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日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。
2014.06.10
熱交換換気扇
熱交換換気システム
昨今の住宅は気密性能の向上により、24時間換気が義務付けられています。 人間の呼吸等で室内空気は汚れるので、 隙間が少ない高気密住宅は換気が必要、と言うこと。 室内の空気が2時間に1回、全部入れ替わる様に換気扇を設置します。 これを計画換気と呼びます。 住宅の断熱性能(≒燃費性能)向上させようとすると、 床(基礎)、壁、天井(屋根)、窓の熱抵抗値をとにかく上げ、 高断熱な箱を造るってのがオーソドックスな手法ですが・・・ どんなに躯体の断熱スペックを上げても24時間換気は必須なんです。 県内で一般的な換気方法である第三種換気だと、 せっかく暖めた(冷やした)室内空気を排気ファンで外に捨て、 給気口から外気を室内に取り込みます。 暖房時は冷たい外気が入ってくる、冷房時は熱い外気が入ってくる。 冷暖房期においては、これは大きな熱ロスです。 そこで出番なのが、熱交換換気システム。 排気と給気の“熱”のみを交換してくれる魔法の換気扇。 冬を想定し、外気温が0℃、室温が20℃、交換効率80%とした場合、 この換気扇を介して外から入ってくる新鮮空気の温度は16℃程度。 汚れた空気と一緒に捨てるはずの“熱”を回収し、室内に戻してくれるのです。 ↓マーベックスさんカタログから抜粋しました! 大沼新田の家には、マーベックスの澄家-Ecoと言う熱交換換気システムを導入予定。 ハイスペックな省エネ住宅には積極的に採用していきます!
2014.06.02
一年点検
アフターメンテナンスとして、 お引渡し後一年を目途に点検に伺います。 社長、私、佐藤君、の3人でゾロゾロと。 まずは“福道の家” 外回りから目視で点検。 鳥のフン攻撃がスゴイそうで、外壁と窓が。。。 後日佐藤君が脚立と雑巾を持って掃除に行きます。 床下に潜って状況を確認。 特に湿気もなく、健全な床下です。 シロアリなどの虫の気配も無し。 あとは、内装の確認。 木造住宅なので新築後一年程度は木材の乾燥収縮により、 壁の隙間ができたり、建具の動きが渋くなったりしがち。 自然素材が呼吸している証拠でもありますが。 新築後一年を目安に修繕、調整することで、 キレイな状態にリセットします。 同じように“条南の家”もつい先日点検に伺いました。 ガンダム好きなご主人は勿論、 ガンダムUCを見に映画館に足を運んだそうです。 パンフレットも入手されたと。さすが。 建物の方も大切に使って頂いているようです。 床のオイル塗装も定期的に行っているということで、 とってもいい状態のパインフローリング。段々と飴色へ経年変化していく。 これが自然素材の良さである、経年変化(経年美化)という概念。 また、室内空間はモイスと珪藻土クロスのお蔭で、空気がいい。無臭に近い。 一年点検に伺うたびに自然素材の良さを改めて感じます。
2014.05.28
葛巻の家
ワイルドだろう?
葛巻の家の床板は超アバンギャルド。 フローリング材として加工されたものではなくて、ただの荒板です。 “フローリング”じゃなくて“床板”って雰囲気。 真鍮釘を脳天から打って固定していきます。うちの事務所の床材と同じ仕様ですね。 ビシッと加工された一般的なフローリングには無い、ザックリとした質感を狙ってます。 丸山大工が抜け節を木で埋めます。埋め木という技術。 床用の自然塗料を塗って仕上げます。オスモのホワイトで着色。 カントリーっぽくならないように、、、色の選定は検討に検討を重ねました。 作った色サンプルの数は20を超え、 事務所には白く塗られた杉板が大量にあります・・・・ 厚塗り仕上げ、薄塗り仕上げ、ふき取り仕上げ、うずくり仕上げ、サンダー仕上げ、etc 同じ塗料でも塗り方によって木の表情が全く違う。 この絶妙な“白”には、施主さんも我々も納得!!
2014.05.26
鋭意作業中
こちらも新規の物件。“大沼新田の家” 弥彦山と角田山を望む、良好なロケーション。 何となく弊社事務所の周辺環境に似てますよね。田んぼの向こうに山がある感じ。 こういう開けた土地は良くも悪くも風が強いので色々と気を使う必要あり。 プランニングの段階で風通しの検討をしっかりと行います。同時に冬場の北風にも配慮。 実施設計図がようやくまとまり、最終的な調整作業を行ってます。 ほぼ総2階建てのシンプルなBOX型の家。 暫定の仕様ですが、熱交換換気システムと床下エアコンを装備。 吹抜を効果的に配置し、家中丸ごと暖房する計画です。 冷暖房を使わない時期(春と秋)は自然風が通り抜け、 冷暖房が必要な時期(夏と冬)は魔法瓶の中で快適に過ごす。そんなイメージ。 全館暖房前提なので、もちろん断熱もハイスペック。 高性能グラスウールをたっぷり使用したボード気密工法。 樹脂サッシ、熱交換換気システムと組み合わせて、 概算のQ値≒1.5! 月々の冷暖房費用もグッと抑えられる、 北海道でも通用する高断熱仕様です。
2014.05.23
床下エアコン
床下エアコンについて
今週末はプレゼン。プレゼンテーションです。 「その敷地とその家族に最適な建物のご提案」です。 自分で言うのも何ですが、今回もかなりいい感じにまとまりました。 大屋根+ガレージが特徴的なプラン。 夏季の日射遮蔽のため、軒は深く深く。 気に入ってもらえるといいな。 Q値は1.5クラスとし、床下エアコンによる全館暖房も目論んでいます。 今年度は床下エアコンを採用予定の物件が多く、 大恭建興の床下エアコン元年になりそう。 実は昨年度から色々研究し、 「床下エアコン+基礎断熱」のメリット・デメリットを探求してきました。 足元から輻射熱で暖かく、 特に高断熱住宅と組み合わせればかなりの省エネ効果も期待できるなど 温熱環境的には理想に近い暖房方式。 前々から採用したいとは思ってました。 一方で、やはりデメリットも出てきます。 基礎断熱工法特有の問題点(主にシロアリ)や、 床下木部の防腐防蟻剤が人体に無害では無い事など、 明確な対処法が無ければ、安易に採用すべきではないと考えてきました。 が、 社内での検討を重ねた末、ようやく問題点に対する対処法がまとまり、 床下エアコンを採用できる状況に至りました。 直近の物件では“喜多町の家”に床下エアコンシステムが入る予定です!!
2014.05.19
ガンダムッ!!
たまの休日、映画を見にイオン新潟南へ。 ガンダムUCのエピソード7、これで劇場版が完結。感動の最終話でした。 久々にワクワクしましたね! 内容的には、ラーメンで言うところのトッピング全部乗せ。 歴代ガンダムの要素がたっぷりで、 昔からのガンダムファンのための映画!!といった感じ。 ボリューミーなので何度も見ないと良さがわからん。と思います。 ちなみに他の観客はほとんど男性。女子はほぼ無。 メガネ率は70%~といったところ。自分もメガネでしたが。 友人の田口君も程々に感動していました。 彼との出会いもガンダム。学生の頃です。 入学したてで皆が友達を作ろうとしている雰囲気の中、 何やらガンダムの話を得意げにしている奴がおりました。 私は「にわかガンダムファンか・・・」と上から目線で、 彼を試すつもりでガンダムクイズを出しました。 小幡「アルビオンの艦長は誰?」 田口「エイパー・シナプス」 そこから彼と私の付き合いは始まりました。 今思えば自分の方がにわかだったのかも知れません。 彼のガンダムに関する造詣は深く、自分よりはるかに上を行きます。 この前もガンプラを一つ組んでもらいました。 水陸両用MS ゾゴック。 ゲート処理、合わせ目消し、グラデーション塗装、ウェザリングなど、 好きこそものの上手なれ。ですね!
2014.05.16
葛巻の家
現場の様子(葛巻の家)
屋根のルーフィング張り↓ 仕上材げの下に張る防水シートです。 上下方向100mm以上、横方向200mm以上のラップ長を確認。OKです。 一部、立ち立ち上がり高さが不足していたので張り直して合格。 続いて屋根仕上材を張ります。毎度おなじみガルバリウム鋼板葺き。 雪止めアングルもしっかり固定されました。 構造金物の取付状況も確認。 自社検査、外部建築士による検査、ともに合格。指摘箇所ナシです。 外部面材(ダイライト)の釘打ちピッチも問題なし。釘のメリコミも大丈夫。 釘のメリコミがひどければ本来の強度が出ません。 耐震性に直結する部分なので非常に重要な部分。 作業効率しか考えない大工だと、釘打機のエア圧を高くしてガンガンめり込ませます。。。 釘が貫通してるじゃん。。。みたいな。。。楽だからね。。。 うちの現場ではありえませんが! 大工との事前協議で「釘のメリコミは1mmまで!それ以上は許しません!」 と取り決めしてあります。 釘が浮いた部分は最後に手打ちで締める。 外壁のタイベックシート張り。 細部の防水処理を終えたら防水検査です。
2014.05.08
喜多町の家
現場の様子(喜多町の家) その一
もうすぐ着手する案件。“喜多町の家” 基本設計と実施設計ともに昨年のうちに終えていて、 敷地の完成を待つのみ。現在、造成工事の真っ最中です。 そういう場合は造成工事の予定図面を元にプランを組み立てることになるわけですが、 やっぱり現地が実際どうなってるか気になるので、ちょくちょく偵察に行ってます。 あのダンプの向こう側の敷地、、、 ホントに敷地形状は図面通りになるのか? 電柱の位置は図面通りか? 道路や隣地との高低差は? 太陽のまわり方はイメージ通りか? やはり色々気になります。 イメージパースはこんな感じ↑ 南側に広い庭を配し、ウッドデッキと大型テラス窓を介して内部と外部が繋がります。 いつもの大恭建興らしく「自然素材×高断熱」な住宅です!
2014.05.01
光をデザインした住まい
WEBのギャラリーを更新しました。青山の家。 “光をデザインした住まい”と題してます。 新しい分譲地で敷地の広さは40坪と、比較的コンパクトな敷地。 低層住居専用地域ということもあり高さ制限が厳しかったり、 建蔽率もシビアだったり、制約の多い条件でしたが。。。 可能な限り、敷地ポテンシャルを引き出したつもりです! 南面に道路が面した日当たりに恵まれた敷地でした。 そうなればやっぱりパッシブしたくなり、 南側の大きな窓+日射遮蔽。 外観はシンプルに徹し、白いガルバリウムとレッドシダーでまとめました。 海が近い立地なので塩害対策も重要。 屋根の軒出を無くして、雨による外壁洗浄を狙ったり、 塩害エリア仕様の給湯器、木製の軒裏材など、塩に強い外装です。 白を基調としたインテリアは、外観とイメージを共有してます。 壁や天井にはプラネットウォールなる自然素材の塗り材。びっくりするくらい真っ白。 床などの木部はチーク無垢フローリングのオイルフィニッシュ。 スリット状の吹抜に面して大型FIX窓やトップライトを配置しているので、 屋内は自然光だけで十分に明るい。 トップライトを開放すれば、下から上へ風が抜ける。 採光、通風、空間の広がり、様々な効能がある吹抜です。 施主さんご要望の、素晴らしく緩やかな階段。 過去に自分が図面描いた物件で一番緩やかです。 踏面が300ミリもあるとすごく安心感がありますね。 内観、外観ともにシンプルに徹したデザイン。 かつ本物をたっぷり使った「自然素材」の家。 施主さんの“らしさ”が全面に出てきたTHE注文住宅です。
2014.04.28
葛巻の家
現場の様子(葛巻の家)
先週、無事に棟上げしました。 この時期の作業は天気が良くて気持ちいい。 まずは土台敷き。虫害に強い米ヒバ材 or ヒノキ材が標準。 仮並べして、アンカーボルトの穴をドリルであけます。 さらにシロアリ対策として防腐防蟻剤を塗ります。土台裏側もしっかりと。 “エコボロンPRO”なる人畜無害で高性能な防蟻剤です。 従来の揮発する系の防蟻剤よりも人間に対しては安全安心なホウ酸系防蟻剤。 最近、標準化しました。 東新保の家と同じように水害を想定した高基礎なので、 基礎断熱工法ではなく床断熱工法です。 基礎天端と土台の間には通気パッキンを挟み込んで、床下を換気。 木とコンクリートとの縁を切ってくれるので、これもシロアリ対策となります。 平屋なのでパタパタと作業が進み、あっという間に建物の外郭が見えてくる。 ベテラン丸山大工の手際がいい。 小屋裏部屋があるので、1.5階建てくらいの高さ。 ちなみにこの外壁面はほとんど窓!!ガラス張り!! どオープンなリビングです。 南側なんで、夏季の日射遮蔽もちゃんと考えてありますよ!!
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