大恭建興

真夏のサーモカメラ映像

2016.08.26 / 家づくり

超高断熱の家の夏はどうなのか。
暑くなりそうな日を狙って、
サーモカメラを片手に中貫の家にお邪魔してきました。

中貫の家は、
外壁付加断熱とトリプルガラス樹脂窓を装備した超高断熱仕様。
Q値0.9W/㎡、Ua値0.29W/㎡、C値0.2cm2/㎡ というハイスペック。
冬の暖房時のサーモ写真は嫌というほど撮っていますが、
夏はまだあんまりないので遠慮なく撮らせて頂きました。

ちょうどお昼過ぎの一番暑くなる時間帯。
軒裏に設置された外気温計は36.5℃
炎天下のロードスターはこんな感じ↓
ボンネットの表面は70℃、目玉焼きが焼けそうです。





南面のガルバリウム外壁も焼けて暑そう。ブラック色だし!
測ってみると外壁表面で60℃を超えています。
ちなみにこのお宅、屋根材はシルバー色のガルバなんですが、
表面温度は40℃ほどでした。
この時期は本来、南外壁面より屋根面の方が日射量が圧倒的に多いので、
屋根の方が暑くなると思ったんですが、そうでもないようで。
色による表面温度の差はかなりありそうです。
外壁の下には通気層と220mm厚の断熱層があるから
その影響は微々たるものですが、
断熱材が薄い家だと外装材の色は室内環境に影響を与えるかも・・・





玄関ドアを開けて屋内に入ると涼しい。
2階のホールに設置されたエアコンで24時間全館冷房中。
極めて快適です。
床壁天井はサーモで撮るまでもなく、均一な温度。ほぼ室温と同じ。
やはり問題は窓でしょう↓
これは南面のAPW430。トリプルガラスの樹脂窓です。
スダレをつけてないので、日射が直撃中。
ガラス表面で41℃、サッシ下枠で45℃。
窓が暖房器具状態です。





それに対して同じ南面でも、この大開口はスダレで日射遮蔽をしている↓
ガラス表面で27℃ほど。ほぼ室温。
スダレ有りと無しとでは10℃以上も違います。
ガラスを突き抜けて入ってくる熱も考えるとこれは大きな差。
日射遮蔽の重要さを改めて確認。





夏、快適に過ごすには窓の日射遮蔽が大切です。
軒を出しても良いし、スダレや外付シェードなんかでも良い。
とにかく窓から日射を入れないこと。これに尽きますね。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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