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日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。
2017.10.30
井土巻の家
現場の様子(井土巻の家) その二
基礎工事の前に環境パイル工法による地盤改良工事を行います。 防腐防蟻処理された木製パイルを地中に圧入する工法。 この位の太さの丸太のようなパイルを使う。 下水道未整備のエリアなので、巨大な浄化槽を設置します。 普通自動車が1台すっぽり埋められる位の大きな穴を掘って、 そこに30人槽クラスという大きな浄化槽を埋めます。 一般的な住宅は4~5人槽で十分なんですが、 飲食店は排水量が多く、大量の汚水を処理せねばなりません。 なので大きな浄化槽が必要になるわけです。 ここでようやく遣り方(やりかた)を設置。 基礎工事が始まります。 今回は標準的な布基礎方式。 鉄筋検査も無事に合格し、生コン打設。 基礎が完成です。 1階の大半は土間床仕上げなので、しっかりと養生をして上棟作業に備えます。
2017.10.27
クルマ
ニュー社用車
ダイキョー事務所のエントランスに 黄緑色の自転車(ロードバイク)が置いてあるのを御存知でしょうか。 数年前に社用車として購入したものです。 「近所のコンビニや郵便局に行くときに便利だよね」ってね。 「ママチャリじゃダサいからちょっと、こう、カッコいいヤツ買おうぜ」ってね。 そして走行性能に特化したロードバイクを買ったわけですが、 前傾姿勢で疲れる!! 細いタイヤでフラフラする!! 荷物載らない!! という買う前から分かっていたはずのデメリットに耐え兼ね、 誰も乗らなくなりました・・・ 昼飯を買いにコンビニへ行く佐藤君、いつもクルマです・・・ それじゃいかん、ってことで自転車入れ替え計画が発動。 社長と私と佐藤君の役員会議により、これが選定されました↓ 88サイクル、という何かよくわからない自転車。 見たことないような斬新なスタイリング。 見方によっちゃ不格好、後ろに間延びしてる。 しかしそれがいい(ピックアップトラックみたい) サドルも低くて楽そう(足が短いスタッフでも快適に乗れる) タイヤが太い(カッコイイ) 前後ディスクブレーキ(カッコイイ) ママチャリに対して“パパチャリ”という触れ込み。 これが真理だと思う。 男は本格的でカッコイイモノが好きだ。 高額なディスクブレーキである必要があるのか? 高額なファットタイヤである必要があるのか? 耐荷重27kgのゴツイ荷台は必要なのか? こういうのは、必要かどうかじゃない、欲しいかどうか、なんだな。
2017.10.26
中沢の家
現場の様子(中沢の家) その四
台風の襲来に備えて足場のネットを外します。 強風で足場があおられて倒壊しないために。 すると外観が少し見える。良い感じ! 外壁の断熱材施工と防湿シート張が完了。 グラスウールは隙間なく充填され、 防湿シートもビシッと張られ細部の処理もバッチリ。 付加断熱と併せて225mm厚の断熱層となります。 外壁はサッシ(窓)の次に熱ロスが多い部位なので、 可能であれば付加断熱まで頑張りたいところ。 ここまでやればHEAT20のG2グレード相当の躯体性能です。 外気に接する床はポリスチレンフォームの分厚いもので。 微細な隙間は発泡ウレタン断熱材で埋める。 全熱交換式24時間換気システムの本体ユニット。天井裏にに納まりました。 温度交換効率90%、全熱交換効率80%の高性能な換気扇。 “家中の空気を24時間常に換気し、冬寒くならない、夏暑くならない” ダイキョーではそういうエコで快適な換気システムが標準装備。 ダクトエアコンの本体ユニットも併せて天井裏へ設置。 このエアコン1台(12帖用)で家中(70帖程)の冷暖房を行います。 いつもだったら床下にパッケージエアコンを入れて、 床下エアコンによる全館暖房を行うのが定番ですが、 今回はダクトエアコンという手法です。 こんな感じの断熱ダクトが家中の各部屋へ伸びていく。 床下エアコン・・・冷気暖気を自然対流させて全館冷暖房を行う ダクトエアコン・・冷気暖気を強制的に各室に送り全館冷暖房を行う それぞれ長所短所あるわけで、 間取りやライフスタイルによって使い分けると良さそうです。
2017.10.23
沖田の家
現場の様子(沖田の家) その三
耐力面材を施工。釘の種類や間隔を確認。 ダイライトMSという商品が標準的な仕様です。 (最近はちょっとお高いモイスTMも増えてきました) 木造在来工法でもこういった高強度のボードを張れば、 2×4工法のようなモノコック構造に近い強度が出せる。 雑壁と言われる窓上や窓下の部分も耐震要素として機能するので、 耐震設計に余裕が出てくる。 床下地には厚い合板を張って釘を決められた間隔で打っていく。 “剛床”と呼ばれる工法で最近の木造はほとんどこのやり方。 気密を確保しやすくて、断熱欠損も少ない。 水平構面の強度も非常に高い。 昔ながらの根太床工法は少なくなってきました。 ダイライトを張り終えたら透湿防水シートを張る。 サッシ廻りやダクト廻りを防水テープで隙間なく処理する。 断熱材は高性能グラスウール。 柱内に隙間なく入れて、防湿シートを隙間なく張る。 大工が断熱材を手でカットして施工していく。 職人の技量に大きく左右される工程であります。 ダイキョーの場合、 この手の施工に慣れている自社大工と専属大工が工事を行う。 結局、作るのは現場の人間なので、信頼できる職人は会社の宝物です。 棟梁は最年長の丸山大工。スーパーおじいさん(失礼) 迅速丁寧な仕事ぶりは圧倒的です。 フローリングを張る様もカッコイイ。 しばらく大工工事が続きます。
2017.10.19
熱交換換気扇
清掃せよ
ダイキョーの事務所には、 ダクトレスタイプの全熱交換型換気扇がついています。 スティーベル製のLT-50という商品。 3ヶ月に一度はフィルター清掃をしなさいと説明書に書いてありますが、 なんとまだ一度も行っていません!! 「住宅と違って事務所だからそんなに汚れないよ、きっと」 と、みんな何となく思っていたんでしょう。 さて約16ヶ月分の汚れはどんな感じなのか。 おぉ・・・ フィルターを突破したホコリがファンにまとわりついている。 屋内側フィルター↓ ここには排気時に屋内空気の汚れが引っ掛かる。 空気中のホコリがメインですね。 黒いフィルターに白っぽいものが堆積している。 屋外側フィルター↓ こちらは給気時に屋外空気の汚れが引っ掛かる。 排気ガスや花粉などの外気に含まれる汚れ。 茶色っぽいものが堆積している。 セラミック製の熱交換素子は少し汚れてるくらいで問題ナシ。 フィルターがきちんと仕事をしてくれている。 掃除機で汚れが簡単にとれる。 清掃前のフィルター↓ 清掃後のフィルター↓ フィルターの汚れは水につけてモミモミすれば簡単に落ちます。 16ヶ月放置したわけですが、 これはあくまで実験です!! 良い子の皆さんはマネしないでくださいね。 フィルターが詰まるとモーター負荷が増えて、 機械にも悪影響があるだろうし、換気量も減ってしまいます。 マメなフィルター清掃を心がけましょう。
2017.10.18
ガレージは贅沢なのか
現在プランニング中案件の傾向。 インナーガレージ(外部収納)を希望される施主様がたまたま数組重なった。 なぜインナーガレージ(外部収納)が必要なのか、動機は皆さま多種多様です。 「自動車整備」とか 「立地的に地吹雪が強烈」とか 「車を長く大切にしたい」とか 「キャンプ用品等々の収納」とか 木造でしっかりとしたガレージを作るには相応に建築費用がかかるので、 住宅と併せると結構な費用的な負担です。 現実的にはアルミカーポートと薄鉄板の物置になってしまうところですが、 ここをちょっと頑張って頂くと、建築物としては凄く良くなる。 インナーガレージのある過去物件を振り返ってみましょう。 ↑1台はインナーガレージ、1台は屋根のみ、というスタイル。 ↑四方を壁で囲まれたガレージは外部収納としても使えるのが魅力。 ↑ガレージが独立した別棟バージョン。住宅と車庫との間に中庭がある。 ↑ゆったり3台分のスペース。自動車2台と自転車等々の雑多なモノを収納。 地吹雪が強烈な立地なので、四方に壁が必須でした。 ↑自分ち。天井にカヤックやゴムボートを吊って高さ方向を有効に利用。 ↑釣り道具、ボート道具、キャンプ道具、などなど 外部収納的なところに仕舞っておきたいものが沢山。 まだ全然片付いてません・・・ 「お金はかけられないけどガレージ欲しい」という場合。 ちょっとダウングレード?すると下記のようなものがあります。 薄い鋼板製のガレージです。 木造在来工法や2×4工法よりも安価。ちゃんと四方に壁がある。 ※写真はメーカーさんHPより拝借 “クルマのための屋根を架ける” が目的で有ればアルミカーポートに勝るものはありません↓ 費用対効果でこれ以上のものは無いでしょう。 イマドキのものは積雪2.0mまで対応できます。 ※写真はメーカーさんHPより拝借 同じ床面積で比較した場合、ざっくり下記のような費用差となります。 木造車庫 >> 薄鉄板車庫 >>>> アルミカーポート 仕様による差はあれど、こんなところでしょう。 意匠設計側からすると出来るならば避けたいアルミカーポート。 でも、「こんなに安いんだからこれで良いじゃん」という側面もある。 最終的に、決めるのは施主様です。
2017.10.16
自分の家
自邸にベランダを設けた理由
仕事帰りにスーパーに寄って、半額シールが貼られた和牛を買う。 焼肉用にスライスされたものでも良いが、 出来ればステーキ用のブロックを刺身包丁でスライスするとなお良い。 そして、ゴマ油とニンニクでもみ込むとあっという間に美味しい肉になる。 ベランダに出て、グリルをセットし、ビールを飲みながら肉を焼く。 普通の平日の晩酌タイムが少し豪華になり、 「明日も仕事頑張ろう」という前向きな気持ちになれる。 これが自宅にベランダを設けようと思った動機の一つ。 最近は肉よりも魚介類の方が好み。 ハマグリなんかをアルミホイルで包んで焼いて、 醤油を少し垂らしたりすると最高に旨いですよね。 縁側やベランダってのは、「使い方のイメージ」が出来るかどうかが重要。 ライフスタイルによっては「我が家には不要!!」ということだってあるだろう。 万人に必要なモノではない。 家づくりって、自分や家族と向き合うことが重要だと思います。 限られた予算の中で何が出来るのか?取捨選択の連続。 妻子はわかりませんが、少なくとも自分にとって、 ベランダのような半外部空間は重要なモノ。 一つ夢をかなえた、という感じですね。 (ちなみに一人ぼっちでやってます)
2017.10.14
赤海の家
現場の様子(赤海の家) その二
環境パイル工法による地盤改良が完了。 遣り方(やりかた)を作り、基礎工事が始まる。 床下エアコンに最適な地中梁方式のベタ基礎です。 基礎梁の形に沿って地面を掘る。 環境パイルの柱頭が見えますね。 この上に基礎が載ります。 掘削~砕石転圧~断熱材敷~防湿フィルム敷~鉄筋組立 鉄筋検査~型枠組立~アンカーボルトセット~アンカーチェック 生コンクリート打設。 基礎の底盤と立上りを同時に施工する、「一体打ち」 コンクリートの打ち継ぎが無くなるので様々なメリットがあります。 普通の工法よりも施工難度は高めですが、 手練れの基礎屋さんなので安心してお願いできますね~ コンクリートの硬化を待って、型枠を外します。 気泡やジャンカもミニマム、綺麗に仕上がりました。 次は上棟です。
2017.10.12
モイスのバスマット その後
モイスのバスマット(自作品)。 以前ブログでも紹介したモノですが、 自宅で半年余り使ってみた感想を述べます。 超多孔質な材料なので吸水力は文句なし。 未だにグングン足裏の水分を吸ってくれます。 これよりも吸水性がある材料はそうそうないと思いますよ。 布のマットにはもう戻れない。 しかし、致命的な弱点が・・・汚れが目立つ。 自宅の脱衣場の壁もモイスなので、色の差がハッキリとわかる↓ 夫婦+子供2人で半年使えばそりゃあ汚れる。 小幡家メンバーの足裏が特別汚いわけでは無い(と思う) ちなみに一度も洗っていません。使い終わったら立てかけて乾かしてるだけ。 というかどうやって洗えばいいのか。 内部に入り込んだ汚れは水拭きぐらいじゃ綺麗にならないだろうし。 高圧洗浄機でやってみようか?? ネットで調べると、サンドペーパーで削るべし、とあります。 表面を電動サンダーで削った。番手は400。 一般家庭に電動サンダーは無いだろうから 手でやるのならばもっと掘削力の高い粗目が良い。 240番くらいかな? 削り粉が出るので屋外でやりましょう。 それなりに綺麗になった!! でも内部に染み込んだ汚れはうっすらと残ってる。これはどうしようもない。 電動工具を使ったからあっという間でしたが、 これを手でやるのは結構な労力。 建築内装用モイスの流用だから、市販の物よりも汚れやすいのかも知れません。 いずれにせよ、多孔質材なので内部に入り込んだ汚れはきっと落ちない。 これをずっと使い続けるのは不衛生ですね。 消耗品と割り切って、 半年~1年程度で新しいものに交換するのがベターかと思われます。 使い捨てだとしても、この吸水性は魅力的です。
2017.10.11
西裏館の家
現場の様子(西裏館の家) その六
外装検査の後、足場が解体されました。 ブルーのガリバリウム外壁と木製サイディングの組み合わせ。 準防火エリアなのでサッシはほぼ防火戸(網入ガラスorシャッター付)です。 通常は木製玄関ドアは使えませんが、 防火袖壁を駆使して延焼ラインを逃れて、 何とか玄関ドアは木製断熱ドアを入れました。 一通り工事が完了したら社内検査なるものを行います。 “ダメ出し”とか“粗探し”とか呼ばれる作業。 社長、私、佐藤君、の三人で仕上がりの確認を行い、 修繕や調整が必要な箇所にテープを貼ってチェックを入れていく。 キズや汚れ、可動部確認、給排水の具合などなど、 見るべき項目は多岐にわたる。 施主様が気持ちよく住み始めることが出来るように。一生懸命やってます。 チェックが終わったらもう一度、各種業者に来てもらい、 細部の手直しを行う。 今回は3層(3フロア)がつながる家です。階段が1階から3階までグルグルと。 小屋裏部屋があり、そこが収納になったり、冷房チャンバーになったり。 “小屋裏エアコン冷房”に近いシステム。 ここに冷房用エアコンを1台設け、全館冷房を行います。 御主人の書斎になるという噂もありますが、 夏は凍えてしまうでしょう。。。 暖房は定番の床下エアコン。 冬は1階の床下に設けた普通のパッケージエアコンで全館を暖房します。 これでほぼ完成。 もうすぐお引渡しです・・・
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