大恭建興

現場の様子(西潟の家) その四

2020.11.13 / 家づくり

外部足場が解体され、外観があらわになりました。

ウッドロング魚沼杉の外壁に切妻屋根、シンプルで普遍的な外観を意識しています。

たまに食べるなら濃厚で脂っぽいラーメンも良いでしょう。

でも毎日食べるならシンプルで薄味のラーメンが良いと思います。

当然、住まいは後者ですよね。シンプルに行きましょう。

外構工事(縁側やフェンス)が残っているので、

それが出来たらもっといい感じの外観になる予定。

“上田尻の家” に引き続き、ローラー塗り西洋漆喰によるヌリカベDIYを行います。

以前は鏝(コテ)で珪藻土を塗るDIYをおススメしておりました・・・

しかし、

こちらの方がスピーディで施工が容易なのでDIY向けと言えるし、

若干のコストUPはありますが、

徐々にこちらへシフトしていこうかと思っております。

※コテ塗りしたい猛者の方々はもちろんそれでもOK!!

先日、高橋と私とでDIYの要領をレクチャーさせて頂きました。

まずはマスキングから。

巾木や枠材を汚さないようにマスキングテープ等で保護する作業ですが、

これが地味でメンドクサイ。

「ヌリカベDIY」と言うけれど、このマスキングの作業量もかなりのウェイトを締めます。

地味でメンドクサイ作業が終わってから、これをローラーで塗っていきます↓

“プラネットウォール”という商品。漆喰(しっくい)の一種です。

ペースト状のネタがあらかじめ練られた状態でバケツに入っているので、

自分で練る手間も省ける。

ローラーとハケを駆使して塗っていきます。

「端っこはハケでやると良いですよ」と高橋監督。

優しく丁寧にレクチャーしてくれます。

左利きは天才肌が多いような気がしていますが、

“西潟の家” の御主人もやはりそうでした・・・

要領をつかむのが早くて、メキメキ上達。

床面積50坪超の内装壁ほぼ全てを驚異的なスピードで塗り上げてしまいました。

仕上がりもバッチリ。ムラもなくキレイに仕上がっております。。。

(難易度高めのコテ塗り左官壁でも余裕で行けた気がします。猛者の類です)

漆喰は真っ白で明るい。

白い内装は汚れやすい(目立ちやすい)という側面もありますが、

これは簡単に上塗り出来るので、汚したり傷めたりしても、DIYで簡単に一新できます。

また、ネタに顔料を混ぜれば着色も可能です。

ヌリカベDIY完了後、お引渡しに向けてラストスパートです。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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