えなみ にやってまいりました。
福島県福島市。初の県外ラーメンブログです。
新潟の著名な建築家の先生が福島県でオープンハウスを行うというので大樹さん、高橋さんと見学に行きました。
せっかくの遠征、その土地のラーメン(喜多方ラーメンではない)を食べてみたいと思うもの。
「お昼何食べる?」ではなく「お昼はどこのラーメン食べる?」と聞いてくれる大樹さんはとても理解のある上司です。
福島でのラーメンは初。なのでオープンハウスへの道中から逸れすぎない中で、食べログでもっとも高得点な店舗を選定しました。
お店選びは基本的にミーハーです。
それがこの「えなみ」さん。福島市の食べログラーメンランキングで3位(2018/10/26現在)の名店。
東北自動車道 福島飯坂ICを降りてから車で5分という立地もベスト。
駐車場は狭め。
平日の11時過ぎに伺ったけどすでに店内は満員。さすがの人気店です。
わりとメニューが豊富です。新潟の人気店はメニューを絞っているところが多いので割と新鮮な感じ。
ただ今回は下調べでつけめんを食べようと決めていたので、「お魚とお肉のつけめん」をチョイス。
つけ麺のポイントは盛りの良さ。小350g、並500g、中800g、大1kgというハイパー盛です。
今回は悩んだ末に中の800gに。並でも十分に満足できるはずなのですが、せっかくの県外遠征なので気合をいれてみました。
待っている間に店主のこだわりを読んでみました。なんだか気の抜ける、ゆるい文章でした。
そうこうしている間に「お魚とお肉のつけめん」の到着です。つけめんの麺はひや盛りがベストだと思っているのですが、ここではあつ盛がおすすめらしいので今回はそちらに。
写真だとわかりづらいけど、麺のボリューム感が凄いです。どんぶりの中にかさ上げ等はないので一杯まるっと麺。
スープも油で覆われて、かなりのアツアツ感があります。
スープはスタンダードな濃厚魚介といった感じ。とろみはそこまでなく、魚粉っぽさを強く感じます。
旨味も強いが塩辛さも強い。これは麺とのバランスを考慮してのことでしょう。
トッピングのナルトもかわいらしさがあっていい感じ。
うどんのようなつるつる極太麺!あつ盛りなので麺の伸びが心配になりますが、そこは固ゆでにすることでカバー。
顎にくるような硬さでインパクト抜群。小麦粉の香ばしさも際立っています。
かなり加水率が高くつるつる感が強い麺なのでスープとの絡みが薄くなりそうなところですが、スープの濃さと魚粉の強い風味でうまくバランスがとられています。
麺にあげられたチャーシュー。豚バラブロックをローストされたものですが、これが絶品でした。
焦がしによって閉じ込められた肉脂は旨味と甘味の塊です。スープの塩辛さと真正面からぶつかって負けない力強さ。
単体で食べても良いと思うのですが、スープとあわせることでまた一つ上の美味さが得られます。
う~ん素晴らしい…なんて思いながら食べてたんですが、どうも全く減りません。
やはり800gって半端じゃないんだな~~なんて思いながらギブアップ。
チャーシューは全部食べましたが麺は高橋さんに助けてもらいました。100~200gくらい?(高橋さんは完食しても涼しい顔でした…さすがです)
一人では食べきれなかったのは残念だしお恥ずかしい限りですが、とても美味しいつけ麺でした!
新潟だと「ぶしや」に近いけど、それともまた違う味です。
また行きたいけど遠いのがつらい!
なにか機会があればいいなあなんて思いました。
遠征の目的だったオープンハウスもすごい建築で、ダブルにお腹がいっぱいになる一日でした。