機器の試運転などなど、 全般的なチェックを行います。 ちなみに竣工時の気密測定結果は C = 0.12 cm2/㎡ といつも通りのバッチリ高気密。 気密のボトルネックになっていた例のドイツ製木製サッシの調整も上手く行きました。 “気密の鬼” こと渋谷棟梁。伊達じゃないぜ。 竣工検査後、各部の修繕や調整を行い、御引渡となります。 芝生や防草シート、砂利敷などの外構工事が残っていますが、 それも今回はDIYという事で、施主様自らが行います。 ペンダント照明は定番の凸ランプ。 シンプルイズベスト。私の好みです。 このダイニングを中心に上部が吹き抜けていて、 自然光に溢れた開放的な空間となっております。 ダイニングテーブルは弊社で製作しました。 施主様に用意して頂いた無垢の天板。ブビンガ?カリン? めちゃくちゃ硬くて加工に難儀しましたが、何とか形になりました。 脚は我が家と同じ、フラットバーを加工した細足仕様。 リビングの天井は新仕様。 いつもの木製格子のローコスト版です。 幅広な板を使う事で施工費と材料費を抑えています。 これはこれで良い感じ。 ドイツ製トリプル木製サッシの向こうは縁側。 その向こうには芝生(になる予定)の庭と目隠しウッドフェンスを設置。 BBQするもよし、テント張るもよし、広くて多目的に使える庭スペースです。 ぜひとも家庭菜園もやって頂きたい。 構造:木造在来工法 耐震等級3相当(積雪1.0m時) 天井:セルローズファイバー吹込 t=350mm 外壁:高性能グラスウールt=120mm(壁内) + ネオマフォームt=45mm (付加) 基礎:PSF3種 t=100mm サッシ:YKKAP APW430 (樹脂フレーム×トリプルガラス) サッシ:クネアズード(木製フレーム×トリプルガラス) 換気:マーベックス澄家DC (第一種全熱交換型) Ua値:0.27 W/㎡・k (Q-pex3.71) C値:0.12cm2/㎡ (竣工時実測)
2021.04.05
来迎寺の家2
現場の様子(来迎寺の家2) その一
“来迎寺の家2” 現在工事中の “来迎寺の家” の御近所での案件です。 先日、地鎮祭を執り行いました。 雲一つない青空のもと、工事安全を祈願。 いよいよ工事が始まります。 外壁付加断熱にトリプルサッシを装備し、 Ua=0.27W/㎡・kとHEAT20G2グレート楽々クリアの高断熱。 高天井リビングに雪国仕様のコンクリートテラスなど、楽し気な内容になっております。 内装はいつも通り西洋漆喰をDIY予定。自然素材の質感たっぷりのインテリアです。 それと今回は例外的に「設計と工事監理だけ」でお仕事をさせて頂く事となりました。 普段ならば設計~工事監理~施工を一貫してダイキョーが行っているわけですが、 今回は “施工” は別の建築会社さん。 大工棟梁さんともお会いさせて頂き、 なかなかしっかりやってくれそうな雰囲気を感じました。 施工店の職人の方々とのすり合わせも済ませ、いよいよ工事が始まります。 施主様のお父様から素晴らしいモノを頂きました↑ 「小幡さん!よろしくね!」と。 より一層、頑張れそうな気がします。 ありがとうございます。頑張ります。
2021.03.26
土合の家
現場の様子(土合の家) その一
今からちょうど10年前、私が大恭建興に入社したばかりの頃の話。 とある住宅の大規模リフォーム工事を行っておりました。 感性の高い施主様と共に、 とても楽しくお仕事させて頂いたのを今でも覚えております。 特に印象に残ったのが、しっくい壁のDIY。 職人、施主様、施主様のお友達、大勢でワイワイガヤガヤとヌリカベ作業を行いました。 パテ処理 ~ 下塗(プラスター塗り) ~ 上塗(しっくい塗り) とフルコース。 本しっくいは作業工程も多く難易度の高い仕上げですが、 家中の壁天をほぼ全て塗りました。 かなりのボリュームがあったけど、大勢でやったからなんとか完遂。 天井も塗ったからね・・・大変な作業でしたね・・・ で、10年後・・・ 色々と御縁がありまして、 そのお宅の御長男様の住まいを建てさせていただく事になりました。 ありがとうございます。 当時、高校一年生でしたかね? ヌリカベ作業にも参加されていたという事で、生粋のヌリカベマンであります。 先日、地鎮祭を執り行い、工事安全を祈願させて頂きました。 建物の方は、 カバードポーチが特徴的なマイルドアメリカンな雰囲気のお宅です。 男の憧れ、ガレージスペースも確保。 コスパ抜群のハコダケ仕様です。 内装はやはりヌリカベDIY。 「家の壁って自分で塗るものでしょ?」と言わんばかりの勢いです。 さすがですね。 自分でやれば愛着も沸くし、費用も抑えられます。 まずは地盤改良工事からスタート。
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