WEBのギャラリーを更新しました。青山の家。
“光をデザインした住まい”と題してます。
新しい分譲地で敷地の広さは40坪と、比較的コンパクトな敷地。
低層住居専用地域ということもあり高さ制限が厳しかったり、
建蔽率もシビアだったり、制約の多い条件でしたが。。。
可能な限り、敷地ポテンシャルを引き出したつもりです!
南面に道路が面した日当たりに恵まれた敷地でした。
そうなればやっぱりパッシブしたくなり、
南側の大きな窓+日射遮蔽。
外観はシンプルに徹し、白いガルバリウムとレッドシダーでまとめました。
海が近い立地なので塩害対策も重要。
屋根の軒出を無くして、雨による外壁洗浄を狙ったり、
塩害エリア仕様の給湯器、木製の軒裏材など、塩に強い外装です。
白を基調としたインテリアは、外観とイメージを共有してます。
壁や天井にはプラネットウォールなる自然素材の塗り材。びっくりするくらい真っ白。
床などの木部はチーク無垢フローリングのオイルフィニッシュ。
スリット状の吹抜に面して大型FIX窓やトップライトを配置しているので、
屋内は自然光だけで十分に明るい。
トップライトを開放すれば、下から上へ風が抜ける。
採光、通風、空間の広がり、様々な効能がある吹抜です。
施主さんご要望の、素晴らしく緩やかな階段。
過去に自分が図面描いた物件で一番緩やかです。
踏面が300ミリもあるとすごく安心感がありますね。
内観、外観ともにシンプルに徹したデザイン。
かつ本物をたっぷり使った「自然素材」の家。
施主さんの“らしさ”が全面に出てきたTHE注文住宅です。
光をデザインした住まい
2014.05.01 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士