WEBの施工実例、更新されました。
写真が沢山あるので眺めてみてください。
まずは“豊の家”
1階がリラクゼーションサロン、2階が居住スペースとなった、
店舗併用住宅です。
駐車場を最大限に確保しつつ、十分な広さの店舗スペースを確保。
居住空間は2階にあげて、敷地南面からの日を入れて、
南面大開口+日射遮蔽をキチンと行う。
パッシブな設計も取り入れれます。
また、外壁は真っ白な杉板張とし、
お店(ほっとりらっくすNICO)が持つ“柔らかくて自然なイメージ”
を踏襲しています。
外観そのものがお店の看板となるような感じ。
経年時の外壁の変化も楽しみです。
内装のほとんどは施主様ご夫婦による珪藻土ぬりかべDIYです。
さすがに天井は木質系仕上としましたが、
ぬりかべだけでも相当な面積。
ガッツがなきゃできません。
ホワイトを基調とした明るくプレーンな雰囲気。
ダークな床材はシリアンパインで、
「うずくり」という木目が浮き出る仕上。
足の裏で本物の木だということを感じ取れます。
温熱グレードはダイキョー標準仕様で、
Q値1.35W/㎡・k
最終の気密測定は
C値0.3cm2/㎡
とハイレベルな温熱性能を誇ります。
無論、ヒートポンプ(エアコン)による全館冷暖房で家中快適ですよ~
1階と2階の間の部分を「階間部」といいますが、
その部分の遮音性にも配慮し、
2階の生活音がなるべく1階店舗に響かないようにしてます。
通常よりも2階床を支える梁のサイズをアップして剛性を高めたり、
下地に石膏ボードを重ねて張って床の比重を高めたりして、
低音域対策とする。
子供が飛び跳ねたりする「ドーン」という音を軽減。
吸音材として繊維系断熱材を階間部に施工することで、
中高音域の音を軽減。軽いものを床に落としたりした時の
「カランコロン」という類の音に効果あり。
と、こんな風に、実は店舗の設計施工も多々承っております。
ハイスペックな自然素材のお店建てたい方はぜひ。
施工実例 解説
2016.08.24 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士