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日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。
2017.03.08
西野の家
現場の様子(西野の家) その十
外装工事が完了。 足場を解体する前にキズや汚れが無いか社内検査を行う。 不備のある部分は手直しして、ようやく足場が取れる。 自邸の外壁も杉板張になる予定なので、まじまじと眺める。 我が家も杉板張か~イイね~ 内部のようす。 施主様のぬりかべDIYも無事に完了し、 プロの掃除屋さんが最後のクリーニングを行う。 どんどん養生がはがされていくと、グッと家らしくなる。 Hさん、いい雰囲気に仕上がってます!! 内部の工事はほぼ完了。 残るは外構工事です・・・
2017.03.07
バスマットを作ってみた
世間では珪藻土バスマットが流行っているらしい。 布製品よりも吸水性がよくていい塩梅らしい。 楽天で見てみると、モイス製のものも売ってる。 モイスってのは調質作用&消臭作用を兼ね備えた内装用の建材。 ダイキョーの家での度々使われる材料ですね。 超多孔質で保水力もあるので、バスマットに向いてるみたい。 作業場にあった在庫品のモイスをカットして作ってみた。 3尺×6尺で6m厚のボード状からMサイズ相当であれば12枚も切り出せる。 自宅アパートで使ってますが、非常に良い。 足の裏の水分を強力に吸い取ってくれる感じ。 いつも子供達がビシャビシャにしてくれるけど、 立てかけておけばすぐに乾く。 OBの方々で欲しい人。連絡ください。お作りします。
2017.03.06
現場の様子(諏訪の家) その五
核家族が住む一般的な間取りの2階建ての家を、 一台のエアコンで全館を冷暖房するには色々と工夫が必要。 階段室だけでは空気の循環が足りないので出来ればもう一ヶ所、 一階と二階を繋げる穴が欲しい。 そういった意味での“吹抜”は非常に効果的です。 しかし、面積的な制約などで吹抜を作れないこともあるでしょう。 そんなときは、必殺スノコ床。 2階の床をスノコ状にして空気の対流を作る↓ 1階から見上げる。 暖気と冷気が対流して、1階と2階が均一な温度になる。 この上は物干場だから、洗濯物も良く乾く。 スチール製の階段。 鉄は部材を薄く作れるので、シャープなデザインをやりやすい。 木の階段もいいけど、鉄も悪くない。 大工造作で本棚をこしらえる。 アルダー材のオイル仕上。 スチールのブラケットは最近お気に入りの上手製作所のもの。 気の利いたデザインです。 大工工事が完了し、内装工事に入る。 内装屋さんがパテ処理して、珪藻土クロスを貼る。
2017.03.01
長岡市のラーメン
麺や真登(2回目)
麺や真登に行ってまいりました。2回目です。 食べログの長岡人気ラーメン店ランキングでも常に上位の本店。 「たいち」や「らーめんヒグマ」といった人気店がひしめく喜多町エリア。そこでも平日の昼から満員な人気ぶりです。 普段は「濃厚つけめん」ばっかり頼んでしまうのですが、今回はブログのため「特製 薫る塩」を選択。もちろん中盛(無料) メニューの紹介文がしっかりしています。 紹介文のないラーメンでは「この香ばしさは〇〇によるものかな…?」とかいって想像力を働かせながら食べるのですが、こういった紹介文があると「これがホタテの旨味か…」と確かめながら食べる感じに。これはこれで乙です。 平日の昼間。店内は満員ですが、店員の人数も多く、仕事の質も高いようなのですぐにラーメンが運ばれてきます。 琥珀色のスープにしなやかな細麺。トッピングは半割煮卵×2・板海苔×3・レアチャーシュー×2・豚バラ角煮チャーシュー・メンマ・白髪ネギ・桜エビ。 透明度の高いスープ。表面は香味油でてらてらしています。 おそらくエビか鶏の香味だと思うのですが、スープと混ざるとどちらか全くわかりません。それくらいスープに馴染んでいます。 爽やかそうな見た目に反して結構こってりしていますが、スープとの絡みが弱くなりがちな細麺の弱点をこってり加減でカバー。なのでスープ単体で飲むとすこししょっぱく感じるかもしれませんが、ラーメンとしてのバランスは良く、そこには麺とスープの補完関係があります。 真空調理法のレアチャーシューは歯応えが独特で、食感が楽しい。好みは分かれると思いますが、私は大好き。 豚バラ角煮チャーシューは柔らかくて美味しいけど「薫る塩」とのマッチングは微妙かもしれません。 メンマは醤油味が強めの個性派。口内環境のリセットに使えるので、最後までラーメンを飽きずに食べるためのよいパートナー。 桜エビと板海苔は、魚介の風味をほどよく加速してくれます。余談ですが、真登はどのメニューでも板海苔がスープとものすごくマッチします。なぜこんなにもマッチするのか全くわかりません。 スープはしょっぱめ、なんて言いながらもスープまで完飲。ダメだダメだとおもいつつ飲んでしまいます。 ごちそうさまでした。今日も美味しかったです。 以前まで季節限定メニューだった担々麺がレギュラーメニュー化したとのこと。次はそれをいただきにまた来ます!
2017.03.01
自分の家
現場の様子(自分の家) その一
両親の引越しも完了し、片付けもボチボチ終わり、 空っぽになった築25年の実家。 若かりし頃の弊社社長が頑張って独立して、田舎から出てきて、 頑張って作った家です。 高床の木造在来工法2階建て。 建築物として特筆すべきことは何もありませんが、 自分が6歳からずっと住んでいた家ですから、それなりに愛着があります。 外装はボロボロですね。 亜鉛メッキ鋼板の屋根(ガルバじゃない!)は錆だらけ。 外壁のアルミサイディングも色あせて斑模様に。 私の母は常々言っておりました。 「医者の不養生」「紺屋の白袴」だと。 大工職人である社長は仕事の忙しさにかまけて、 自宅にはあまり手をかけませんでした。 決して素敵な家だとは言えない状態・・・ この機会にリセットしましょう。 内装は新建材を多用した、当時として一般的と思われる仕様。 断熱材は極めて薄く、グラスウールが少々入っている程度。 窓はアルミサッシに単板ガラス。 Q値だのC値だのという次元ではない。 社長によると、建築当時は出窓の箇所数がステータスだったそうです。 棟梁は折田大工。よろしくお願いしますm(__)m まずは解体からスタート。 建具を外したり、畳を撤去したり。 電気屋さんが高所作業車でエアコンを外したり。 しばらくの間は解体撤去作業です・・・
2017.02.28
旭岡の家
現場の様子(旭岡の家) その一
春の着工案件第二弾、“旭岡の家” 弊社の地元である長岡市内での案件が続きます。 現場監督(佐藤君)も市内の現場だと行きやすくて気が楽ですが、 現場近辺に目新しいラーメン屋さんが無い。 普段あまりいけない遠方の現場だとそのエリアのラーメン屋開拓ができるので、 それはそれで嬉しいようです。 長岡はまだ積雪があります・・・ この現場もまずは除雪作業から開始。 地縄を張って、建物と敷地の位置関係を確認。 気持ちの良い青空のもと、地鎮祭を執り行いました。 夏用長靴は雪の上で足が冷えますね。今度冬用を買おう。 工事安全を祈願し、いよいよ着工です。 建物の方は、 自然素材×高断熱×床下エアコン暖房 と、ダイキョー定番の仕様。 まずは地盤改良工事からスタートです。
2017.02.24
よそさまの断熱仕様
私も今年の夏で32歳になります。30代ってのはやはり、住宅購入を真剣に考える時期のようで、同級生たちがどんどん家を持ち始めました。昔からの付き合いの中で、お仕事を頂くこともあります。「小幡のところ、なんか良さそうだからヨロシク」と。大変ありがたい話ですね。そんな話とは別に、「よその工務店で家建てるんだけど、ちょっと相談のってくれない?」という(虫のいい?)話が結構あります。別にいいよ!友達だし!で、他社の図面や見積書を見る機会があるわけです。デザインが得意な会社、ローコストな会社、色々あり、自分とは違う価値観で設計されていてオモシロイ。自社よりも優れているとか、劣っているとか、そこはどうでもよくて、友人のために何かアドバイスが出来ればいいなという気持ち。そんな感じで図面や見積書を眺めると、いつも目に付くのはやっぱり温熱性能なんですね。昨晩の実話を出しましょう。友人と居酒屋にて。まず図面と見積書を見て一言。「安いな!!」いわゆるローコスト価格帯に属する住宅で、ダイキョーが同規模のものを建てたらまず不可能な価格。まずは価格の安さに驚きます。間取りやデザインなんかは個人の好みだし、特にコメントは無し。しかし、断熱の仕様に関してはしっかりと本音を言いましたよ!酔っ払いの記憶が正しければ下記のような構成でした天井:ロックウールマット 105mm厚壁:ロックウールマット 77mm厚床:PSF 50mm厚窓:アルミサッシ+ペアガラス換気:第三種換気(非熱交換)「価格を考えればそんなもんだろう」という気もするし、その建築屋さんを批判するつもりもありません。が、もうちょっと頑張ってほしい気持ちがおさまらない。まずは窓。費用対効果の高い部分から手を付ける。YKKならAPW330、LIXILならサーモスX、ペアガラスでいいから。次に壁と天井。薄い!!せっかく柱の内法が105mmあるんだから、105mm厚の断熱材を入れてあげて欲しい。繊維系断熱材の施工に不安があるのならばアクアフォームのような現場発泡のウレタン断熱材も良い。床の断熱材もできればもう少し厚く。換気はまぁ、、、そのままでよしとしましょう。これらをやるだけでQ値2.0W以下はいけるはず。冷暖房時の体感もかなり良くなり、省エネ性も高まるでしょう。気密測定なんてやらないだろうけど、出来ればC値1.0以下でお願いします。建築屋さんの仕入れの都合もあるだろうから、どこまでコストアップするかはわかりませんが、ぜひ頑張って欲しい。末永く快適に住みたいのならば、断熱はしっかりと。
2017.02.22
摂田屋の家2
現場の様子(摂田屋の家2) その一
2月も後半になりました。 一年の1/6が終わるんですね。やはり人生って短いかもしれない。 そうこうしていると春の着工ラッシュが始まるわけで、 第一陣は“摂田屋の家2”であります。 アウトドア派のご主人と一緒に、 去年からゆっくり時間をかけて案を練り、煮詰めてきました。 いよいよ着工です。 敷地は南面道路の角地で、日当たり抜群。 いつも通り、パッシブな窓設計と高断熱な躯体で挑みます。 地縄を張ろうと思ったけどまだ積雪が膝丈くらい・・・ 除雪してからの地縄張でした。 そして地鎮祭当日はまさかの猛吹雪。 雪がどんどん積もる・・・せっかく除雪したのに・・・ しかし、施主様の日頃の行いが良いのか、私のおかげなのか、 式を行っている間だけは青空が広がりました!!すごく寒かったよ!! まずは地盤改良工事からスタートです。
2017.02.20
西野の家
現場の様子(西野の家) その九
西野の家の内装は、ぬりかべDIY。 珪藻土をコテで塗って頂きます。 ぬりかべのDIYはちょっと敷居が高いイメージがあるかと思いますが、 ちょっとした工夫でずいぶん手間は減らせます。 まず、天井。 素人が天井に左官材を塗るのはかなり難しい。 ネタが顔に落ちてくるし、腕が付かれる。 だから天井は塗らない。 塗らなくていいように、木質系の仕上とする。 シナベニヤとか↓ モイスとか↓ 次に、下地処理。 ぬりかべの前に、石膏ボードの継ぎ目やビス穴をパテで埋める工程。 ペースト状のパテを凹んだ部分に詰めていくのですが、 極めて地味な作業で、あまり楽しくない。 なので、この工程だけプロに頼むと良い。 精度の良い下地ができるし、地味で難儀な作業をしなくて済む。 当然パテ処理の費用はかかるけど、おススメ。 ようやくここからがDIYタイム。 まずはマスキングテープで枠材、天井との取り合い、巾木、など、 汚してはならない部分を養生する。 奥様がマスキングテープを担当。 そして珪藻土を塗っていく。 我々が作業の要領をお教えします。 材料の練り方、コテの運び方、片付け方、etc 今回はプロの左官屋さんにもご協力頂きました。 やればやっただけ内装が仕上がっていくので、 この工程はやりがいがあるし、楽しい。 仕上がりの良し悪しはかなり個人差がありますが、 今回は非常にお上手。 塗りあがった壁面を見ると、全くDIY感がありません。。。 プロっぽい。。。 仮にうまくいかなくても“あばたもえくぼ”ですよ!! レッツチャレンジ!!
2017.02.17
施工実例 解説
川西の家、施工実例解説です。 ダイキョーの施工物件としては最北端、新潟市北区でのお仕事。 現場担当の佐藤君は色んなラーメン屋に行けたと喜んでおり、 なかでもお気に入りのラーメン屋は“東光”だそうです。 「味噌がヤバい」とのこと。 私も何度か一緒に行きましたが、 正統派の濃厚味噌ラーメンが美味しかった。また行こう。 建物の方もダイキョーの正統派。 日当たりのよい敷地に、太陽に素直な形の箱を作りました。 良い意味で“スタンダード”を意識してます。 自然素材、床下エアコンによる全館暖房、南面大開口、吹抜け、などなど、 ダイキョーの建物らしい要素が盛り沢山。 この写真を撮影したのは12月の晴れた日の午前なので、 太陽の熱をたっぷり取り込んでいるのがわかります。 大きな吹抜けにより非常に開放的。 空気の巡りも良いので、屋内の温度ムラが小さい。 吹抜けは色んな効果効能があり、メリットもあればデメリットもある。 明確な意思を持ってプランに取り入れましょう。 温熱面は標準仕様なので特に超高性能というわけではありませんが、 凸凹の少ないプランでパッシブな窓設計を行い、 ハイレベルな低燃費住宅となっています。 何事もそうですが、大切なのは「基本に忠実に」ですね。 温熱環境の設計は奥が深く、付け焼刃は通用しません。 ここ最近は業界内でも高断熱化の流れが加速していて、 個別のワードだけが独り歩きしている気がします。 「トリプルガラス」 「付加断熱、ダブル断熱」 「床下エアコン」 「熱交換換気システム」 これらは手段であって目的ではない。 じゃあ目的は何か? 冷暖房エネルギーを出来るだけ少なくし、 温度ムラのない快適な屋内空間を作ること これです。 これをキチンとやろうとすると、非常に奥が深い。日々勉強です。 温熱分野が得意な設計者とそうでない設計者の差はとてつもなく大きく、 それぞれの思考回路はまったく違う。 一番怖いのは、 温熱設計のスキルや経験が無い建築屋が形だけ真似て、失敗し、 施主さんが被害を被ること。 これから家を建てようという皆さん。 工務店の技術レベルの見極めは超大切です。 特に温熱や耐震に関しては、 ある程度勉強してから工務店選びをするべきと思います。 モノサシが無いのでは測れませんから。
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