自宅の話。
6月に入り、暑くもなく寒くもない、過ごしやすい気候になってきました。
冷暖房がいらないこの時期は、窓を開けておくと屋内はちょうどいい室温になります。
今朝の我が家、外気は20℃、屋内は25℃くらい。
昨晩から程ほどにリビングや個室の窓を開けて、通風している感じです。
ただ、年間を通してこのような通風が気持ちい時期は春~夏、夏~春のほんの一時。
基本的には少しでも室温に不満があれば躊躇なくエアコンを稼働させてます。
まわりが田んぼで、かつ、3階建に相当する高さなので、風通しが良い我が家。
しかも3階だから窓開けっ放しでも防犯面も問題なし。(多分)
恐らく一般的な条件の戸建て住宅よりも「夜は窓開けっ放し」をやりやすい家だと思います。
また、
田んぼに囲まれている立地のため屋外では6月~9月は羽虫が大量に発生、
夜は屋内で照明を点灯させるので窓には虫が大量に寄ってきて、
窓を開けるならば網戸必須。
網戸しめても完璧に防げるわけじゃないから、
多少の羽虫は入ってきて、翌朝には死骸をダイソンで吸い取る必要があります。
大きな木製サッシにはアコーディオン網戸が装備されているけど、
一定の隙間はある。羽虫を完璧に防ぐのは難しい。
あと半月もするとエアコンつけちゃえという事になり、窓は締め、
秋まで網戸を使う事はありません。
昔から「家は夏をむねとすべし」といい、
窓による通風は夏を快適に過ごすための重要な要素の一つだと言われてきました。
「風通しの良い家」というとすごく響きがいいですよね。
しかし、
昨今の高性能住宅は中間期の通風による室温調整には、
あまり積極的でない傾向にあるかと思います。
FIX窓が多く使われたり、風呂やトイレに窓が無かったり、風通しが悪そうですよね。
それはなぜなのか・・・
・年間を通して窓開放が気持ちい時期はほんの一時
・夜に窓開けっ放しにする防犯面の問題
・開閉できる窓よりもFIX窓の方が気密性が高くて安価
・そもそも窓が少ない方が建物の断熱性能(Ua値Q値)は高くなる
・建物本体の気密断熱性能が高く、エアコンの利きが良く電気代もそれほどかからない
・24時間換気システムがあるので、窓開けなくても家中の換気はなされる
理由はこんなところでしょうか。
窓を開ける機会が少ないから、網戸の必要性も少なくなっているように感じます。
実際に住まわているOB様に話を聞いても、
「廊下、トイレ、お風呂の窓はほとんど開けない」
「エアコンに頼りっきり」
という意見も多い。我が家も同様です。
上記の様な話を踏まえ、網戸が必要か否かを考えてみると良いかと思います。