気づけば2019年も残すところあとわずかとなりました。
今年は本当に激動の1年でした…増税による駆け込み需要と工事、それに基づいた職人不足…
世のみなさまも大変な苦労があったのではないでしょうか。
今年は食べたラーメンの杯数を記録してみましたが、2019年は93杯のラーメンをいただいたようです。約8杯/月の計算(あと4日あるので増えるかも)
この数字が多いのか少ないのかは正直よくわかりません。
ただ極端に食べた杯数が少ない月をみると「あ、この月は〇〇〇があって大変だったな…忙しかったな…」と思い出がよみがえります。忙しくて疲れるとラーメンが食べたくなりますが、忙しすぎるとラーメンを食べる暇もないみたい。
食べたラーメンを振り返ると1年の総括ができるようです。
ということで今年も記憶に残った3杯を「2019年のベストラーメン」として記録しようと思います(去年出たラーメンは省く)
●麺家 鶏処 TORIKO(新潟市江南区) 鶏処正油
長岡の生姜醤油より生姜も醤油もパワフル。しかしベースのスープは鶏なのでスッキリした旨味もあります。
スープに浮いた生姜の皮の苦味がスープのさわやかさを引き立てる。強さ・しなやかさの豊かな2面性が魅力のラーメンです。
チャーシューやメンマの美味しさも魅力で、ランチセットのチャーハンも絶品!
●鶏蕎麦かかし(長岡市) 香味中華そば
スタンダードな優しい中華醤油。スープは水と鶏だけで炊きあげられているそうで、すっきりした醤油の風味が魅力です。
輪郭のはっきりした味わいで、まさに淡麗といった感じ。飲み込んだ後にうっすら感じる煮干しの苦味がフックとなってもう一口食べたい、もう一口すすりたいといった気持ちが呼び起されます。
全粒粉で作られた麺は香り高く独特の存在感があり、スープと合わせて非常にレベルの高い一杯でした。
●麺屋 忍(新潟市中央区) 背脂マーボー麺
料理は単純な足し算掛け算ではないので、魅力的なもの同士を掛け合わせたものがさらに魅力的になるかというとその限りではありません。
しかしこのラーメンはコクと旨味の強い麻婆・ベースの燕三条系背脂スープ・超極太の縮れ麺の、魅力的な三者がガッチリとぶつかり合いながら非常に高いレベルで完成されています。
麻婆麺を敬遠する方って、なんとなく多いように感じています(まぜそばも)
しかし麺屋 忍の背脂マーボー麺はそんなみなさまにもぜひ食べていただきたい!
麻婆の辛みと背脂の甘みのマリアージュにハマると抜け出せない逸品です。
そんなこんなで今年もたくさん魅力的なラーメンに出会えました。
来年は100杯を目指しつつ、ダイエットを継続して痩せながらラーメンをしっかり食べることが目標。
来年も新しいラーメンとの出会いと感動があることを祈りつつ、今年最後の更新とします。
それではみなさま良いお年を。