“花園南の家4”
環境パイル工法による地盤改良工事の後、基礎工事を進めて行きます。
定番の地中梁方式一体打設ベタ基礎。
11月末からの基礎工事という事で、降雪と寒さとの闘いです。
掘削 ~ 砕石敷均し ~
防湿シート敷設 ~ 捨てコン打設 ~ 外型枠組立 ~ 鉄筋組立 ~ 配筋検査 ~
躯体コンクリートの打設は12月末。
厳寒期ですから仮設テントを組んで加温養生を行います。
この季節お馴染みの凍害対策です。
直近だと “南区の家” で同じことをしておりますので詳細はそちらを御参照くださいませ。
現場の様子(南区の家) その二|ブログ|新潟県長岡市の注文住宅・新築・リフォーム・リノベーション 有限会社大恭建興
今回は高橋監督が火の番人として現場に泊まってくれました。
いつもおつかれさまです。
夜は冷え込み外気温は氷点下になりますが、
テント内部は灯油ストーブの力により10℃をキープ。
これならコンクリートの水和反応もグングン進むでしょう。
ある程度コンクリートが固まったタイミングでもう一度コテで押さえると、
コンクリート肌がグッときれいになります。
深夜にも関わらず基礎屋さんが頑張ってくれております。
ここまでくれば基礎コンクリートはほぼ完成。
雪が本格的に降り積もる前に基礎工事を終える目論見でして、
基礎コンクリートはこのまま春まで放置。
雪が解けてから建て方作業を行います。
養生期間も十二分にとれるから建て方の頃にはコンクリート強度もしっかり発現しているでしょう。
・・・
・・・
今回、ダイキョーとして初めて電磁波対策工事を行うんですけど、
誰も経験がないので施工方法などはわからないことだらけ。
施工要領書は頂きましたが・・・
そんな折、エヌスケッチの井口さん(電磁波対策の先生)からお声掛け頂き、
実際の工事現場で施工の様子を見学することができました。
井口さんと施工店さん、ありがとうございます。たいへん参考になりました。
下の写真に写っている緑色のシート(導電性スパンボンド)が対策の要となるもので、
これが床下や壁内からの電磁波を抑制するのだそうです。
また、シート自体に電気を通しやすい性質があり、
アース線と繋ぐ事で人体が緩やかにアーシングされて帯電防止効果があるとか。
シートの重ね方や留め付け方、床にフローリングを張る時のコツ、色々とアドバイス頂きました。
難易度が高い作業ではないけれど、
施工上のポイントが事前にわかるのはありがたい。
各業者と事前に情報共有して工事に臨みたいと思います。
新しい試みはワクワクしますね。実際の施工が楽しみです。