大恭建興

現場の様子(石内の家) その一

2020.12.18 / 家づくり

先日、今年最後の地鎮祭を執り行いました。

御施主様御一家と私と高橋で工事安全を祈願。

いよいよ工事が始まります。

2020年も残すところ13日ですか・・・

ついこの前クリスマスパーティやったばっかりなのに・・・

“石内の家”

住宅密集地での建て替え案件であります。

間口6mに対して奥行が26mと、俗にいうウナギの寝床的な敷地。

しかも隣地には2~3階建ての家屋が建ち並びます。なかなかハードな日照条件。

そんな中、少しでも屋内に自然光が入るよう、隣家の隙間を縫うように窓を計画しました。

また建物本体はコストパフォーマンス抜群の細長いハコダケ仕様。

と言う感じですんなり行くかと思ったのですが、

実はちょっとトラブル発生中。

既存家屋の解体工事の最後の最後、

地中に巨大なコンクリートの塊が複数埋まっている事が判明!

大きいものだと幅2.5m×奥行1.7m×深さ1.0m~ 

という普通のパワーショベルでは歯が立たないサイズ。

ブレーカー(ハツリマシン)破壊も検討しましたが、

住宅密集地ゆえ、隣家への影響も出そうなので現実的でない・・・

実質、撤去不可能。

大きなコンクリートのサイコロをイメージして頂ければよろしいかと。

古い建物の下には色んなモノが埋まっていることがありますが、

こんなに大きなのは初めてです。

重機で掘っても底が見えない。深さ方向に1m以上は余裕でありそう。

御施主様から「ブログのネタにして!」とお言葉を頂いたので、公開してみました。

トラブルも楽しむくらいの器の大きい施主様です。

地盤屋さんと構造屋さんの協力を仰ぎ、対応策を急いで検討。

安全安心な地盤にすべく、埋設物に対応した地盤改良工法と基礎構造で臨みます。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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