大恭建興

現場の様子(藤井の家) その二

2024.04.10 / 家づくり

“藤井の家”

地盤調査結果は要改良。

田園地帯ですからそんなもんです。想定通りです。

環境パイル工法による地盤改良工事を行います。

杉の間伐材を利用した木の杭。

加圧注入材なので腐らないし白蟻が食べる事もありません。

また、一般的な湿式柱状改良工法と比べると、

住宅1棟あたりCO2排出を10トン削減できるらしいです。

10トンのCO2と言われてもピンときませんが、

無理なくできるSDGsは取り組むべきですね。

地盤改良工事完了。

その後、建物の位置や高さを示す仮設物(やり方)を設置して、基礎工事を進めて行きます。

地中梁方式の一体打設ベタ基礎。

写真に写っている白いものは雪です。この程度の降雪で済んでよかった。

掘削 ~ 砕石敷均し ~ 防湿シート敷き ~ 捨てコン打設 ~ 外型枠組立 ~

鉄筋組立 ~ 鉄筋検査 ~ 内型枠組立 ~ アンカーボルト設置 ~ アンカーチェック

その後雪は解けましたが、

3月上旬のコンクリート打設、夜は氷点下まで冷え込む予報。

凍害対策として加温養生を行います。

足場部材と単管を駆使してテントの骨組みを組み立てて、

生コン打設、速やかにブルーシートで覆って温室化。

内部では一晩中、石油ストーブを焚くので安全管理のために現場担当は泊まり込みです。

いつもおつかれさまです。

今シーズンのテント養生はこの現場で最後です。次はまた来シーズン。

内部はそれなりに暖かく、意外と快適であります。

今回は高橋監督だけでなく、古田島さんも体験したいという事で一緒にお泊り。

キャンプが好きな二人。現場で料理を作って、お酒と一緒に楽しむそうです。

メインディッシュは高橋監督が愛してやまないジンギスカン。

専用鍋まで用意して準備万端。おいしそうですね。

私が差し入れた日本酒はあっという間に空になったようです。

何事も楽しんだもん勝ち、私も見習いたいと思います。

養生期間を経て型枠解体。

焼肉の匂いが染みつく事もなく、基礎コンクリートが完成しました。

建て方作業開始。

青空のもと、順調に建て方作業が進みます。

棟梁は渋谷大工ですから、仕事がスピーディ。

あっという間に構造体が組み上がっていきます。

建て方二日目で耐力面材の施工がほぼ完了。

釘の施工状況チェックも済ませて、面材継手の気密テープ張まで済ませました。

順調そのものです。

上棟式も執り行いました。

田園風景を望む大窓の前に祭壇を組んで、渋谷棟梁が祝詞を読みます。

このような儀式に関して、やるもやらないも施主様次第です。

お休みをとって頂いたり、準備をして頂いたり、色々手間暇かかります。

が、ほとんどの方が一生に一回しかできないイベントですから、

思い出に残る貴重な経験になるかと。

興味があるようでしたら、各担当に御相談ください。

棟梁、施主様御家族、ダイキョースタッフ、皆で手を合わせます。

無事に上棟できた事への感謝や今後の工事安全、もろもろを祈願。

今回もタイミング良く釣りに行く事が出来たので、

マダイを獲ってきました。

一番大きい獲物を施主様への上棟祝いとして献上。

施主様に喜んで頂けたようで何よりです。

そのマダイはお知り合いの割烹に持ち込まれたとか。

スゲー盛付。旨そう。プロの仕事は違いますね。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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