大恭建興

リノベ現場の様子(学校町の家)  その三

2024.12.20 / 家づくり

2024年も残すところ二週間・・・忘年会月間も後半戦です。

一年の労を癒すべく、

ダイキョースタッフみんなで忘年会を行いました。

おいしい日本酒を飲んでご満悦な高橋監督。

一年間おつかれさまでした。来年も頑張りましょう。

“学校町の家”

築28年、大手ハウスメーカー軽量鉄骨造住宅のリノベーションプロジェクト。

無事に竣工お引渡となりました。

工事前と工事後をなるべく同じカメラアングルで撮ってみたので、見てやってください。

ビフォー↓

アフター↓

木目調の新建材が多用された内装から、

自然素材を基調とした明るい内装へイメージチェンジ。

以前は細かく区切られた個室が多い間取りでしたが、

壁を撤去することで広々したワンルーム空間となりました。

ビフォー↓

アフター↓

元々ある柱はそのまま残して、構造体には手を加えておりません。

木造と違って耐力壁が無いし、柱スパンも大きいから、間取り変更の自由度は高い。

軽量鉄骨造はある意味、リノベーションに向いていると言えます。

ビフォー↓

アフター↓

元々あった窓も手は加えておりません。そのまんま。

28年前の建物ですから、アルミフレーム+単板ガラスという低断熱仕様。

それじゃあ結露するし寒いので、

インナーサッシ(樹脂フレーム+複層ガラス)を設けて窓の性能を高めております。

窓リノベ補助金制度を使えばかなりの金額が助成されるわけで、

窓の断熱強化は必須項目です。

ビフォー↓

アフター↓

昔の間取りは家事動線がイマイチ。

そういうモノがあまり重要視されない時代だったんだと思います。

昨今は共働き家庭が多く、いかに家事を楽にこなせるかがポイントになっていますね。

洗濯物で言うと “洗う~干す~取り込む~収納する” を一か所でまとめるのがイマドキ。

今回はさらにガス衣類乾燥機を設置して “干す” を効率化しております。

ビフォー↓

アフター↓

キッチンの配置を大きく変える事で、

“キッチン~パントリ~洗面所~脱衣物干場” の動線が整いました。

日々の家事がずいぶん楽になるかと思います。

また、これから本格的な暖房シーズンが始まります。

断熱改修の効果もご体感頂ける事でしょう。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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