大恭建興

現場の様子(下々条の家) その五

2015.10.08 / 家づくり

屋根下地の防水検査の後、速やかに屋根材を張ります。
緩い勾配でも対応できるタイプのガルバリウム屋根。
こういった緩やかな屋根なら、色々活用できます。
この上にデッキを組んで物見台チックにしても良いし、布団を干しても良い。



いつもながら、建物外周部はすべてダイライト張り。
ボード状の面材を柱や梁に釘で打ちつけるわけですが、
釘の種類や間隔にも細かな規定があります。
いい加減な施工では設計通りの耐震性は得られません。
ボード外周部はCN50釘を100mmピッチに打つ↓
釘打ち機のエア圧が高すぎると釘がめり込んでしまうので、
エア圧弱めにして、最後まで刺さりきらない釘は手打ちで締めます。



最近の木造は“剛床”という床構造が多い。
床に打ち付けた構造用合板で水平構面の強度を得る方法で、
ここも釘の種類や間隔が重要になってきます。



サッシが取付きました。弊社標準仕様のYKKAPの樹脂窓です。



壁の断熱材↓
梱包されている状態だとこんな感じ。
高性能グラスウール16kg品。コストパフォーマンスは最高です。



繊維系断熱材の施工はある程度のノウハウが必要です。
通常は気密ラインと断熱ラインと防湿ラインの3層に分けて考えます。
それぞれの層に隙間が出来ないように気密テープやシーリング材を適切に使う。



こういった細かい部分の施工精度が気密性を左右するんです。
日々改善、日々精進です。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

大恭建興に相談してみませんか?
突然の訪問や無理な営業活動は一切いたしません。
新築、リフォーム、住まいに関する疑問・質問などお気軽にお問い合わせください。
カタログのご請求や見学会の来場予約もお待ちしております。
ページ上部に戻る