大恭建興

現場の様子(中央通りの家) その二  + ウッドショックについて

2021.04.30 / 家づくり

“中央通の家”

地盤調査結果に基づいて地盤改良工事を行います。

定番の環境パイル工法です。

「環境パイル = 防腐剤を加圧注入した木の杭」 

昨今は様々な地盤改良の工法がありますが、

色々とバランスが良いのでこの工法を採用するケースが多いですね。

防腐防蟻処理された木製の杭を専用重機で地中に圧入。

長さ4mの杭を合計35本、正味一日で施工完了です。

続いて “遣り方” なる基礎コンクリートの位置や高さ基準となる仮設物を設置。

社長、高橋、佐藤の3人が丹精込めてこの“遣り方”を作っております。

基礎断熱工法の場合はシロアリ対策として一体打設のベタ基礎としていますが、

今回は “階間エアコン+床断熱工法” なので、ベーシックな布基礎です。

適材適所、限られた予算を適切に使います。

基礎工事です。

掘削 ~ 捨てコンクリート打設 ~ ベース型枠組立 ~ 鉄筋組立 ~ 鉄筋検査 ~

ベース部コンクリート打設 ~ 立上型枠組立 ~ アンカーボルトセット ~ 

アンカーチェック ~ 立上コンクリート打設 ~

基礎型枠解体 ~ 防湿コンクリート打設 ~ 基礎コンクリート完成。

建て方作業に備えて外部足場を設置します。

ここから大工工事。

まずは土台敷きから。ホウ酸処理(防蟻処理)もしっかりと。

そうそう、建築業界は今、木(構造材)が不足して混沌とした雰囲気になっております。

簡単に説明すると、

「木造住宅の構造材は米松や集成材と言った輸入材がメインに使われていて、

それらが日本に入ってこなくなってしまった」という話。

「ウッドショック」という言葉がニュースになっていますね。

木材が確保できていない建築屋さんは工事現場がストップしたり、

建て方の目途が立たなかったり、実際に影響が出始めているそうです。

今のところダイキョーは材料確保の目途は立っているので、

大きな問題にはならないと思いますが・・・

家づくりを検討中の方々や、現在工事中の施主様には順次御説明させて頂きます。

そんなウッドショックの最中、“中央通の家” は無事に上棟。

上棟式も執り行いました。

厳つい顔のシャイボーイ、平沢棟梁に腕を振るってもらいましょう。

この日一番の感動は、施主様から頂いた缶ビール。

話題の商品で、近所のスーパー探しても売ってなかった、泡が出るヤツ。

超ウレシイです。Sさんありがとう。今晩飲みます。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

大恭建興に相談してみませんか?
突然の訪問や無理な営業活動は一切いたしません。
新築、リフォーム、住まいに関する疑問・質問などお気軽にお問い合わせください。
カタログのご請求や見学会の来場予約もお待ちしております。
ページ上部に戻る