大恭建興

現場の様子(亀田緑町の家) その二

2023.08.17 / 家づくり

環境パイル工法による地盤改良工事完了後、やり方を設置して基礎工事開始。

床下エアコン向け、地中梁仕様の一体打設ベタ基礎です。

掘削 ~ 砕石敷き ~ 防湿シート敷き ~ 捨てコン打設 ~ 外型枠組立 ~

鉄筋組立 ~ 鉄筋検査 ~ 

内部型枠組立 ~ アンカーボルト設置 ~ アンカーチェック ~ コンクリート打設 ~

養生期間を経て型枠解体。

アンカーボルトの立ちや通りも良くて、コンクリートも密実で美しい。

下越方面の基礎工事を担当してもらっている、腕利き基礎屋さんの仕事。

いつもありがとうございます。

続いて土台を敷いていきます。

基礎天端に気密パッキンを敷いてから、土台を載せてナットを締めて基礎と緊結。

土台はベイマツの加圧注入材を使用。

(加圧注入材ってのは材料の高い圧力をかけて防腐防蟻剤を奥まで染み込ませたモノ)

昔のそれとは違い、人畜無害な薬剤を使用しているので安全だし、

JAS K3の認定もとっているので防腐防蟻性能もお墨付き。

基礎断熱工法の家にも安心して使えます。

柱は通常のスギ材なので、いつも通りホウ酸系防蟻剤を噴霧して防腐防蟻処理。

建て方後では裏側や仕口部分の処理が出来ないので、建て込み前に作業を行いましょう

晴天(炎天下)のもと、建て方作業は順調に進みます。

熱中症に注意しながら、休み休み。

最近は空調服を使っている職人も多く、これは一定の熱中症予防効果が期待できますね。

どれほどのモノかと、私もホームセンターで購入しました。

一式セットで一万円程。

炎天下での船釣りに何度か使いましたが、控えめに言って “最高” です。

もうこれが無ければやっていけません。

・・・

弊社、ウッドショック前はベイマツや集成材を横架材として使っていました。

(多くの工務店やハウスメーカーも同様)

これらは輸入材ですから、2021年のウッドショックで品薄高騰となり建築業界は大混乱。

その後すぐに材種を切り替えて、現在は国産のスギをメインにしております。

輸入材に依存しすぎるのはどうか?という事ですね。

経営上のカントリーリスク対策という面もありますが、

やはりお金を落とすならば国内に落としたい、という想いもあります。

その方が巡り巡って自分に返ってくるような気がするから。なんとなく。

今後も出来る事から少しづつ、国産化していければいいなぁと思います。

無事に上棟。

職人の皆様、暑い中お疲れさまでした。

Aさん、上棟おめでとうございます。

現場の親方は折田棟梁。

いつもどおりのいい仕事、よろしくお願いします。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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