“新人が見る現場の様子”シリーズとダブりますが、
こちらでも“現場の様子”シリーズは継続です。
地盤調査結果に基づき、地盤補強工事を行います。
杭の位置と杭頭の高さを確認し、施工開始。
その後、遣り方↓
この木製の仮設物を基準にして、
建物の平面的な位置や地盤面からの高さを決定します。
建物の精度に直結する部分なので入念に確認。
続いて基礎工事に入ります。
重機で地面を掘削。
丸いのが並んでますが、これが地盤改良杭の頭。
この上に砕石を敷き並べて転圧し、捨てコンクリートを打設、
ベース型枠を組みます。
鉄筋を組み終えたら配筋検査です。
ここは基礎工事で特に重要な工程で、
図面や仕様書の通りに鉄筋が組まれているか確認します。
あとからやり直せない部分ですから。
社内検査と第三者機関の検査、両方をクリアしてようやく生コン打設です。
ベース部のコンクリートを流し込み、バイブレーターで流動化させて、
隅々までコンクリートを行き渡らせる。
最後にコテで均して終わり。
コンクリートが硬化次第、立ち上がり型枠の組み立てに入ります。
現場の様子(喜多町の家) その三
2014.07.30 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士