鉄筋検査の後、気温が0℃を下回らない日を見計らって生コン打設です。
週間予報を睨みながら出来るだけ暖かい日を狙います。
いくら温度補正してコンクリートの強度を上げても、凍ってしまったら台無しですから。
内部は防湿シートを敷き、防湿コンクリート打設、
外周部に断熱材を張り付けて基礎工事が完了。
仕上がりは上々です。
土台を伏せてアンカーボルトにナットを締めていきます↓
樹種は標準仕様の米ヒバ。虫害に強い木でヒノキチオールがたっぷり入ってます。
外周部の土台下にはパッキンを挟み込み気密化を図ります。
「床下=屋内空間」となる基礎断熱工法です。
昨日、無事に上棟しました↓
なんとか雪に降られずに建て方を終えました。ヨカッタ。
屋根の防水シートも張られました↓
“ルーフラミテクト”という名の遮熱効果を併せ持ったルーフィング材。
「真夏の小屋裏温度、通常品よりも6℃低くできます!!」
的な事がカタログに書いてあります。
メーカーの試験棟で得られた実測値だとか。
通常の物よりも少々お高いですが、相応の価値はあるようです。
天井からの熱侵入が軽減→室内の冷房負荷が軽減→電気代軽減
という感じ。
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現行の省エネ基準では“遮熱”は考慮しません。あくまで“断熱”が原則です。
断熱性能は算出できますが、遮熱性能は・・・
ただ、良い方向に効果があるのは確実なので悪いことではないと思います。
“遮熱”が市民権を得るのはもう少し先でしょうか。。。
現場の様子(石上の家)
2013.02.15 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士