壁内の断熱材を入れたら、室内側の防湿シート張と気密テープ処理。
担当の丸山大工はダイキョー専属大工で最もベテラン。
60歳を超えても衰えを見せない超人で、
仕事のスピードも速く、クオリティも高い。
気密シートもピン!と張ってくれます。
天井の断熱材。
セルローズファイバーをブローイング。設計値350mm厚。
隅々まで隙間なく断熱材を充填しやすいのが吹込(ブローイング)の特徴。
施工後、少しづつ沈下するので少し厚めに吹いてもらいます。
400mm厚くらい?
無垢フローリングは定番のオーク材じゃなくて、カラマツ材。
広葉樹よりは柔らかく、針葉樹としては固め、ほどよい塩梅で私好みの材料です。
経年変化でどんどん茶褐色になって深みが増していきます。
外壁付加断熱が終わったら速やかにタイベックシートを張る。
その後、外壁下地木材を施工し、防水検査を行う。
今回、外壁には魚沼産の杉板を選びました。
例の “住学” で御縁があって “石田伸一建築事務所” さんから御紹介頂いた、
“ウッドロング魚沼杉” なる材料です。
しっかり乾燥させた赤身の杉材を、ウッドロングエコのプールにドブ漬けしたモノ。
高品質な材料を地産地消して、しかも良心的な価格。
これは良いものですね。
経年変化が楽しめるこういった外装材はおススメです。
ウッドロングエコは塗料ではないので色落ちがなく、自然な経年変化が魅力。
もうすぐ築後3年が経つ自邸も徐々にシルバーグレー色に変化してきました。
時折、自邸の外観を眺めるのが密かな楽しみです。
大工工事が完了し、各種仕上げ工事に入ってきます。