耐力面材やスジカイ、接合金物の施工が完了したら、
外部検査機関による構造検査を受ける。
耐震性に直接関係する重要箇所の検査ですね。
工務店の施工レベルによって、建物の品質って全然違います。
「プロなんだからみんな一律の施工レベル」ってことはあり得ない業界です。
ヒドイ場合は、欠陥に近いような工事が当たり前に行われている会社もあります。
職人や現場監督のスキルだったり、
監理者の意識の高さだったり、
工事の質を左右する要素はホント色々。
だから、第三者のプロによる、工事現場のチェック。これ大切。
窓を取り付ける。
これもスキルというか、気配りというか。。。
防水性を高めるための水返し部材を挟み込む。
気密性を高めるためのテープを張り込む。
完成したら目には見えない部分。
外壁下地の透湿防水シートを張る。
この工程も外部検査機関による防水検査があります。
雨水が建物内部に入らないように様々な規定があり、それに合致しているか、
第三者のチェックが入る。
「高性能グラスウールを壁に入れて、防湿シートを張る。」
言葉で言うのは簡単だけど、これも大工の技術の差が出やすいところ。
特にこの工程は自社大工や専属大工でないと任せられない!!
ダクト貫通部の気密処理↓
コンセント廻りの気密処理↓
ちなみに中間の気密測定の結果は、
C値=0.2cm2/㎡
といつも通り、良好な数値。
これも職人たちのスキルや気遣いの結果でしょう。
現場の様子(川西の家) その三
2016.10.05 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士