大恭建興

現場の様子(旭岡の家) その五

2017.06.05 / 家づくり

壁の断熱材施工。
高性能グラスウールを壁内に隙間なく入れる。
グラスウールなどのマット状の製品を施工する場合、
大工の腕によって施工品質に差が出やすい。
壁内の凹凸に合わせて断熱材を切り欠いたりと、
テクニックというか気遣いというか、そういうのが大事なんです。



ダクトなどの貫通部も丁寧な仕事。
発泡ウレタン断熱材でアール部を隙間なく埋める。
ダクトと防湿シートとの取り合いはストレッチ系気密テープで塞ぐ。



無数にあるコンセントボックスも専用部材を使って隙間なく施工。
壁(断熱層)の外側にも内側にも隙間を作らないのが重要。
壁内結露を防ぐためであり、高気密化のためでもある。

気密工事が完了したら、屋内を減圧して隙間量を実測。
気密工事完了時に1回目、竣工時に2回目の気密測定を行ってます。全棟です。
で、旭岡の家、1回目の気密測定結果は、、、

C=0.23cm2/㎡

でした。
平沢大工、いつも通りのいい仕事です。
丁寧な気密処理は最終的に数値となって現れます。
ここ数年、コンスタントに0.2~0.4cm2/㎡を出せているので、
ダイキョーの家は、超高気密だ!と誇っても良いでしょう。



明るい色調のバーチ系のフローリング↓



窓枠や建具枠も既製品は使わずに、
大工が無垢材を仕上げる。



大工工事が佳境に入りました。
工事も後半戦です。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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