大恭建興

現場の様子(西千手の家) その三

2019.11.19 / 家づくり

外壁下地の防火面材施工~付加断熱材施工。

旭化成のネオマフォームの40mm厚です。

こういった発泡プラスティック系断熱材は

長期的にみると経年劣化による断熱性能の低下が懸念されますが、

この商品は経年劣化が極小なのがウリ。

長い間、断熱性能を維持できるという事ですね。

サッシ取付~透湿防水シート施工~外壁下地木材施工~防水検査。

そして外壁材としてガルバリウム鋼板を張ります。

板金屋さん、お疲れ様です。

スジカイ施工~構造検査~断熱材施工。

セルローズファイバー120mm厚。

ハコダケ仕様は耐力面材は使わずにスジカイのみで耐震性を確保するのですが、

スジカイが入り組んだ部分はグラスウールマットの施工が難しい。

そういった部分にも対応しやすいブローイング工法とすることで、

隙間なく断熱材を入れる事が出来ます。

24時間換気システムは定番の全熱交換型を採用。

暖房時、換気による室温低下と湿度低下を抑え、快適性が高まります。

昨今の高断熱住宅の24時間換気システムは多種多様な商品が売られています。

第一種?第三種?

ダクト式?ダクトレス式?局所式?

全熱交換型?顕熱交換型?

それはまぁ色んなモノがあります。

どれが良いか悪いかと言うよりも、

それぞれ特徴があり、それを把握して設計に組み込むことが大切です。

もうしばらく大工工事が続きます。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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