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日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。
2020.07.14
釣り
真鯛釣りの備忘録
タイラバによる真鯛釣り。 竿が海面へと突き刺さって始まる魚と人間のやり取り。 青物や根魚とは全く違う真鯛特有の竿を叩くような引きは病みつきになります。 また、 その身は冷蔵庫で3日寝かして刺身や昆布締めにすると最高の酒の肴になり、 焼いても旨いし、頭やカマは味噌汁に入れれば濃い出汁が出る。 赤く光る魚体は威風堂々とし、 釣った者にビジュアル的な満足感を与えてくれます。 やはり私は真鯛が好きですね。 今年はあまり釣れていないから、もっと釣りたい。 仕事の合間を見て2日連続で日本海へ出撃してきました。 寺泊沖の水深40m前後の漁礁付近でひたすらドテラ流しでタイラバです。 10:00~12:00の2時間ほどで何とか真鯛とキジハタを1匹づつGET。 釣ったというよりも釣れたという感じで。 魚探の反応もなく今一つパッとしません。 その翌日も出撃。 友人Tと共に出雲崎方面まで遠征しました。 マイボートは古い小舟ですが、エンジンぶん回せば時速35kmくらいは出るので 凪なら寺泊~出雲崎間は30分もあれば行けちゃいます。 出雲崎と言えば昔は2馬力ゴムボートやカヤックで散々通ったところです。 勝手知ったる海域。 水深40m~50mラインを流します。もちろんタイラバ。 各所でナブラも沸き、魚探にも何か映っている。魚の気配はある!! オジサン二人でひたすらリールを巻き巻きしました。 1時間程度地合いが続き、私は真鯛3枚GET。 他には大きなレンコダイ数匹とホウボウ、サバ数匹。友人Tも同程度釣れたかな。 悔しいのはエソの猛攻に合い仕掛けはズタズタでラインブレイク数回。 大物かけても切られちゃうんですよ。 奴らがいなければもっと数釣れていたはず・・・ 他所におすそ分けしたので我が家の分はこれだけ↓ 家族4人で食べるには十分な量です。 刺身ばかりでは飽きるので、 ハーブとオリーブオイルをかけてオーブンで焼きました。(ダンチュウのレシピ!) ニンニクと塩だけで充分な旨味。これは旨い。また作ろう。さすがダンチュウ。 今年の真鯛釣果はこれで5匹。 果たしてあと何枚釣れるのか・・・ もっと腕を磨こうと思います。
2020.07.13
今町の家
現場の様子(今町の家) その二
地盤調査の結果は要地盤改良という事で、 環境パイル工法による地盤改良工事からスタート。 長さ6mの木製パイルを40本程施工します。 基礎コンクリートの直下、おおよそ0.91m~1.82mの間隔で圧入。 その後、遣り方を設けて基礎工事開始。 ハコダケ仕様はオーソドックスな布基礎が基本。 掘削 ~ 砕石敷き均し ~ 鉄筋組立 ~ 配管スリーブ設置 ~ 生コンクリート打設前に鉄筋検査を行います。 自社検査と第三者検査のダブルチェック。 NG箇所が何点かあったので、修正してからベースの生コンを打設します。 立上り型枠組立 ~ アンカーボルトセット ~ アンカーチェック ~ ~ 立上りの生コンクリート打設 ~ コンクリートが硬化したら型枠解体 ~ 内部防湿コンクリート打設 ~ 夕方から小雨予報だったので雨養生を行いました。 これで基礎コンクリートが完成。 大工工事スタート。 土台の防腐防蟻処理を行い、基礎に土台を敷いて、アンカーボルトを締め付けます。 1階の柱を立てて、梁をかけて、 2階の床下地合板を張って、柱を立てて、梁をかけて、棟木をかける。 想像よりもスムーズに作業が進行。 四角四面で総二階建てで合理的な構造体なので、作業性も良い。 屋根垂木 ~ 野地板 ~屋根防水シート張 ~ 無事に上棟です。 上棟当日は御施主様から職人へ折詰などを振舞って頂きました。 Hさん、ありがとうございました。 (私の分までありがとうございました。おいしかったです。) ここからしばらく大工工事が続きます。
2020.07.10
長峰の家
現場の様子(長峰の家) その二
丘陵地帯は地盤が良いケースが多く、 ここも地山を削って造成されたタイプの分譲地なので、 地盤調査結果は改良不要判定。 そのままで十分な耐力があるしっかりした地盤です。 まずは遣り方(基礎コンクリート施工時の高さや位置の基準となる)から施工。 どんなにしっかりした地盤でも、ごく表層は風化により柔いものです。 基礎コンクリート底面に砕石を敷いたら、タンピングランマで表面を締め固めます。 道路工事でよく見かけるアレです。 ちなみに通常木造住宅の基礎工事に用いられるのはコンパクターと呼ばれるもので、 タンピングランマのような締め固める力はありません。 コンパクター ≒ 敷き均し タンピングランマ ≒ 締固め というイメージ。 その後はいつも通り。 床下エアコン向きの地中梁方式ベタ基礎です。 断熱材敷き込み ~ 防湿フィルム敷き込み ~ 鉄筋組立 ~ 鉄筋検査 ~ 型枠組立 ~ アンカーボルトセット ~ アンカーチェック ~ 生コン一体打設 ~ 養生期間を経て型枠解体。 いつも通りに綺麗で密実なコンクリートです。ありがとうK左官工業さん。 大工工事スタート。 ホウ酸系防腐防蟻剤で土台を処理してから、基礎に敷いていきます。 下屋や登梁が入り組んだ手間暇かかる形状でしたが、建て方作業は順調に進行。 丸二日でほぼ形になりました。祝上棟。 屋根の防水シートを敷いてしまえばとりあえず雨が降ってもOK。 今回は久しぶりに上棟式を執り行いました。 「上棟式って何?」 「やらなきゃいけないの?」 と御施主様からはよく御質問を受けます。 「施主様の御意向に沿います」 が私のアンサー。詳しくは私に聞いてください。 今回はベテラン丸山棟梁がバッチリ決めてくれました。 年季の入った祝詞。 こういった祭事も近年は減っているので、若い世代の大工は読めない人がほとんど。 私が小学生の頃はあちこちで上棟式&たてまい(もちまき)が行われていたものですが・・・ 施主様一家と大工、現場監督、私、皆で工事安全を祈願。 もちまきも行う予定なのに、あいにくの雨。 そんな天候にもかかわらず沢山の御近所様が集まってくれました。 ありがとうございます。 しかし、 屋根の上からバァッとお菓子やら餅やら五円玉やらを撒くには天気が悪すぎました。 急遽、手渡し方式へ作戦変更。プランB発動。 順番に並んで頂いて、お互いの顔を見て、軽く挨拶をして。 御近所の方々への 「家造るからこれからもよろしくね」 というメッセージにもなったかと思います。 これはこれで凄く良い形ですね。 いよいよ大工工事が本格スタートします。
2020.07.07
リフォーム
CAFE&izakaya 凛
大工工事のお手伝いさせて頂いた、小千谷市内のお店がオープンします。 リフォーム系のお仕事は弊社社長(アラカン=アラウンド還暦)が担当しているので、 SNSやブログなどの露出が少ない傾向にありますゆえ、 私の方からここで告知させて頂きます。 (親父ももう還暦か・・・そういや自分ももうアラフォーです・・・) CAFE&izakaya 凛 7月10日(金曜日)13:00~ オープン facebookページはこちら↓ https://www.facebook.com/ojiyarin 小千谷市内で人気のダイニングバーがリニューアルオープンです。 オーナー様のセンスにより彩られた素敵なテラス席を新たに設置、 そんな外部空間でおいしいジェラートを味わう事が出来ます。 興味のある方々、ぜひ!!
2020.07.03
中島の家3
現場の様子(中島の家3) その一
“中島の家3” 詳細設計もほぼまとまり、工事着手が近づいてまいりました。 梅雨真っ只中の地鎮祭にもかかわらず、当日は晴天なり。 何とくなくわかるのですが、「持っている」タイプの施主様だと思います。 神様に気に入られてるというか、何というか。すばらしい。 建物四隅の地面を御神酒でお清めします。 こういった神事(地鎮祭)はそうそう経験できるものではないので、 子供達の記憶にもきっと残るでしょう。 建物の方はコストパフォーマンスに優れたハコダケ仕様で、 小屋裏収納も含めて3層が重なった四角四面で合理的なカタチ。 切妻屋根にブルーグレーのガルバリウム鋼板、レッドシダーを組み合わせて 柔らかくスッキリした印象の外観を狙いました。カッコ可愛い系とでも言いましょうか。 また、内部は針葉樹合板を仕上に多用した木質感たっぷりの仕立てとなっております。 全面的なヌリカベDIYも予定。施主様は気合十分。 ヌリカベ材は定番の珪藻土ではなくて、新たな素材にチャレンジします。 (ローラー塗りのドイツ漆喰でとっても塗りやすいヤツ) 地盤改良は不要の判定。 基礎工事からスタートです。
2020.06.30
釣り
カヤックお譲りします
5年前に買ったカヤック、お譲りします。 趣味のモノが増えてきて自宅ガレージに余裕が無くなり、 また最近は全く乗らなくなったので、思い切って手放そうと思います。 モノはこれです↓ http://www.swss.jp/sit/malibu-pro2.html 5年前に書いたブログ↓ https://daikyo-kenko.co.jp/blog/916/ ヤフオクやメルカリでやりなさいとお叱りを受けそうですが、 OB様や関係者の方々でも釣りやアウトドア好きは多いと思うので、 あえてこのブログで告知してみます。 (身近な方に乗って頂けたら嬉しいなという淡い期待を込めて) 海で10回ほど使いました。 車庫保管なので紫外線劣化や色褪せはほとんどありません。 もちろん使用に伴う小傷や汚れはありますが、美品の部類かと思われます。 購入希望の方は現物確認をお願いします。 パドル、シート、シーアンカー、ルーフラックパッド、 カヤックカート、ライフジャケット、が付属します。 私、中古カヤックの相場がまったくわかりません。 購入時は一式17万円ほどだった記憶があります。 とりあえず7万円くらいでいかがでしょう?高い?安い? 高いと思ったら値下げ交渉もウェルカムです。 興味ある方はお問い合わせフォームかメールで御連絡ください。
2020.06.26
自分の家
自邸の様子(無垢床の掃除を楽に)
ダイキョーの造る住宅では無垢フローリングが標準的な仕様です。 表面に塗膜を張らない自然オイル仕上にすることで、 木の香りや質感が感じられ、梅雨時にペタペタすることもありません。 3年経った自邸の床も自然な照りが出てきて、グッドエイジングしてきました↓ しばしば「お手入れが大変そう」と御意見を頂きますが、 まったくもってそんなことは無く、 日常的なお手入れ方法において、 世間で一般的なウレタン塗装の複合フローリングと大差ないかと思います。 通常、オイル仕上の無垢フローリングの日常的なお手入れとしては、 ①掃除機でチリや埃を吸い取る ②固く絞った雑巾で水拭きする(上記で落ちない汚れ等) といったところ。 ①に関しては昨今ダイソンのようなスティック型のコードレス掃除機が普及してきて、 掃除機掛けも随分楽になってきました。 しかし②はやっぱりメンドクサイですよね。床をゴシゴシ擦るのは結構な労力ですよね。 我が家では子供達が食べ物や飲み物を床にこぼすので、 水拭き頻度は高めで、私はそのメンドクサイ思いを日常的にしております。 つい先日、“前田の家”の一年点検に訪問した時の事。 「小幡さん、これめっちゃいいよ!」 と御主人が不思議な掃除道具を見せてくれました。 先端に回転するモップヘッドが付いていて、 内臓のタンクから給水する事で床の水拭きが出来るという代物。 しかも汚水回収機能が装備されていて、衛生的。 モップ部分もビチャビチャでは無くて、ボチボチの力で水気を搾った雑巾という印象です。 ビビビッと来ました。これ良いかも。 実は私、以前この手の商品でズボラ水拭きを試み、失敗しております。 https://daikyo-kenko.co.jp/blog/1245/ このブラーバで新居の無垢床でトライしてみましたが、床に水が残り過ぎるんですね。 “固く絞った雑巾” ではなく “ビチャビチャの雑巾” で拭いている感じで。 オイル仕上の無垢フローリングは水分に弱い側面があり、 頻繁に濡れたままにしておくと表面の毛羽立ち、ガサガサしてきます。 でもこれならば・・・あるいは・・・さっそく楽天でポチっとな。 立ったまま、掃除機をかけるように床の水拭きが出来るなんて、 とってもラクチンですよ。ほんと。 足腰の具合が芳しくない方にもおススメです。 無垢材用の自然オイル塗料と言っても様々なメーカー&商品があって、 現在はプラネットジャパンのラッペンワックスというモノを使っています。 メーカー推奨のメンテ方法は・・・ ①日頃のお手入れは軽く絞った雑巾で水拭きしていただくだけで充分です。 ②カルナバワックスエマルジョンでのお手入れ 水性のメンテナンス用ワックスです。カルナバワックスエマルジョンでお手入れして頂くと 天然ワックス成分により、自然な艶が蘇り、その後の汚れが付きにくく、また付いた汚れも取れやすくなります。 日頃のお手入れに加えて2週間~2ヶ月に一度程度お使いいただくとより効果的です。 との事。 ・・・①だけでなく②もこのケルヒャーでやれるのではなかろうか・・・ やはり、ブラーバの時に様に欲が出てくるわけです。 ※もちろん自己責任です。 という事で、 ケルヒャーの水タンクにカルナバワックスエマルジョンを注入して使い始めました。 何度か床掃除をしていますが、今のところいい感じで、 ベタベタした汚れや脂っぽい汚れもキチンと落ちるし、 ワックス成分もしっかり補充されている。 すこ~しモップの絞り具合が甘いかな? すこ~し水気が残りすぎかな? でもまぁブラーバよりはずっと良いと思います。 しばらく使ってみて、感想をブログで書いてみたいと思います。
2020.06.23
錦の家
現場の様子(錦の家) その四
佐藤です。 今週末に見学会を予定している“錦の家” 手直しや植栽を残して工事はほぼ完了です。 シンプルな総二階で、コストパフォーマンスに優れたハコダケ仕様です。 現場は東西に細長く南北には隣家が迫った敷地。南面からの日射が確保しづらい環境ですが、それでも出来るだけ明るく暮らしていただけるよう計画しました。 延床面積24坪程度と比較的コンパクトなサイズ感ですが、この大きさの建物に必要な温熱スペックはどれくらいだろう? 光熱費と建物の大きさは基本的に比例します。このコンパクトサイズであれば超高断熱仕様までいかずとも経済的かつ快適に過ごせるのではないだろうか。 そんなことを施主様と打ち合わせしながら、イニシャルコストとランニングコストのちょうどよいバランスを探っていきました。 温熱スペックは下記の通り。 屋根:セルローズファイバー吹込 t=300mm 外壁:セルローズファイバー吹込 t=120mm (壁内充填) 床断熱:PSF3種 t=90mm サッシ:YKKAP APW330複層ガラス(南面) APW430トリプルガラス (南面以外) 換気:パナソニック 天カセ型ダクト方式 (第一種全熱交換型) Ua値:0.39W/㎡・k(HEAT20のG2グレードとG1グレードの中間) (Q-pex3.71) C値:0.11cm2/㎡ (竣工時実測) 冷房の効き具合を是非ご体感いただきたいのですが、予報をみると週末はあまり気温が上がらないかも? あっっつい日になるよう祈っています… ちなみに27日(土)はほぼ満員ですが28日(日)の見学会、午後はまだ空きがあります。 △13:00~ △14:00~ 〇15:00~ 〇16:00~ (△あと少し 〇空きあり) 予約制ですのでメールかTELでなるべく早めに御予約の上、御来場ください。
2020.06.20
滝谷の家
現場の様子(滝谷の家) その四
メインの外壁は定番の杉の下見板張。 “ウッドロング魚沼杉” という、 耐久性の高い杉の赤身材を強制乾燥させて、ウッドロングエコのプールに漬けた商品。 以前は自社工場や現場でウッドロングエコを塗っていましたが、 この商品は塗装済みという事で現場の負担が減り、職人からの評判は上々です。 最初はウッドロングエコ特有の茶色っぽい色味で、少しづつ濃くなっていきます。 その後、徐々にシルバーグレー色へ移行、自然な経年変化が楽しめます。 道路側(正面側)からみるとこんな感じ。 ほぼ平屋なワイド&ローなプロポーション。 やはりクルマも建物も低重心な方がスマートでクールですよね。 3年前に自宅でやってみた格子天井が好評で、 自宅を内覧した方々は皆 「小幡さんちのリビングの天井いいよね」と言ってくれます。 滝谷の家でもリビングの勾配天井に採用しました。 濃い色の天井は圧迫感が出やすいので高天井部に用いると効果的です。 西方設計の西方先生の手法を参考に下地に吸音ボードを張っています。 高気密住宅特有の室内反響音の軽減という狙いもあり、 デザインだけでなく機能的な面でも意味がある天井です。 手間暇かかるのでそれなりにお金はかかるけれど、 空間の雰囲気がグッと上質になります。 間接照明を組み合わせると、とっても素敵な感じに・・・ 大工工事がほぼ完了し、工事は後半戦へ突入です。
2020.06.16
地蔵のエスネル
現場の様子(地蔵のエスネル) その三
基礎コンクリート完成後、大工工事が始まります。 土台の下に敷く気密パッキン。 ダイキョー仕様と各部の指定部材が違いますが、 やっていることは全般的に同じ、キチンとした高気密高断熱住宅。 仕事の要領も似たようなものなので、特に問題ありません。 その上に土台を並べてアンカーボルトを締めて固定。 出来る範囲の気密補強を行うという事で、構造部材の接合部なども気密テープ処理。 四角四面で総二階建て、シンプルな構造、シンプルな断熱気密ライン。 建て方作業もやりやすくて想像以上にスムーズに現場が進みます。 作業しやすいってことはキチンとした仕事をしやすいって事。 俗にいう「作業性が良い」ってヤツです。 「専務や佐藤君の設計よりも作りやすくていいね!」 と大工の声が聞こえたような気もしますが、聞こえないふりをしておきましょう。 無事に上棟しました。 高基礎が特徴的な独特なプロポーション。 異様な(誉め言葉)雰囲気。目立ちます。 水平構面の構造用合板張~設計者による施工状況確認~タイベックルーフライナー張 通常、屋根の下葺防水層は一層のみですが、地蔵のエスネルはそれが二層。 安心安全の設計です。 その上に屋根垂木を転がし、野地合板を施工。 これが屋根の通気層となります。 で最後に屋根ルーフィングを施工。 ガルバリウム鋼板の屋根を葺いて完了です。 外周面は耐力面材張(モイスTM)です。 構造計算の中で、 耐力壁の強弱を使い分けて耐震性のバランスを取っているため、 場所によって釘の種類やピッチが違います。 間違いが起こりやすい工程なので、施工する大工としっかりと擦り合わせを行いましょう。 モイスの継ぎ目は気密テープで塞いで更なる高気密を狙います。 付加断熱材(ネオマフォーム60mm厚)の施工。 手練れの折田棟梁が手際よくカットして張っていきます。 やっぱりグラスウールマットによる付加断熱と比べると施工がスピーディ。 また雨降って濡れても致命的ではないので気持ちに余裕も生まれます。 繊維系断熱材による付加断熱・・・材料価格は安いが施工に手間がかかる 発泡ボード系断熱材による付加断熱・・・材料価格は高い施工に手間がかからない トータルの費用感で言うと、後者の方が少し安いかな?という程度。 ちなみにダイキョーはどちらもやっていますが、 一長一短あるのでどちらが絶対正義という事もないと思います。 外壁下地のタイベックシートを張って、 窓まわりやダクトの防水テープを張って、 外壁下地木材を取り付けます。 窓まわりの気密処理~壁内の断熱材施工~防湿シート貼 このあたりで突然、“住学” で同業者向けの現場見学会(勉強会)が開催される事になりました。 「ダイキョーさんの素晴らしい気密断熱工事をぜひ皆さんに見て貰いましょう!!」 と村松さん。 校長先生がそう言うのならば、断る理由もありません。 正直、ほんの少しだけ 「まじか・・・同業のプロに見られるのか・・・緊張するな・・・やだな・・・」 という気持ちもありました。 急な告知だったのでそんなに大勢は来ないだろうと踏んでいたのに・・・ いっぱい来た!いや、来ていただいた! 県内で活躍されている同業他社。建築のプロです。 こんな大勢のプロに自社の建築現場を見られる機会なんてまずありません。 少しビビっていましたが怯んでいても仕方ないので、 前向きに対応させて頂きました。 〇新住協方式のボード気密工法の解説 〇気密補強の方法 などなどを御説明。 お褒めの言葉を頂いたり、納まりの質問があったり、プロからの意見は的確ですね。 フタをあけてみればとても有意義な勉強会でした。 「同業他社は敵」という前時代的な考え方よりも、 「同業他社と共に伸びる」がイマドキです。 住学の考え方には共感します。 そうやって建築業界のレベル底上げがなされていけば、 エンドユーザーの恩恵にもつながり、 “地場工務店で家を建てる” という事の価値が今まで以上に高まってくるはず。 家の守り手として、末永く存続し続けるように頑張りたいものです。
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2017.07.04
摂田屋の家2
現場の様子(摂田屋の家2) その六
摂田屋の家2 ブログ更新をサボっている間に完成間近となりました。 足場も解体され、全貌があらわに・・・ ガルバと杉材とぬりかべを組み合わせた外観。なかなかイイ感じ。 温熱性能は下記の通り。 今回は標準温熱仕様+トリプルガラス窓という内容。 外壁付加断熱こそありませんが胸を張って高気密高断熱と言えるでしょう。 建物の断熱性能を表す数値↓ Q値 1.26W/㎡・k Ua値0.41W/㎡・k(Q-pex3.41) この数値が小さいほど断熱性能が高いということ。 建物の気密性能を表す数値↓ C値 0.29cm2/㎡(中間時実測) この数値が小さいほど気密性能が高いということ。 「そう言われても、よくわからん!!」という方々もいらっしゃるので、 この数値がどれくらいの立ち位置なのか、簡単に解説しましょう。 今現在、国内で最もハイレベルな温熱基準として、 “HEAT20の外皮基準”があります。 国が定める最高峰としては“平成25年省エネ基準”がありますが、 我々のような高断熱系工務店からみると・・・ すでに前時代的な最低限のものと言ったイメージです。 なので今現在はHEAT20が塩梅の良いモノサシになるんですね。 エリア別に外皮性能が分かれていて、旧長岡市は4地域に該当します。 G1グレード ≒ ダイキョー標準断熱仕様 G2グレード ≒ ダイキョー高断熱仕様(キューワン仕様) 摂田屋の家2のUa値は0.41W/㎡・kなので、 ちょうどG1とG2の間位ですね。G1.5と言ったところ。 それらの恩恵がわかりやすい資料として HEAT20設計ガイドブックに載っているこんなシミュレーションがあります↓ 4地域(仙台)でモデルプランを真冬に暖房した場合の室内温度分布です。 外気温が氷点下10℃というのがちょっと長岡市とはズレてますが、 参考にはなります。 左上がG2グレード、右上がG1グレード、 左下が平成25年基準相当、右下が平成4年基準相当。 LDの暖房器具1台でどんな温度分布になるかが一目でわかる。 これを見ると「G2かG1がいいなぁ」と誰しもが考えるでしょう。 各部屋の建具を開け払った場合はこんな風になる↑ 当然、空気が対流しやすくなるので、温度ムラが小さくなりますね。 ダイキョーの場合は床下エアコン暖房を採用することが多いので、 この絵よりも、もっともっと各室の温度ムラが無くなり、快適度が高まる。 仮に建具を閉めておいても床下エアコンならば隅々まで暖かくなりますよ。 そんな高性能な摂田屋の家2。 WEBではすでに告知していますが、 完成見学会を開催させて頂きます。お施主さま、ご協力感謝します。 7月29日(土)と30日(日)の二日間。完全予約制です。 28日までにメールか電話でご予約の上、ご来場ください。
2017.06.29
西裏館の家
現場の様子(西裏館の家) その三
基礎工事。 こちらも床下エアコン仕様のベタ基礎です。 掘削~鉄筋組立~型枠組立。 鉄筋検査の後、コンクリート打設。 スラブ(底板)と立上りに打継のない、一発打ち。 強度的にも良いし、耐シロアリ性も高まります。 散水養生。 水を撒いてコンクリートを保湿することで、 急激な乾燥によるヘアクラック等を防ぐ。 これからの季節は強烈な日射熱で乾燥しやすいですから、 なるべく水をまきましょう。 コンクリートが硬化したら、型枠を解体する。 綺麗に出来ました! ここから木工事。 土台の防腐防蟻処理をして敷き並べる。 柱を立てて梁をかけていく。 無事に建て方作業も完了。 周囲を建物に囲まれた旗竿状の敷地なので、外からはあまり見えません。 大工工事が始まります。
2017.06.21
弓町の家
現場の様子(弓町の家) その三
基礎工事開始。 定番の床下エアコン仕様のベタ基礎です。 地面の掘削~砕石敷き均し。 断熱材敷設~防湿シート敷設~鉄筋組立~型枠組み立て。 鉄筋検査の後、生コンクリート打設。 スラブと立上りを一度に打設する一体打ち。 コンクリートの打継が無いので強度的にも良いし、 シロアリに対するリスクも低減できる。 生コンの施工時期は5月でしたが、 晴天日は強烈な日射熱がコンクリートを直撃します。 コンクリートが急激に乾燥収縮してひび割れの原因になるので、 すぐに水を撒いて養生するとGOOD。初期の養生が大切です。 水を張ってプール状態にしておきましょう。 人間のお肌と同じで“保水”がポイントであります。 コンクリートが硬化したら、型枠解体。 密実で綺麗なコンクリートです。 ここからは大工工事。 ヒノキ土台を防蟻処理してから敷き並べる。 建て方作業が始まると、あっという間に上棟です。 Nさん、おめでとうございます!!
2017.06.20
中沢の家
現場の様子(中沢の家) その一
“中沢の家” 地鎮祭が続きます。 この日も晴天でした!! 今年のダイキョーの地鎮祭は雨が降らないようです。 このお宅もトリプルガラスと付加断熱とを組み合わせた超高断熱な躯体。 2階リビングということもあり、 床下エアコン暖房システムではない全館空調システムを採用。 開放的ではない間取り(個室が多い)でも温度ムラの無い、快適な冷暖房を行える、 素敵なシステムであります。 つまるところ“ダクトエアコン”的なモノですね。 ご期待ください!!
2017.06.19
大島新町の家
現場の様子(大島新町の家) その一
“大島新町の家” 地鎮祭を執り行いました。 工事の安全を祈願。 今年の地鎮祭はすべて晴天ですね。 私の日頃の行いが良いせいでしょうか??(そこは施主様か??) ゆっくりじっくり綿密に打ち合わせを重ね、計画を練ってきました。 トリプルサッシと付加断熱を組み合わせ、Q値1.0クラスです。 冬は床下エアコンによる全館暖房で足元からポカポカ。 こんな感じ↓ 夏は小屋裏エアコンによる全館冷房で隅々までヒンヤリ。 こんな感じ↓ まずは地盤改良工事からスタートです。
2017.06.05
旭岡の家
現場の様子(旭岡の家) その五
壁の断熱材施工。 高性能グラスウールを壁内に隙間なく入れる。 グラスウールなどのマット状の製品を施工する場合、 大工の腕によって施工品質に差が出やすい。 壁内の凹凸に合わせて断熱材を切り欠いたりと、 テクニックというか気遣いというか、そういうのが大事なんです。 ダクトなどの貫通部も丁寧な仕事。 発泡ウレタン断熱材でアール部を隙間なく埋める。 ダクトと防湿シートとの取り合いはストレッチ系気密テープで塞ぐ。 無数にあるコンセントボックスも専用部材を使って隙間なく施工。 壁(断熱層)の外側にも内側にも隙間を作らないのが重要。 壁内結露を防ぐためであり、高気密化のためでもある。 気密工事が完了したら、屋内を減圧して隙間量を実測。 気密工事完了時に1回目、竣工時に2回目の気密測定を行ってます。全棟です。 で、旭岡の家、1回目の気密測定結果は、、、 C=0.23cm2/㎡ でした。 平沢大工、いつも通りのいい仕事です。 丁寧な気密処理は最終的に数値となって現れます。 ここ数年、コンスタントに0.2~0.4cm2/㎡を出せているので、 ダイキョーの家は、超高気密だ!と誇っても良いでしょう。 明るい色調のバーチ系のフローリング↓ 窓枠や建具枠も既製品は使わずに、 大工が無垢材を仕上げる。 大工工事が佳境に入りました。 工事も後半戦です。
2017.06.02
西裏館の家
リフォーム工事もやってるよ
新築工事の影に隠れてあまりブログに出てこないリフォーム工事。 リフォームを担当している社長が情報発信をしないのが原因です。 社長ブログ(リフォームブログ)の更新が停まってから もうすぐ3年が経とうとしています・・・ あらためて自社のWEBやブログを眺めると、 大恭建興 = 新築住宅 な雰囲気がありますよね。リフォームっ気ゼロ。 でもうち工務店なんです。 実際はリフォームのお仕事もバンバンやってるんです。 ということで、たまにはリフォーム工事の現場を紹介します。 外装リフォームの現場↓ 住宅の傷んだ外装をリフレッシュするというお仕事でございます。 時がたつと外装材は劣化していきます。 ちょっと大げさに表現するならば、 鉄なら錆びるし、木なら腐るし、窯業系ならボロボロになるし、樹脂は割れる。 そういう方向に劣化していく。 新築から30年以上が経過し、既存の金属サイディングはかなり傷んでいました。 木部も風化してガサガサ。 リフレッシュしましょう。 まず外壁。高耐久な黒いガルバリウム鋼板に張り替えました。 玄関ポーチ廻りは杉板張で木質感をだす。 保護塗料は長持ちなシッケンズで。 折角なので玄関ドアも雰囲気の良い木製ドアに入れ替え。 破風板は古い塗膜をサンダーで削り落とし、再塗装。 軒裏はEP塗り替え、雨樋は新品に交換、などなど、 全面的にリフレッシュされました。 窓の内側にはインナーサッシ(プラマード)も取り付けさせて頂きました。 この年代の家の窓は無断熱アルミサッシ(単板ガラス)が多く、 とても断熱性が低い窓です。 なので、インナーサッシを入れると飛躍的に窓の保温性があがり、 あきらかに体感できるレベルの差が出ます。 冷暖房の効きが良くなり、省エネで快適になる。 リフォームの相談もぜひお気軽に。
2017.05.31
西裏館の家
現場の様子(西裏館の家) その二
地縄を張って、建物の四隅と中央の5ポイントの地盤を調査する。 調査結果は“要地盤改良”でした。 新潟県内の地盤は基本的に弱いので、こんなものです。 そのために“地盤改良工事”というものがあります。 調査結果を踏まえベストな地盤改良方法を選ぶ。 今回は“環境パイル工法”という手法をとります。 なんでそんな名前なのかはわかりません。 セメント系固化材を使わないから?木を使うから?・・・わかりません。 でも色んなメリットがあるので、最近多用している工法です。 8mの深さまで防腐防蟻処理された木製パイルを打ちます。 専用の重機で圧入すると スルスルと杭が地面に飲み込まれていく。 打ち終わるとこんな絵に↓ この上に基礎コンクリートが載ります。 遣り方をだして、基礎工事開始です。
2017.05.23
弓町の家
現場の様子(弓町の家) その二
地盤調査の結果を踏まえ、地盤改良工事を行います。 比較的支持層が浅くて強い地盤でしたが、 深さ1m程度までの表層に軟弱層があるので、“要改良”判定。 諸条件を考慮し、表層改良工法という方法で地盤を固めます。 表面の土を重機で掘削し、セメント系固化材を混ぜて、強固にしていきます。 この固化材を土に混ぜる↓ すると、混ぜた土か固くなって地盤が丈夫になる。 地盤改良工事が終わったら、遣り方を作る。 この木製の仮設物が高さや平面的な位置の基準となる。 基礎工事に続きます。
2017.05.19
摂田屋の家2
現場の様子(摂田屋の家2) その五
屋根工事。 防水シート施工~チェック~ガルバリウム鋼板葺~雪止金具設置 耐力面材やスジカイなどの構造強度に関わる部分の施工が完了したら、 構造検査を受ける。 設計図通りに施工されているか? 釘の打ち忘れはないか? 接合金具の取り付け方法は適切か? などなど、 自社検査と第三者検査機関によるダブルチェックが入る。 サッシを取り付ける。 トリプルガラスは重い・・・年配大工さんにはヘビーだ・・・ そして、外壁の透湿防水シート(タイベック)を張る。 サッシ廻りやダクト廻りに防水テープを隙間なく貼って、 雨水が入らないように確実に処理する。 木造住宅の外壁防水は2層構造になっていて、 外壁を張る前のこの段階で、すでに防水層が1層完成する。 この状態であれば横殴りの豪雨になっても雨は入らない。 木造住宅の防水に関するルールは、 “住宅瑕疵担保責任保険の施工基準”というものが用いられます。 このルールが悪いわけではありませんが、 あくまで“最低限度の防水性能を担保する”という印象です。 自主的に、この基準よりももっと良くできる部分は沢山あります。 作り手のモラルと言うか、向上心と言うか、そう言ったところですね。 防水に“完璧”は無いのですから。 電気屋と設備配管屋が外壁に穴をあけていく。 スリーブや電線、ダクト、給水給湯管、 外壁には多くの貫通部があるわけで、 あけた穴には責任をもって処理してもらわねばならないのです。 ダイキョーが標準仕様とする、 繊維系断熱材と防湿シートと耐力面材をつかったボード気密工法は、 どこにでもある普通の材料を組み合わせて作る最高に普通な工法なのですが、 “施工者のレベルに性能が左右される”という難点?があります。 外壁に一ヶ所穴をあけると、その穴に対して色んな処理をせねばなりません。 ・断熱のための処理なのか(発泡ウレタンで隙間ふさぐ) ・気密のための処理なのか(シーリング材で隙間ふさぐ) ・防水のための処理なのか(防水テープで隙間ふさぐ) ・防湿のための処理なのか(気密テープで隙間ふさぐ) コレを理解してやっている職人は少ない。 現場監督でもわかってない人が多い。 工法や考え方を理解してないと、いい仕事は出来ない。 断熱材の施工。 暖かそうなピンクの高性能グラスウールを壁内に入れていく。 室内側に防湿シートを張る。 このシートは気密のためではない、 壁内に水蒸気が入らないようにするためのもの。 隙間なくテープ処理する。 外部の防水検査の後、外壁下地材の施工。 無垢フローリングはオーク材↓ 自然オイルを塗ってから、張っていきます。
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