“藤井の家”
2024年に入り、二回目の地鎮祭です。
2月の新潟らしからぬ雲一つない青空のもと、工事安全を祈願してまいりました。
この時期にこの青空。現場に積雪もナシ。施主様の日頃の良き行いの成果でしょうか。
それとも私どもの日頃の行いでしょうか。
貴重な冬の晴れ間に式を行えたのは幸運でした。
この敷地を始めて見たのは去年の夏頃。
南側は青々とした稲が広がる田んぼ・・・!!
最高のロケーションにテンションが上がったのを覚えております。
向こう側からの視線も気にならないのでカーテン開けっ放しにできる。
テラスデッキを設けて外ゴハンなんてのも良さそう。
程よい田舎感とでも言いましょうか。いいところです。
建物南面に大きな窓を設ければ冬季の日射取得もバッチリ。
冬は南側の窓が無料の暖房器具と化します。
夏は深い軒で日射遮蔽を行い冷房負荷を抑える。
理想的なパッシブデザインが出来そうな敷地です。
こういう敷地に対して建築プランを考えるのはとても楽しい。
杉板と板金を組み合わせたダイキョースタンダードな外観デザインです。
凡庸ではないけど突飛でもない。
そんな優しい雰囲気を持った建築を目指しております。
家中どこからでも田んぼが見える家です。
特に屋根付のウッドデッキ(焼肉テラス)は居心地よさそうな場所。
友人を招いて皆でワイワイとやるもよし、お父さんだけでしっぽりとやるのもいい。
子供のビニールプールもOKだし、時には洗濯物の外干も出来る。
あると重宝する、ちょっと贅沢な半外部空間です。