大恭建興

現場の様子(藤井の家) その一

2024.02.14 / 家づくり

“藤井の家”

2024年に入り、二回目の地鎮祭です。

2月の新潟らしからぬ雲一つない青空のもと、工事安全を祈願してまいりました。

この時期にこの青空。現場に積雪もナシ。施主様の日頃の良き行いの成果でしょうか。

それとも私どもの日頃の行いでしょうか。

貴重な冬の晴れ間に式を行えたのは幸運でした。

この敷地を始めて見たのは去年の夏頃。

南側は青々とした稲が広がる田んぼ・・・!!

最高のロケーションにテンションが上がったのを覚えております。

向こう側からの視線も気にならないのでカーテン開けっ放しにできる。

テラスデッキを設けて外ゴハンなんてのも良さそう。

程よい田舎感とでも言いましょうか。いいところです。

建物南面に大きな窓を設ければ冬季の日射取得もバッチリ。

冬は南側の窓が無料の暖房器具と化します。

夏は深い軒で日射遮蔽を行い冷房負荷を抑える。

理想的なパッシブデザインが出来そうな敷地です。

こういう敷地に対して建築プランを考えるのはとても楽しい。

杉板と板金を組み合わせたダイキョースタンダードな外観デザインです。

凡庸ではないけど突飛でもない。

そんな優しい雰囲気を持った建築を目指しております。

家中どこからでも田んぼが見える家です。

特に屋根付のウッドデッキ(焼肉テラス)は居心地よさそうな場所。

友人を招いて皆でワイワイとやるもよし、お父さんだけでしっぽりとやるのもいい。

子供のビニールプールもOKだし、時には洗濯物の外干も出来る。

あると重宝する、ちょっと贅沢な半外部空間です。

 

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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