大恭建興

寒波到来

2020.12.16 / 家づくり

昨日のダイキョー事務所構内の様子↓

膝の高さまで積もったので朝一はスタッフ総出で除雪しました。

いよいよ冬が始まりましたね。

11月あたりから、

根拠不明の「今年は大雪だぞ」という噂を耳にする機会が多かった気がします。

(佐藤君も言ってた)

週間予報を見るとしばらく雪予報なので、噂は本当だったようです。

弊社のユーロ物置、設置以降、本格的な積雪は初めて。

屋根上には30~40センチくらい積もりましたが、今のところ大丈夫。

オリジナルスノーキットで補強してあるので、一定の耐雪強度はあります。

いずれにせよ豪雪地向けではないので、早めの雪下ろしが好ましいでしょう。

本日の朝↓

一晩で20~30センチ積もったかな。朝からまた皆で除雪です。

ユーロ物置の屋根上の積雪は50センチほど。心配なので雪下ろししました。

平沢大工は生まれも育ちもTHE雪国の小千谷市。除雪機の扱いは断トツに上手い。

ダイキョー事務所のユーロ物置は3023GK2という品番。

純正スノーキットがこのタイプには対応してないので、

ダイキョーオリジナルスノーキット(4本)で補強してあり、

メーカーWEBサイトの耐雪目安表が参考になるかと思われます。

一番近いサイズの3022F2の4本の耐雪目安は90センチとあります。結構頑丈です。

でもまぁフワフワのパウダースノーでの90センチ想定だろうから、

湿って締まった雪を想像すると、やはり早めの雪下ろしがベターですね。

寒波が来ても我が家は家中快適。

Ua値=0.27W/㎡・k の躯体は保温性抜群で、

床面積30坪のワンフロア全体を10帖用エアコン1台で余裕の全館暖房。

エアコンの設定温度は23℃で、室温21~22℃をキープしている感じ。

ただ、

相対湿度55~65%と少し湿度が高めなので、テラス窓のガラス下端に結露が出始めました。

(他部の腰窓は結露なし。このテラス窓だけ。)

(湿度管理が下手。)

ガラス表面で冷やされた空気が下方へ降りていく、コールドドラフトと呼ばれるもので、

ガラスが高さ方向に大きいテラス窓は不利なんですね。

U値1.0W/㎡・kクラスの高性能トリプルサッシでも、室内が高湿ならば簡単に結露します。

一般的に相対湿度40%~60%が人間の粘膜に優しいと言われていますが・・・

外気温0℃想定として、

窓を結露させたくないのであれば相対湿度50%以下が目安かと。

屋内多湿時の対策としては、加湿をやめる事。(あたりまえ)

昨晩から浴室ドア開放+送風をやめて、浴室換気扇を稼働。

24時間換気システムの風量を 0.3回/一時間 → 0.5回/一時間 に微増しました。

これで屋内の相対湿度は低下する事でしょう。

高性能住宅の冬は湿度管理が大切。

多湿で困る事もあれば、低湿で困る事もある。

OBの方々にはお伝えしてあることですが、あらためて対策をまとめると・・・

 

〇湿度を下げたい時

・洗濯物の室内干しをやめるor量を減らす。

・浴室ドア開放+送風をやめる。浴室換気扇可動。

・24時間換気システムの換気量を増やす(出来る機種のみ)

 

〇湿度を上げたい時

・洗濯物の室内干しを積極的に行う。

・浴室ドア開放+送風。それでも足りない場合は浴槽のフタ開放。

・24時間換気システムの換気量を減らす(出来る機種のみ)(止めちゃダメよ)

 

冬を快適に過ごすには湿度管理は重要です。

頑張ってコントロールしましょう。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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