大恭建興

成龍

2018.04.05 / ラーメン

成龍 にいってまいりました。加茂市です。

遠方で仕事があるとありがたいばかり。ちょうど燕から五泉の道中でした。

燕三条系ラーメンの元祖、杭州飯店で修業をされた店主がオープンさせた成龍。まだ開店五年目くらいだと思いますが、食べ〇グでも高評価の超人気店。

今回は弊社で家づくりをしているお施主さまに強くおススメいただいての訪問です。



仕事の都合で伺ったのは平日の14時過ぎ。なのに店内はほぼ満席。



ぎりぎり座れたカウンターで「中華そば」と「餃子」をオーダー(メニュー見えづらくてすみません)
人と接するお仕事なので餃子は悩みどころでしたが、本日の仕事内容的にはぎりぎりOKでしょう。



混雑もあったのでそれなりに待ってラーメンの到着。燕三条系ラーメンはたまにオーダー前に茹でて待つ「茹で置き」の店がありますが、ここはちゃんとオーダー後に茹でていることが待ち時間でわかりました。これは一安心。賛否両論あるかもしれませんが、麺のコシに重きを置くタイプの私としては茹で置きはあまり好みではないです。

そして美しいステンレスの丼。ネームも入りでコストがかかっていそう。しかし丼で演出される特別な一杯感はとても良い感じです。



平打ちの極太麺はやはりオーダー後に茹でているのでしっかりコシがあります。麺の幅の不揃いな感じを見ると、おそらく手打ち麺なのでしょう。まばらな食感はシンプルな燕三条系ラーメンによいアクセントになります。

麺の加水率は燕三条系にしてはなんとなく高めな印象。加水率が高いと麺との絡みが弱くなりがちなのですが、そこはスープの濃さでカバーしているようです。



わりと醤油感が濃いめのスープで、醤油の旨味や酸味まで感じるよう。しかし煮干しの風味もきついくらいに効いている。反するように主張する両者ですが、それらの衝突は背脂の調停によって終結するのです。マイルドで旨味も甘味ものある背脂が、醤油と煮干しのとがった輪郭をうまくぼかして繋げてくれるイメージ。

絶妙なバランスの上で成り立っているとても完成度の高いスープ。すごく味が濃いのに、うっかり飲み干してしまいそうになるのはこういったスープですね。



チャーシューはちょっと硬めでそこまで下味をつけていない様子。かなりあっさりしているのでスープへのつけ具合で味を調整してね、といった感じでしょうか。個人的にはしばらくスープに浸しておいたほうがおいしくいけます。

タマネギやメンマなどのトッピングは伝統的な燕三条系といった感じ。よいアクセントとして効いています。

 

濃いめなのにあっさりとあっという間に食べ終えてしまった…とても美味しかったです。素晴らしい完成度。
元祖の杭州飯店を越えたのではないか?という人の気持ちもよくわかります。



ちなみに餃子。うっかりしていて、ひとつ食べてからの撮影。本来は5個です。



かなり肉厚でモチモチした皮にぎっちり詰まった餡。なんだかニンニクは少なめ?もしくはニンニク抜き?代わりに生姜が効いてる感じ。旨味もありましたが、それ以上になんだか甘い感じがして面白い餃子だと思いました。

それなりに大きめのサイズで5個なのでちょっときついかな?と思ったけどあっさり食べてしまった…

ラーメンも餃子もとっても美味しかったです。Oさん、ご紹介ほんとうにありがとうございました。

次はネギ中華を食べにまた来ます。

佐藤 光

佐藤 光

一級建築士

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