とある日の夕飯時。
長男と二人で近所の居酒屋に行ってきました。
カウンター席でビールを飲み始めたら、隣にいかついお兄さんがお一人で着席。
優しそうな見た目では無かったので、最初は少し距離を置いておりましたが、
そのお兄さんも釣りが趣味という事で話が盛り上がり・・・
話をしてみると、とても真面目で誠実な方でした。
人間は見た目だけじゃ判断できませんね。
最終的には中学二年生の長男が人生相談するくらいの仲に。
勉強の事や部活の事、お父さんには絶対相談しないような内容も、
そのお兄さんには話せるようです。
帰る道中、「飲み屋のカウンターって楽しいね」だってさ。
そうだね、また二人で行こうぜ。
“河井の家”
上棟後の工事の様子をダイジェストで御紹介。
耐力面材の施工 ~ 釘の施工状況チェック ~
耐力面材継手の気密テープ処理 ~ サッシ下地木材取付 ~
サッシ下地木材の気密テープ処理 ~ サッシ取付 ~
サッシ下端は水切シート(タイベック フラッシングシート)を挟み込んで防水強化、
水切シート端部の三面交差部は伸びる防水テープ(タイベックストレッチガード)で処理。
外部から水が差したり結露したりしても木下地は濡れないようにしておくことで、
腐朽を防ぐことができると。
下地木材同士の継目や耐力面材と下地木材の継目を気密テープで処理します。
こちらは気密(防湿)強化のためのモノ。
外壁付加断熱材施工。ネオマフォーム45mm厚。
断熱性能が高くて劣化しない断熱材です。
透湿防水シート(タイベックシート)施工 ~ 外壁下地木材施工 ~ 外部防水検査 ~
柱頭柱脚の接合金物施工。
これはホールダウン金物と筋交プレート。
設計図面の通りに金物が設置されているか、
取付ビスの種類や本数が適切か、確認していきます。
第三者の構造金物検査を合格してから、次の工程へ。
床下を掃除して、基礎断熱材の施工。
PSF3種bを基礎立上とスラブ上に張り付け。基礎内断熱工法が基本です。
PSF3種bという断熱材は発泡スチロールの板ようなイメージで、
人間が上に乗ったりすると簡単に凹みます。
そこで、スラブ上断熱材の上面に養生板を張って保護。
床下点検時にはキャスター付のボードを腹に敷いて動き回る都合もあるので、
断熱材が凹まないように配慮しております。
壁内断熱材施工。高性能グラスウール16k 105mm厚。
その後、室内側に防湿シート施工。
コンセントボックス等、貫通部は気密テープで処理。
屋根断熱材施工。セルローズファイバー300mm厚。
その後、室内側に気密シートを施工。
これで気密断熱工事が完了です。
ここで中間の気密測定を実施。
はい、C = 0.1 cm2/㎡ という超高気密。
小倉棟梁を始めとした、いつもの職人達がいつも通りの仕事をしてくれているという事です。
グッジョブ。
ここまでくると大工工事も後半戦。
羽目板やソリドを張ったり、造作家具を作ったり。
外部足場も解体されて外観があらわに。
ほぼ平屋のような断面構成なので、重心も低くワイドなプロポーションとなっております。
外装材はウッドロング杉板と板金の組み合わせ。
玄関ポーチの外壁はアクセントで吹付仕上。
高級感のある柔らかな質感です。
各種仕上げ工程に進みます。