大恭建興

現場の様子(中野の家) その二

2019.12.04 / 家づくり

地盤調査結果をふまえ、

地盤の状況に応じて最適な改良方法を選定します。

一般的な木造住宅の地盤改良工法は

湿式柱状改良、表層改良、砕石杭、木製杭、あたりがポピュラーでしょう。

今回は環境パイル工法(木製杭)を選定。

こんな感じの防腐防蟻処理された木製(杉)の杭を打ちます。

専用の重機で圧入。

音もなく杭が地中に飲み込まれていきます。

地盤改良工事完了後、遣り方。

基礎工事の高さや位置の基準となる仮設物です。

基礎工事スタート。定番の地中梁仕様のベタ基礎ですね。

掘削~砕石敷き均し~

断熱材敷き~型枠組立~鉄筋組立~鉄筋検査~内部型枠組立~アンカーボルト設置~

生コンクリート打設(一体打設)~養生期間~型枠解体~基礎完成。

地中梁方式なので立上りが少なく、エアコンの暖気が循環しやすいのが特徴。

ここから大工工事。

土台木材の防腐防蟻処理(ホウ酸系)~土台パッキン敷設~土台敷き~

建て方作業。天気も良くていいあんばい。

事故もトラブルもなく無事に上棟しました。

担当は中静棟梁。いつも通りの良い仕事をお願いします!!

上棟後、すみやかに屋根の防水シートを張る。

耐力面材(ダイライトMS)の施工。

釘の種類、間隔、メリコミ、に注意しましょう。

付加断熱材はネオマフォームの45ミリ厚。

グラスウールによる付加断熱と比べると現場での施工性が良くて職人から評判が良い。

下地木材が要らないし、1枚の働き幅が大きいし、多少濡れても大丈夫だし。

ピンク色で暖かそうな雰囲気。

断面もピンク色。

「ピンクで暖かそう」→「暖かい家になりそう」→「いい断熱材なんだろう」

という断熱材メーカーさんのイメージ戦略でしょう。きっと。

いつも使っているグラスウールもピンク色だし。

 

現場近辺、猫がウロウロしている。

個人的に犬猫は好きだけど、工事の邪魔はしないで欲しい。

打ちたてホヤホヤの土間コンクリートに猫の足跡が付くのは、

工事現場あるあるです。

あっちいけ!!

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

大恭建興に相談してみませんか?
突然の訪問や無理な営業活動は一切いたしません。
新築、リフォーム、住まいに関する疑問・質問などお気軽にお問い合わせください。
カタログのご請求や見学会の来場予約もお待ちしております。
ページ上部に戻る