大恭建興

現場の様子(今町の家) その四

2020.10.18 / 家づくり

“今町の家”

WEBで告知しておりますが、10月31日と11月1日の二日間、

完成見学会を開催させて頂きます。詳細はWEBの方を御確認ください。

見学会を快諾いただいた施主様に感謝です。

Hさん、ありがとうございます。

久々のハコダケ仕様のお宅の見学会です。

ハコダケ仕様の真髄は “コストパフォーマンス” にあります。

基本線は “安価で良質な材料や工法を使う” こと。

そういった要素がバランスよくまとまった家になっているかと思います。

ぜひお気軽に御来場くださいませ。(要予約)

 

外壁の施工が完了、外部足場が解体されました。

シルバーのガルバリウム鋼板をまとったボックス型の外観。

このガルバリウム鋼板というものは耐久性や価格のバランスが非常に優れていて、

更に外壁材としては軽量な部類なので耐震面でも有利。

ただこれだけだと無機質で冷たい外観になってしまうので、配慮が必要です。

今回は、木製玄関ドアとポイント使いの木製サッシがアクセントになっています。

天然木の要素が少しでも入るとGOODですね。

無垢フローリングはノルディックパイン。

プラネットカラーのラッペンワックスというオイルを塗布することで、

撥水性や防汚性を持たせます。

パイン系の材料は経年による変色がわかりやすく、

白っぽい木肌があっという間に飴色に経年変化して、色に深みが出てきます。

無垢床としては安価な価格帯なのでチープなイメージを持たれる事もありますが、

経年時の風合いは感じも良く、費用対効果に優れた床材だと思います。

吹抜とスチール階段を組み合わせる事で、出来るだけ自然光を取り込む計画。

また準防火エリアで必要になってくる “防火窓” というものは、

とても高価なので、むやみやたらに窓を計画するのはどうかと思います。

少ない窓数で、かつ効果的に配置するのが大切です。

デザイン感度の高いお施主様オーダーの塩ビタイル↓

さながら本物のタイルやモルタルのような質感の “モルタライク” という商品で、

「モルタルみたい」だからモルタライク。

これもハコダケ仕様の思想にピッタリです。今後も採用!!

内装はプレーンなホワイト色の珪藻土クロスを使います。

一部の壁にはアクセントクロスで遊び心を。

内装材の色柄の選び方も品が良くて、バランスが良い。

施主力が高いというのはこういう事ですね。

ここ最近のハコダケ物件は外壁付加断熱を採用するケースが多く、

このお宅もそれを採用し、ほぼG2グレード相当のUa値です。

(ほんの少し足りない)

サッシもトリプルガラスになればG2楽々クリアなんですが、

トリプルガラス防火戸は超絶高額で、とてもコスパが良いとは言えないので不採用。

防火戸はAPW330やサーモスXのような複層ガラス仕様が現実的かと思われます。

工事は追い込みです。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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