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日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。
2015.11.06
椿澤の家
現場の様子(椿澤の家) その二
解体工事が完了し、更地になりました。 続いて着工前に地鎮祭を行い工事安全を祈願↓ 施主さんと私の日頃の行いが良いらしく、最近はいつも晴れますね。 地盤調査の結果は“要改良” 敷地周囲は田んぼ田んぼ。想定内の調査結果です。 地盤改良は最近標準化した環境パイル工法で行います。 防腐防蟻処理された木杭が現場に搬入↓ これを重機にセットして地面に圧入していく。 最大15トンの力をかけられるそうです。 いとも簡単にスルスルと木杭が刺さっていきます。 基礎工事に続きます・・・
2015.11.04
中島の家
現場の様子(中島の家) その五
断熱工事↓ 大工が断熱材を現場でカットし、施工していきます。 屋根:高性能グラスウール16k 240mm厚 外壁:高性能グラスウール16k 120mm厚 ピンク色で何となく暖かそうなので、いつもこのパラマウント製を使ってます。 断熱材を入れたら、防湿シートを室内側に隙間なく張る。 サッシの構造上、木下地との間には隙間が空きます↓ 当然、断熱的に弱くなる部分なので出来る限りの補強をしたいところ。 発泡ウレタン断熱材で隙間を埋めて欠損を防ぐ。 熱交換換気システムのアルミダクト↓ 換気扇本体は1階床下に設置し、そこから各部屋へダクティングします。 マーベックスの澄家Eco-Sというこの製品。お気に入りです。 温度交換効率90%と、トップクラスの性能を誇ります。 無垢フローリングはオーク材のオイル仕上げ↓ 質感、色味、木目、価格、大変バランスのよろしい材料です。 しばらく木工事が続きます。
2015.11.02
床下エアコン
寒くなってきたので暖房ネタ
ダイキョーでもおススメしている床下エアコン暖房システム。 有名な業界誌、日経ホームビルダーでも床下暖房の特集が組まれたそうです。 まだ読んでませんが。誰か貸してください。 建物の断熱性能を高めて、 小さな熱源(エアコン)でトロトロと全館暖房を行うというスタイル。 その快適性と省エネ性が注目されているということでしょう。 ここ最近ダイキョーではQ値が1.0Wを下回る超高断熱住宅が増えてきました。 今期と来期で数件、お仕事を頂いております。 建物の外皮性能がどんどん上がってきているので、 暖房に必要なエネルギーがさらに少なくなり小さなエアコンで事足りる。 具体例を挙げてみましょう。 30坪ほどのコンパクトな総2階建て↑ 外壁付加断熱とトリプルガラスサッシを組み合わせて、 Q=0.93W/㎡・k Ua=0.32W/㎡・kと超高断熱。 年間暖房負荷は20kwh/㎡を下回ります。 これに床下エアコン暖房を組み合わせて、全館暖房を行う計画。 計算上、6~8畳用のエアコン1台で全館ポカポカになります。 床下エアコン暖房の概念図↓ 住宅の最下部である床下空間を暖めることで、暖気が徐々に全館に行き渡り、 家中が温度ムラなく快適になる。 基礎コンクリートに蓄熱させることになるので、いったん暖めると冷めにくい。 特に1階の床面はほんのりと暖かくなり、輻射熱で体感温度も高くなる。 ダクトやファンを必要とせず、とにかくシンプルなのが最大のメリット。 基礎断熱工法にして、普通のパッケージエアコンを床下に取り付けるだけですから。 ただ、建物自体の断熱性能が一定レベルに達していて初めてできる事で、 温熱計算は欠かせません。 更にシロアリ対策や温度ムラ対策など色々気を使う必要があります。 実例。 右側のガラリの奥にエアコンが付いてます↓ 実例。 サッシ下に通気スリットを設けます↓ ここから暖気が上がってきて、窓からの冷気を相殺。 非常に魅力的な暖房方式ですが、 床下暖房が最高で他はダメ!とは言いません。 間取りによっては別の暖房方式が向いていることもあります。コスト的な面でも。 ケースバイケースということで。
2015.10.30
下々条の家
現場の様子(下々条の家) その六
外壁の透湿防水シート張りとテープ処理が終わったら防水検査。 各部の防水処理が適切になされているか確認します。 外壁仕上材だけではなく透湿防水シートも重要な防水ラインなので、 木造住宅の耐久性に大きくかかわってくる部分。 住宅瑕疵保険が義務化される前はこの工程の明確な施工基準がなかったので、 かなり雑な工事もあったと聞きます。。。 古い建物の外壁リフォームするとよくわかりますよ、 サッシの木下地が腐ってるなんてのは茶飯事です。 軒裏↓ 杉材に木部保護塗料を塗って仕上げてます。 等間隔にスリットを設けて小屋裏換気口を兼ねる。 防虫メッシュを下地に張り虫が入らないように配慮。 無垢フローリングはノルディックパイン↓ 足触りの良い樹種です。 無垢の肌触りを活かしたいので自然オイルを塗って仕上げてます。 パイン材は経年すると、飴色に変化していき、徐々に雰囲気が出てくる。 天井の断熱はセルローズファイバーのブローイング。 気密シートの上に吹き込みます。 外壁は定番のガルバリウムの角スパン↓ シンプルで落ち着いた外観になりました。 “スタンダード感”とでも言いましょうか。 壁に石膏ボードを張りまくっている丸山大工↓ 動きが早すぎて写真がブレる。 工事は後半戦に突入です。
2015.10.28
ドレーキップ窓とは!?
YKKAPの高性能樹脂窓、APW430シリーズに新商品が追加されました。 ツーアクション窓という呼称ですが、一般にドレーキップ窓と呼ばれるものです。 開閉方法がちょっと変わっていて、室内側に障子が倒れてきます。 それも2方向開閉が可能。 欧米などの諸外国では一般的な開閉方法だそうですが、 日本の住宅ではあまり見かけないタイプ。 この窓の利点をざっと並べてみます。 一 窓の外側を掃除をしやすい 二 網戸が外側に付くので、虫が屋内に入らない 三 すべり出し系なので気密性が良い 四 内倒し時は雨が入りにくい 網戸が外側、かつ、すべり出し系窓ってのは他にない。 外側の掃除もしやすい。良い事ばかりです。 ただ、複雑なギミックが内臓されているわけなので、それなりに高価ではある。 断熱性以外の付加価値が付いた、ハイグレードなサッシですね。
2015.10.26
新潟県ラーメン情報
本日は趣向を少し変えて、新潟県のラーメン情報をお届けしようかと思います。 もちろん新潟のラーメン通の方々ならすでに知っていて当然のような情報ばかりですが、ご笑覧いただければ幸いです。 本日お届けする情報は二つ。よい情報と悪い情報がひとつずつ。 まずはよい情報から… 「ラーメン二郎が新潟に出店!!」 (画像はお借りしました) みなさんご存じラーメン界の異端児、ラーメン二郎が新潟に出店します!! とってもたのしみですね…。 ラーメン二郎がよくわからない、という方は以下のHPの「チュートリアル」をご覧ください。 ラーメン二郎 PC店 http://www.geocities.co.jp/Foodpia-Olive/3433/ 私は大学生時代、一度だけ東京のラーメン二郎・品川店でいただいたことがあります。 …あれはラーメンではない何かだと思いました。 旨いとかまずいとかそんな話じゃあない、一種のエンターテインメントなんです。 あの時はもう一生食べない!と思ったけど、新潟店開店の知らせになぜか胸躍る自分がいる。 一口食べた瞬間、中毒の種を心に植え付けられていたのでしょう。 私は、食べに行きます。 開店は11/8(日)。場所は新潟市万代の「長崎ちゃんぽん」のとなり。 次は悪いニュースです。 「けんちゃんラーメンが9/30に閉店!?」 (画像は以前掲載したものです) こんなことがあっていいのでしょうか…。 鶏白湯界にさっそうと現れたけんちゃんラーメン。 新潟県の鶏白湯ファンの心をガッチリとつかみ、長岡ラーメン店での地位を磐石なものとする…はずだったのに。 それくらいのパワーのあるラーメン屋だったはずなのに!! 閉店の理由は公表されておりません。 いきなりだったので、お別れの挨拶もできませんでした。 つけめんもとってもおいしいから、今度このブログで紹介しようと思ってたんですよ。 最期を看取れなかったことを、長らく後悔しそうです。 愛しのけんちゃんラーメン…
2015.10.26
山を舐めてはいけない
久しぶりに登山してきました。 新潟と福島の間にある、浅草岳です。 早朝5時に出発。クルマの外気温は4℃。寒い寒い。 前日の夜のホームパーティーでちょっと深酒してしまったようで、二日酔い。 山を舐めてますね。 登っては休み登っては休み・・・つらかった。馬鹿なヤツですね。 標準的な所要時間はのぼりで2時間程度なんですが、 私は3時間かかりました。 なんと七合目あたりから雪が降ってきました。 天気予報だと晴れなのに、完全に想定外!! 強風と低温で非常に寒い。吹雪ですよ。 ヒートテックにパーカーを羽織っただけの軽装では全く役に立たず、 体温がどんどん奪われていくのを感じました。 人間って体温が下がると体が動かなくなるんですね。思うように足が上がらない。 草木も凍り付いてるし。視界悪いから景色どころじゃあない。 友人が貸してくれた雨がっぱで何とかしのぎました。 意地でも山頂でコーヒーを飲もうという事で、 震えながら湯を沸かし、コーヒーをドリップしました。 こんなにも暖かい飲み物がオイシイとは。 じっとしていると、寒いので即撤収。 逃げ帰るように下山です。 色々勉強になりました。 ○天気予報はあてにせず、防寒着やグローブはかならず持っていく。 ○二日酔いの人は登山に行かない。 どちらも常識なんでしょうけれど。愚かな男です。
2015.10.23
中貫の家
現場の様子(中貫の家) その五
すでに上棟しております。中貫の家。 まずは遣り方↓ 地盤調査したところ、かなり良好な地盤だったため改良工事は不要。 基礎の根切底に砕石を敷き均し、タンピングランマで入念に転圧↓ その上に基礎コンクリートを作っていきます。 鉄筋を組み立てて、型枠組んで。 そして配筋検査を行い、鉄筋が適切に施工されているか確認します。 かぶり厚さ、定着長さ、補強筋、などなど。チェック項目は多岐にわたります。 後からやり直しが出来ない工程なので、検査が重要。 第三者機関の検査に合格してから生コンを打設していきます。 基礎ベース部の生コンを打って、 硬化したら立ち上がりの型枠組んで、 アンカーボルトをセットし、それをチェックし、立ち上がり部の生コン打設。 養生期間を経て、型枠解体。 基礎の土間下全面に断熱材を敷きこみ、コンクリートを打設し、基礎が完成。 基礎の断熱材も標準仕様よりハイグレードになっています。 ここから木工事です。 土台を敷く前に、防腐防蟻処理を行います。 ホウ酸系防蟻剤を噴霧器で吹き付けます。 祝上棟↓ ダイキョー初の100mm厚の外壁付加断熱です。合計220mm厚の断熱層。 細部の納まりや施工方法も入念に検討を重ねました。 平沢大工が気合いを入れて施工にあたります。
2015.10.22
長岡市のラーメン
麺屋 松
建築士の試験等でばたばたしており、長らくブログをお休みしておりました。 ちなみにブログは休んでもラーメンを食べることは休んでおりません。 書くネタもたまっていますので、またばりばりと更新します! 麺屋 松にいってまいりました。 いわゆる二郎インスパイア系のこってりラーメンを提供することで有名な当店。 がっつりニンニクなので午後から打ち合わせがある日は食べられません。が、今日はOK。(事務所には迷惑をかけました…すみません) メニューは「こってりらーめん」と「あっさりらーめん」の二本柱。 とってもわかりやすくてイイです。 そして全ラーメン大盛り無料。食べ盛りには堪りません。 ちなみに私は何度も来店していますが、いまだにこってりらーめんしか食べたことがありません。 あっさりも食べてみたいけど、どうしてもこってりの魅力に勝てない…中毒性の強い一品です。 というわけで今日もこってりらーめん大盛りに味玉トッピング。 スープや具の概要はせっかくなので上の画像をご覧ください。 うーむ、スープがほとんど見えないレベルの大盛り加減です。 少し量を減らすまではスープにありつけない。これもまた一興です。 ニンニクや背脂にまみれた大雑把な外観からは予想もつかないスープの優しい甘さ。 トロトロしているチャーシューは脂身部分が多いのに、味がしっかりと染みています。 画像では見えませんが麺は太めのちぢれで、自家製麺だそう。 太さのわりにコシがあって、スープや野菜、背脂とよく絡みます。 見た目の豪快さとは裏腹に、具材やスープの一つ一つはとっても繊細。でもこってり。 そのギャップがこの魅力と中毒性につながっているのでしょう。 やはり、いわゆる「二郎インスパイア系」の中では一線を画していると思います。 とってもおいしかった。また来ます。こんどこそ…あっさりらーめんも食べてみたい。 最後に。 野菜と背脂がたっぷり乗ったこってり大盛りラーメンが食べきれない、後半段々きつくなる…という方々におすすめな、こってりラーメンをおいしく最後まで食べられる方法があります。 それは、ラーメンが来たらすぐさま「具と麺をひっくり返す」こと。そうすることで 1.味が染みづらい野菜をスープに沈めることで味をしっかりとつける。 2.麺をスープから取り出すことで麺を伸びづらくさせる(時間をかけて食べることができる) 上記2点の結果が得られます。 シンプルな方法ですが効果は絶大。ぜひお試しください。
2015.10.20
永田の家
完成写真(永田の家)
すでにWEBの施工実例に追加されています。永田の家。 まず外観↓ ウッドロングエコ塗装を施した杉板張の外装です。やっぱり木ですよ。うん。 屋根材と雨どいはガルバリウムですが、 その他外装はすべて杉材で構成されています。 切妻屋根と組み合わせたシンプルデザインです。 温熱性能もダイキョーの標準的な仕様。 高性能グラスウールやセルローズファイバーといった コスパの良い断熱材をたっぷり使い、Q値は1.3W/㎡・kと、 いつも通りのハイスペックぶり。 エアコン1台で全館冷暖房可能ですよ! インテリアも全般的に木質です。 床はボルドーパインという荒々しいフローリング。 原木がかなり太い丸太なので、反りや収縮が出やすく、とにかくワイルド。 そういった自然素材の特性に理解がある方でないとこれは無理。 木っぽくて個人的にはすごく好きです。 敷地南面には隣家が迫りくる。1階の日当たりが良くない。 そんな中、いかに1階のリビングで日照を得るか。それが命題でした。 答えはシンプル。 南面して大きな吹抜けを設け、2階から日を入れることに。 もちろん夏季日射対策の庇は忘れずに設け、オーバーヒートしないように。 すだれを併用するともっと良さそうです。 また、冬場のコールドドラフトを軽減するために障子で断熱補強も行っています。 キャットウォークから内側をみる↓ この吹抜けのお蔭で家中明るい。 目論み通りです。
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