葛巻の家の床板は超アバンギャルド。
フローリング材として加工されたものではなくて、ただの荒板です。
“フローリング”じゃなくて“床板”って雰囲気。
真鍮釘を脳天から打って固定していきます。うちの事務所の床材と同じ仕様ですね。
ビシッと加工された一般的なフローリングには無い、ザックリとした質感を狙ってます。
丸山大工が抜け節を木で埋めます。埋め木という技術。
床用の自然塗料を塗って仕上げます。オスモのホワイトで着色。
カントリーっぽくならないように、、、色の選定は検討に検討を重ねました。
作った色サンプルの数は20を超え、
事務所には白く塗られた杉板が大量にあります・・・・
厚塗り仕上げ、薄塗り仕上げ、ふき取り仕上げ、うずくり仕上げ、サンダー仕上げ、etc
同じ塗料でも塗り方によって木の表情が全く違う。
この絶妙な“白”には、施主さんも我々も納得!!
ワイルドだろう?
2014.05.28 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士