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日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。
2012.07.10
現場の様子(新町の家)
外部の耐力面材張り↓ ダイケン工業のダイライト。ボード気密工法ととても相性が良いで材料です。 この板状の材料を張るだけで・・・ ①耐力壁の役目(壁倍率2.5倍~3.0倍) ②外壁防火構造となる(GWやPBと組み合わせ) ③気密層(ボード気密工法の気密層となる) まさに一石三鳥。透湿性も高く、壁内のグラスウールが湿気るのも防げます。 柱、間柱、筋交いに防腐防蟻塗料を塗布↓ 地面に近い木部は白蟻対策を行います。 土台は虫害に強い米ヒバ材を使用しているので塗らなくてもOK。 住宅性能表示制度の劣化対策等級3(最高等級)に相当する仕様です。 筋交いプレートやホールダウンの取付けを確認↓ 外部検査機関の構造躯体検査も合格です。 基礎コンクリートに直接つながるホールダウン金物のアンカーボルトは 熱欠損部となります。 裸のままでは熱ロスとなるので現場発泡のウレタン断熱材で断熱補強↓ チマチマと地味に熱欠損をつぶしていきます。 住宅の外壁には多くの貫通部があります。 吸気口、排気口、電気配線、、、当たり前ですがこれらは全て外壁に穴をあけて通します。 ボード気密工法の場合その穴の処理が非常に重要となり、 いい加減な施工は許されません。 断熱材が入った壁体を屋内側(ポリシート)と屋外側(ダイライト)で密閉する必要があり、 そこに隙間があると壁内結露や気密性の低下など非常によろしくないことになります。 そんなことにならないよう、ダイライトと換気パイプの隙間をシール処理↓ 工事は順調。今週末に外装防水検査です。
2012.07.07
キッチン
ここ最近、数件のお宅の実施設計が同時進行で進んでいるのですが、 特に“キッチン”の設計、選定に力を注いでいます。 あらためて“キッチン”を振り返ってみようかと。 堀の家のキッチン↑ シンプルな造作キッチンです。 引出や扉は最低限に抑え、ローコスト化を狙ってます。 一見、シンプルすぎる感じですが 施主のIさんはお上手に使いこなしています。 リノベモデルのキッチン↑ こちらもローコストな造作キッチンです。 Ⅱ型配置は好みの分かれるところですが、 複数人で使うならこういったプランも活きると思います。 刈羽の家のキッチン↑ 床暖房の土間床にシステムキッチンを設置。 トーヨーキッチンのBAYです。 大きなシンクが特徴的で作業台やまな板も兼ねます。 背面の家電台や食器棚は木製の造作品とすることで、 部屋全体の質感に合わせました。 下柳の家のLDK↑ このお宅はキッチンが主役です。 ウォールナット仕上げの造作キッチンで、これもⅡ型配置。 家族でキッチンを取り囲み、料理や食事をするイメージです。 実際、うまく機能しているようです。 稲保の家のキッチン↑ クリナップのSSというモデルです。 キャビネットから扉材にいたるまで全てステンレス製。 稲保の家のインテリアは無垢木や塗り壁などで構成され、 工業製品はほぼ使われていません。 そこにシート貼りのキッチンはいかがなものか!?ということで “無垢のステンレス”をチョイスしました。 意外と!?馴染んでいます。 その建物ごとの設計主旨、施主の価値観、使い勝手、コスト、等 色々な要素を勘案した上でのキッチンプランが大切です。 キッチン単体で考えるよりも、全体で考える。 “木を見て森を見ず”はダメです。森を見ましょう森を。
2012.07.03
リノベーション見学会
先週末の土日に開催されたリノベーション住宅の見学会。 施主さんの個人情報に配慮し、完全予約制とさせていただきましたが 多数の方々からご来場いただきました。 施主さんの深いご理解にホント感謝です。 ちらっと完成写真をご紹介。 広々としたウッドデッキ↑ 今回のプランのコアとなる場所です。ここを中心にLDKを配置。 リビング~ウッドデッキ~ダイニングの間に回遊性を持たせ、 実面積以上の広々感があります。 内部と外部を緩やかにつなぐ、緩衝スペースです。 ダイニングからの眺め↑ 隣家までかなり余裕があり、ゆったりした外構です。 庭木たちが季節の移り変わりを教えてくれます。 子供たちはデッキを玄関代わりに使っているようです。 リビングには薪ストーブが鎮座します↑ バーモントキャスティング社のイントレピッドⅡ。 薪の運搬動線も配慮し、ウッドデッキが隣接します。 冬は大活躍する予定です。 元々キッチンがあった場所↑ 畳敷きスペースになりました。 ここまで全体的に行うと、もはや別の建物です。 床、壁、天井、窓枠、ドア枠、建具、、、、、 無垢材や左官材をたっぷり使い生まれ変わったインテリアは、 新建材で構成されたそれとは全く印象が違います。 これから少しづつ時間を経て、味わい深くなっていくことでしょう・・・・・・
2012.06.26
現場の様子(新町の家)
土台敷き~1Fの柱取付↓ 今回の構造躯体は集成材です。タツミ社のテックワン工法。 テキパキと作業が進みます。 そして上棟。細長い敷地なので建物も細長いです。 手前の下屋がガレージ兼アプローチになります。 所狭しと家々が立ち並ぶ住宅密集地ですが、隣家との距離はゆったり確保。 なるべく光と風が通るように配慮してます。 屋根の下地合板、吸音ボード、ゴムアスルーフィング(防水シート)↓ この上にガルバリウム鋼板の屋根を葺いていきます。 防水シートのラップ長(重なっている部分の長さ)を確認します↓ 躯体工事~防水工事は施工後は見えなくなる部分なので、大切な確認項目が沢山。 しばらくチェックチェックが続きます。
2012.06.20
現場の様子(新町の家)
土台のアンカーボルトのチェックを済ませ、 布基礎の立ち上り部の生コン打設です↓ バイブレーターを生コンに突っ込み、流動化させて型枠の隅々に行きわたらせます。 今回からは!より強力な“高周波バイブレータ”を使用します。 これ、一般的なバイブレータよりも撹拌性能が高く、生コンの充填不良が起こりにくくなり、 良質な基礎コンクリートになるわけです。 その後、空気抜きの作業↓ 基礎表面にピンホール(気泡)が出来るのを防ぎます。 一手間かけてます。 うちの標準仕様は基礎に化粧モルタルをかけないので、誤魔化しが利きません。 「基礎の仕上がりイマイチだけど化粧モルタルで隠れるから、ま、いっか!」 とはいきません。 ↓どうです!!この仕上がり!!しっかり充填されたキレイなコンクリートです。 高周波バイブレータと気泡抜きが利いてるのでしょう。 型枠のバラシ後、内部に断熱材を専用接着剤で張り付けます。 スタイロフォームの65mm厚。高断熱仕様です。
2012.06.18
2画面
事務所にPCのディスプレイが余っていたので、デュアルディスプレイにしてみました。 最近のパソコンって標準でデュアル対応なんですねー。 愛用しているacerのデスクトップはHDMIとVGAの出力がそれぞれ1個づつ。 オンボードのグラフィックチップだけで、特にビデオカードを増設することなく、 2画面環境が出来ちゃいました。 サブモニタでエクセルを見ながら、メインモニタでCADをしたり。 サブで平面図を見ながら、メインで断面図を描いたり。 これすごく便利!仕事の効率UPです。 もっと早くやってればヨカッタ!! ただしデジタル信号とアナログ信号が混在してるので画質の差が際立ちます。 メインはHDMI。サブはVGA。 メインモニタを凝視したあとサブに目線を移すと「うわっ(・。・;」となります。 テレビ放送で言う所の地デジとアナログの差。 ストレス無く使うにはやっぱり設備投資が必要みたいです。
2012.06.13
現場の様子(新町の家)
順調に基礎工事が進んでいます。 地盤の掘削↓ 遣り方(木の柵みたいなもの)基準にし、正確にユンボでサクサクと掘ります。 掘ったところに砕石を敷き詰め、捨てコンクリートを打ち、ベース型枠を組みます。 それから鉄筋組み。精度よく綺麗に組み上がりました↓ いつもお願いしている鉄筋屋のK氏。彼の血液型はきっとA型だと思います。 そして鉄筋検査です。 まず小幡チェックを行います。鉄筋の径、配置、定着長さ、かぶり厚など。 斜め補強筋が入ってない箇所があったのでそこだけ手直しして合格。 小幡チェックの後、第三者の建築士による基礎配筋の検査です↓ こちらの検査も何事もなく合格。 ベースのコンクリートを打設↓ コンクリートが硬化次第、立ち上りの型枠を組みます。 次回へ続く。
2012.06.08
公共交通機関デビュー
自分の息子ネタです。 もうすぐ2歳。電車やバスに興味が出てきた今日この頃。 実物の電車を見せてやろうと思い、電車に乗ってきました。 JR長岡駅~宮内駅間の数分の電車の旅でしたが、彼は満足したようです。 宮内駅から長岡駅へは越後交通のバスで帰還し、ついでにバスデビューも果たしました。 彼にとっては刺激的な1日だったことでしょう。 そして長岡駅に降り立つと、お父さんが大喜びのイベントが! なんと偶然にも長岡クラシックカーレビューの日でした! 疲れて眠った子供を抱え、舐め回すように旧車達を見て回り・・・ お気に入りのコイツ↓とパシャリ。 華奢で滑らかで夢のある造形・・・ 昔のクルマってなんでこんなに色気があるのでしょう・・・ いつか乗ってみたいですねぇ!2000GT!!
2012.06.06
現場の様子(新町の家)
新町の家、地鎮祭を行いました。工事の安全を祈願します。 一冬温めてきた計画のスタート。いよいよです。私も施主も気合いが入ります。 地盤調査の結果、「基本的には良好地盤」というお墨付きをいただきました。 やっぱり神社仏閣の土地は地盤が良いようです。 がしかし!! 後天的な要因により、部分的に地盤が弱い事が判明。 大昔の便槽(ボットン便所)の跡を埋め戻したと思われる軟弱層等があり、 地盤対策無しで基礎工事を行うのは危険という調査屋さんの判断。 早速、柱状改良を行い地盤を補強します!!
2012.06.04
お引き渡し
高見の家、先週末に完成お引き渡しでした。 内観外観を少しばかり写真でご紹介します。 外装は基本的にガルバリウム鋼板張り↑ 部分的に垂木や柱といった構造材をあらわしにして木の雰囲気を出しています。 敷地裏側(南側)には河川があり開けていて、日照条件は抜群に良い↑ 真夏の直射光が屋内に直撃しないように庇を設け、日射調整を図っています。 内装はシンプルに。余分なモノはありません↑ 床材はクルミの無垢フローリングのオイル仕上げ。 平面プランはオーソドックス。廊下があって部屋があるイメージ。 今回のテーマはローコストでしたので、建物価格は1000万円台前半です!! 木造在来工法、延床面積32坪。 ボード気密工法による高性能グラスウール断熱でQ値は2.0を下回ります。 基本性能の妥協は無し。永く住める家です。
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