大恭建興

現場の様子(新栄町の家) その一

2021.08.21 / 家づくり

新潟市内での案件 “新栄町の家”

先日、地鎮祭を執り行いました。

弊社佐藤と高橋で参加させて頂き、工事安全を祈願。

いよいよ工事が始まります。

ところで!

最近佐藤君のラーメン熱が冷めてきて、

現場近所のラーメン屋に通うというダイキョー文化が薄くなってきました。

皆で楽しくラーメンを食べていた日々が懐かしい・・・

なんだか寂しいなぁ・・・

建物の方は、

総二階建てのコンパクトなBOX型、無駄のない合理的なスタイルです。

シンプルイズベスト。

現在ダイキョーでは外壁付加断熱とトリプルサッシが標準的な仕様となっており、

外皮グレードはHEAT20のG2~G3の間くらいという実例が多いです。

Ua値で言うと0.25~0.30W/㎡・k程度。

現状、このあたりが建築コストと温熱環境満足度のバランスが良いように思います。

今回のこのお宅も同様にUa=0.26W/㎡・kとG2.5クラスといったところ。

「極端に厚い断熱層や高性能な窓を使わず、普及品の組み合わせで高性能を実現したい」

「建築時費用を抑えつつ、温熱面の満足度を高めたい」

そんな事を我々は常々考えており、日々研鑽に励んでおります。

費用対効果の最大化ですね。

コストパフォーマンスよく高断熱を実現するには設計上の“コツ”があったりするんですが、

例えば・・・

〇平面プランは整形に(凹凸は極力避ける)

〇浴室やトイレに窓は設けない(本当に必要な窓かどうかをよく考える)

〇寝室や子供室の窓サイズや個所数を絞る(同上、窓の取捨選択)

〇天井高さを抑えて外皮面積を減らす。

など、一見ネガティブな要素に見えるかも知れませんが、温熱的な豊かさを得るには効果的な手段。

メリハリと割り切りが大切です。

解放感や明るさなど、空間的な豊かさももちろん大切ですが

目には見えない温熱的な豊かさもそれと同じくらい大切。

どちらも高い次元でバランスを取りたいものです。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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