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日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。
2017.05.19
摂田屋の家2
現場の様子(摂田屋の家2) その五
屋根工事。 防水シート施工~チェック~ガルバリウム鋼板葺~雪止金具設置 耐力面材やスジカイなどの構造強度に関わる部分の施工が完了したら、 構造検査を受ける。 設計図通りに施工されているか? 釘の打ち忘れはないか? 接合金具の取り付け方法は適切か? などなど、 自社検査と第三者検査機関によるダブルチェックが入る。 サッシを取り付ける。 トリプルガラスは重い・・・年配大工さんにはヘビーだ・・・ そして、外壁の透湿防水シート(タイベック)を張る。 サッシ廻りやダクト廻りに防水テープを隙間なく貼って、 雨水が入らないように確実に処理する。 木造住宅の外壁防水は2層構造になっていて、 外壁を張る前のこの段階で、すでに防水層が1層完成する。 この状態であれば横殴りの豪雨になっても雨は入らない。 木造住宅の防水に関するルールは、 “住宅瑕疵担保責任保険の施工基準”というものが用いられます。 このルールが悪いわけではありませんが、 あくまで“最低限度の防水性能を担保する”という印象です。 自主的に、この基準よりももっと良くできる部分は沢山あります。 作り手のモラルと言うか、向上心と言うか、そう言ったところですね。 防水に“完璧”は無いのですから。 電気屋と設備配管屋が外壁に穴をあけていく。 スリーブや電線、ダクト、給水給湯管、 外壁には多くの貫通部があるわけで、 あけた穴には責任をもって処理してもらわねばならないのです。 ダイキョーが標準仕様とする、 繊維系断熱材と防湿シートと耐力面材をつかったボード気密工法は、 どこにでもある普通の材料を組み合わせて作る最高に普通な工法なのですが、 “施工者のレベルに性能が左右される”という難点?があります。 外壁に一ヶ所穴をあけると、その穴に対して色んな処理をせねばなりません。 ・断熱のための処理なのか(発泡ウレタンで隙間ふさぐ) ・気密のための処理なのか(シーリング材で隙間ふさぐ) ・防水のための処理なのか(防水テープで隙間ふさぐ) ・防湿のための処理なのか(気密テープで隙間ふさぐ) コレを理解してやっている職人は少ない。 現場監督でもわかってない人が多い。 工法や考え方を理解してないと、いい仕事は出来ない。 断熱材の施工。 暖かそうなピンクの高性能グラスウールを壁内に入れていく。 室内側に防湿シートを張る。 このシートは気密のためではない、 壁内に水蒸気が入らないようにするためのもの。 隙間なくテープ処理する。 外部の防水検査の後、外壁下地材の施工。 無垢フローリングはオーク材↓ 自然オイルを塗ってから、張っていきます。
2017.05.17
混雑具合のご案内
新年度になり、新規のお問合せが多くなってきました。 「年内に引越ししたいんだけど」 「夏までには着工したい」 といった急ぎのお話も多いので、 着工スケジュールのご案内です。 まず新築に関して。 年内着工の枠はほぼ埋まっております(仮契約や設計中含む) 今からお受けできるのは、基本、来年着工の物件となります。 頑張っても年末の着工が精一杯。 建築予定地が降雪の少ないエリアであれば、 冬季着工も可(1月~2月)です。 詳しくはご相談ください。 すでに来春以降の着工枠も予約が入り始めていますので、 スケジュールの制約がある方は早めのご相談をお願いします。 また、プランや見積りも混雑していて、お時間頂いてる状況です。 お待ちいただいている方々、申し訳ありません。 佐藤君もこんな状況です↓(迫真の演技) リフォームリノベーションに関しては、 随時受け付けております。 お気軽にご相談ください。
2017.05.16
現場の様子(旭岡の家) その四
基礎の内側に断熱材を貼り付ける↓ 断熱欠損が無いよう、隙間は発泡ウレタンで埋める。 耐力面材(ダイライト)張り↓ 外周部は耐力面材とスジカイを併用して耐力壁とする。 釘の種類やピッチを確認。 内部は基本的にスジカイで耐力を確保する↓ 地震時に大きな圧縮力や引っ張り力が作用する部分だから、 強度が大切。 スジカイ材は大きなひび割れや抜け節がない良質な木材を選びましょう。 大工さん、ちゃんと選んでね!!構造検査でNGになるよ!! 接合金物も適切に施工されているか確認。 昨今の接合金物はビスの長さや種類が多用なので、間違いが起こりやすい。 自邸でも紹介したように、サッシ専用の防水部材を使って漏水耐性を高める。 窓周りは雨漏りしやすい部分ですから、これは入れておきましょう。 このグリーン色の部材がそれ↓ サッシが取り付くとこんな絵になる↓ この商品は室内側に水返し(立上り)があるので、安心感がある。 外壁を貫通する部分の気密処理↓ これは換気扇ダクト。 これはエアコンのスリーブ↓ シール材で隙間を埋めていきます。
2017.05.12
釣り
禁断の動力船
いつも一緒に釣りに行く友人T。 今年も一緒にカヤックで海釣りを楽しもうと思っていました。 今年も沢山の雑魚たちを釣り上げるつもりでした。 私のカヤックはタンデム(2人乗り)なので、2人で漕いだ方がスピードが出るし、 一人よりも二人の方が沖に出た時に心細くないんです。 ・・・ しかし、情勢が変わってきました。 なんと彼は禁断のエンジン付ゴムボートを購入したのです。 「手漕ぎなんてやってらんねーよ!」と・・・ ホンダの2馬力船外機↓ スロットルをひねるだけで、グイグイ進むらしい。 カヤックだとね、沖につく頃には漕ぎつかれてグッタリするんだけども・・・ これならば、きっと快適な釣りができるに違いない。 電動ポンプであっという間に膨らむ。 うちの長男、カヤックは怖いと言って乗りたがらないんだけど、 ゴムボートならぜひ乗りたいらしい。 で、GWに彼のゴムボートで釣りに連れて行ってもらった。 結果、たくさ釣れた。 カヤックよりも機動性が良いので、魚探を見ながら魚を探せるし、疲れない。 非常に良い塩梅だ。 70センチ越えのワラサ↓ もう少し大きければブリでした・・・ 30センチ超えのアイナメもたくさん釣れた↓ あら汁にして食べたけど、すごく旨かった。 いいなぁ、ゴムボート。。。
2017.05.10
自分の家
現場の様子(自分の家) その五
屋根下地のルーフィング(防水シート)施工↓ 屋根材の施工↓ 一般的なガルバリウム鋼板よりも耐久性がUPした、 SGL(エスジーエル?スーパーガルバリウム?)鋼板としました。 価格も少しUPしますが、 母材の耐久性は従来のガルバリウム鋼板の3倍だそうです(ホントか!?) 自邸のように屋根に太陽光パネルを載せる場合、屋根材の耐久性って重要です。 例えば将来、屋根材のメンテナンス(塗り替え)を行う事になった場合、 太陽光パネルの下部ってどうやって施工するのでしょう。 そうなればパネルの脱着工事が必要ですよね。 外して、クレーン車で下して、地面に仮置きして、また吊り上げて、取り付ける。 相応の費用がかかることでしょう。 だから屋根材は高耐久でメンテナンスが不要なモノが好ましいと思います。 外周部に張る耐力面材↓ 普段はダイライトを使うところだが、 理由があって少々値が張るモイスを採用。。。 リノベーションの宿命ですが、 古い構造体は柱や梁などが反ったり痩せたりしているケースが多いんですね。 建築時のプレカット精度や材料の乾燥収縮などが要因としては考えられます。 これは木造だから仕方のないところ。 そんな平滑でない柱や梁の側面(凸凹面)に 粘りのないダイライトのような耐力面材を釘で打ち付けると。。。 割れてしまいます。。。 そういった意味では構造用合板がベストなのですが、 防火性と透湿性が確保できないので難あり。 ダイライトよりもモイスの方が粘りがあり、割れにくいです。 (あくまで個人的感覚。大工達も同意見。) くぎ打ち機で柱や梁にモイスを張る↓ 面材に釘がめり込みすぎると設計通りの強度が出ないので、 釘打ち機のパワーは抑えめで、最後は手締めする。 モイスの継ぎ目は気密テープ処理↓ サッシを取り付ける前にストレッチ防水テープで処理↓ 3面が交差するこの部分が雨漏りしやすいところなので、 これは標準仕様です。 サッシを取り付けて、屋内から見るとこんな感じ↓ 多少の雨水が流入しても、防水テープが木下地を守ってくれる。 基本の窓はYKKAPのAPW430です。 樹脂フレームにトリプルガラスが入った高性能窓。 性能と価格のバランスもよく、 ダイキョー物件でも採用率が高くなってきました。 自邸は“ドレーキップ窓”というタイプをメインに使っています。 日本ではあまり馴染みがない開閉方法で、 ガラス部が室内側に開きます。 メリットは・・・ 〇外側にスダレなどの日射遮蔽物をセットしやすい 〇気密性が良い 〇窓の外側の拭き掃除をしやすい デメリットは・・・ 〇ギミックが複雑なので高価 外壁付加断熱の下地施工↓ ダクトや配線の貫通部の気密処理↓ シーリング材で隙間を埋める。 ここは主に電気屋さんと配管屋さんの仕事。 ダクトや配線の貫通部の断熱補強↓ 木下地で箱を作って、発泡ウレタン断熱材でR部の隙間を埋める。 付加断熱材を入れていく↓ 105mm厚の高性能グラスウール。 柱内と併せて、225mm厚の断熱層となる。
2017.05.08
西裏館の家
現場の様子(西裏館の家) その一
GWのお休みを頂いておりました。 例年、我が家のGWと言えばキャンプが定番だったのですが、 キャンプ場を予約するタイミングを逃し・・・ 久しぶりのキャンプ無しGW・・・ しかし、天気も良かったので外遊びはしっかりと。 BBQしたり、カヤック&ゴムボートで釣りに行ったり、 友人宅の新築祝いに行ったり、 好きな事やって、リフレッシュできました。 今日からバリバリ働きます!! 三条市内での計画 “西裏館の家” 3層が連なるコンパクトな家です。 シンプルに四角四面。合理性を求めたカタチ。 標準断熱仕様で1台のエアコンで全館冷暖房。 定番の自然素材インテリア。 THEダイキョースタンダードな家になりそうです。 まずは地縄を張って、敷地と建物の位置関係を確認↓ 青空の元、地鎮祭を執り行いました。 三条もラーメン屋がたくさんありますから、 現場担当の佐藤君も嬉しそうです。 いよいよ着工です。
2017.05.07
燕市のラーメン
麺屋はる
麺屋はる にいってまいりました。 (画像お借りしております) 2013年に燕市でオープンした本店。まだまだ歴史は浅く、アクセス的にも絶妙な立地ですが、常に混雑している人気店です。 平日でお昼時から少しずらして訪れたのでぎりぎり並ばずに座れた感じ。 豊富なメニュー。いろいろと目移りしますが、今回は二枚看板のうちの一つ「背脂らーめん 塩(特)」をチョイス。 トッピングはレアチャーシュー・岩のり・メンマ・ほうれん草・刻みとスライスの2種類タマネギ・煮卵。 ちなみに煮卵は(特)のトッピング。栄養価の高い特別な玉子を使用しているらしいです。 スープは動物系っぽさもありつつ、魚介の旨味もあるような気がします。塩のタレは少ししょっぱめ。ですが背脂とミックスすることで、味の濃さとマイルドさが共存しています。ここまで背脂が入っているのに淡麗さすら感じるのはすごい。 麺はちぢれ太麺。いわゆる燕三条系のらーめんのような極太麺ではありません。おそらくスープとの絡みを意識した選択だと思います。スープも麺もでしゃばりすぎない。両者の補完関係によってのみ為される見事なラーメンです。 レアチャーシューは豚肩ロースを使用(そう書いてありました。)しており、チャーシューというよりローストビーフのほうが近いような気がします。薄味なのに旨味もあって良いのですが、インパクト薄めでスープと麺の影に隠れがち。早めに食べないと、アツアツのスープによってだんだん赤身の部分に火が通ってしまいます。 煮玉子は黄身の濃厚さを感じましたが味付けは薄め。しかしこの塩ラーメンにはマッチしていると思います。 それなりに味が濃くて脂っぽいラーメンなのに、2種類の切り方のタマネギやメンマがアクセントとなり、最後まで飽きずにあっさり完食してしまいました。 背脂塩ラーメン。わりとあるメニューですが、そのどこの店とも違う、新しい風を感じるラーメンでした。 とても美味しかったです。次は「背脂ラーメン 醤油」かな。また来ます
2017.05.01
弓町の家
現場の様子(弓町の家) その一
“弓町の家” 間口が5mほどの細長い敷地での計画。 普通車2台分の駐車場の幅と同じ、と言うと分かりやすいかな。 あらためて敷地に地縄を張ってみると、細長さが際立つ。 建築プランも施主さんとゆっくり時間をかけて練ったので、 きっと素敵な家になるに違いありません。 春らしい気持ちのいい陽気のなか、地鎮祭を執り行いました。 いよいよ着工です。
2017.04.28
選択肢があるのは良い事だ
ダイキョー事務所の近くに、 目新しいスーパーマーケットがオープンしました。 その名も、“ラムー長岡愛宕店”であります。 風の噂によると、 関西の激安店で、新潟県は初出店だそう。 長岡市内のスーパーマーケットは“原信”が圧倒的な店舗数で、 ガッチリと市民のハートをつかんでいる。 (と個人的に思っているし、個人的にもつかまれている) 私も毎日のように利用させてもらってます。 気の利いた小分け包装! オイシイお惣菜! レジ袋詰めサービス! 豊富な種類のアルコール類! 利用者側の立場に立ったサービスが際立つ、素晴らしいお店です。 そんな中、果たしてラムーはどう切り込んでくるのか? 店内を隅々まで確認したわけではないが、 お弁当や惣菜、生肉類の価格が激安だと思う。 チーズハンバーグ弁当↓ 驚異の¥184 しかも2割引き。 ボリュームも普通のコンビニ弁当相当。 にぎり寿司8貫↓ ¥369 回転寿司も真っ青。 ネタも多様で醤油もついている。 あさりのボンゴレパスタ(バジル)↓ ¥91 とうとう100円を下回ってきた。 ボリュームも十分なので100円ランチも夢ではない。 味の方はまぁ、 個人の嗜好もあるので何とも言えませんが、 「めちゃくちゃオイシイ」という類では無いと思います。 ただ、価格を踏まえるとコストパフォーマンスは良い。 佐藤君なんかは、 「この値段でコレだったら全然イケますよ!!」 と嬉しそうにボンゴレを食べていました。 きっとラムーの策略は、「圧倒的低価格」という一本の槍なのでしょう。 サービスや商品の質は、一般の大手スーパーが優位かと思いますが、 この価格であれば・・・ 「コレはコレでアリ」ということになるのではないでしょうか。 サービスや商品の品質をウリにしている大手スーパーマーケットとは、 お客さんの層も違う気がします。 “食”にどれだけコストをかけるか。 どちらが良いとか悪いとかの話ではなくて、考え方&価値観の違い。 いずれにせよ消費者にとって、選択肢が多いのは良い事です。 ここで私は思うわけです。 “住宅産業”にも通ずる部分があるな、と。 同じようなサイズの家でも色んな価格のモノがありますよね。 30坪で1200万円の家もあれば、2400万円の家もある。 私のような業界人にはその差はよくわかるし、質の違いを理解できる。 でも興味のない人にとっては、どうでもいい話。 「安い方で十分!」ってね。 で、その結果、建てた家がイメージ通りであれば、幸せですね。 そういう方々も沢山おられるでしょう。 しかし、不本意なものだったら悲劇です。 お弁当だったら、「マズイ!!もう二度と買わない!!」で済むけれど、 住宅の場合はそうはいかないですから。 安い家はなぜ安いのか?高い家はなぜ高いのか? 面倒くさくても、その辺りの下調べをしてから、家づくりに臨みましょう。
2017.04.26
摂田屋の家2
現場の様子(摂田屋の家2) その四
基礎が出来上がったら、続いて建て方作業。大工さん出番です。 まず土台をエコボロンで防腐防蟻処理してから、基礎上に敷き並べていく。 柱を立てて、梁をかけて、何事もなく無事に上棟しました。 Hさん、おめでとうございます!! 外周部はすべて耐力面材張(ダイライト) スジカイも併用して耐震性を高めます。 積雪1.5mで耐震等級2相当の構造体。ダイキョー標準仕様> 大工工事、開始でございます。
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