今週末に完成見学会を控えた “亀田緑町の家”
竣工検査をスタッフ皆で行ってきました。
性能、デザイン、質感、
すべてにおいてTHEダイキョースタンダードといった雰囲気の家になっております。
簡単に各部を解説してみましょう。
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1階LDK+畳スペースという戸建て住宅の王道的な間取り。
リビングと畳スペースを隣接させると広々使えて良いですね。
天井の木製格子を連続させることで、伸びかで広がりのある空間になっております。
さらに畳スペースの仏間や収納を浮かせることで視覚的な広がりを演出。
造作TVボードと絡めて造作棚をたっぷり設置し、たくさんの書籍を収納出来ます。
ダイニング上部はダイナミックな吹抜となっております。
南側に設けた大窓からはたっぷりと自然光が入ってきてとっても明るい。
窓を開ければ外部の土間テラスにアクセス可能。
外でゴハン食べたり、ビニールプールで遊んだり、
マルチに楽しめる外部空間が隣接しているダイニングです。
1台のエアコンで全館冷暖房を行うので、1階と2階の繋がり具合がとても大切。
上下階の温度差を抑えるにはこういう吹抜は効果的ですね。
もちろんそれだけじゃなくて、階段位置、窓位置、換気経路、循環ファンなど、
様々な要素を適切に設計して温度ムラを最小限に抑えております。
1階は床下エアコン暖房を行うので寸法安定性の高い三層フローリングが標準仕様。
(純粋な無垢フローリングと比べると反ったり隙間が空いたりしにくい)
樹種はオーク。
広葉樹であるオーク材は固く目の詰まった樹種であり、傷つきにくくて丈夫な無垢材。
木目や色味も穏やかで家具とも合わせやすい、無垢フローリングの代表格であります。
弱点は固木ゆえの冬場のヒンヤリ感。
固い木は冷たく感じる、柔らかい木は暖かく感じる、熱伝導率の話ですね。
しかし、その弱点は床下暖房を行う事で床面が暖かくなるので、弱点では無くなる。
2階の床は床下暖房では無いので、固い木を使うと冬場ヒンヤリ感を感じやすい。
ゆえに標準仕様は杉や松などの針葉樹(柔らかい木)として、
少しでも暖かく感じるように配慮しております。
今回はレッドパインという樹種を使用↓
徐々に飴色になっていく経年変化も楽しめます。
ダイキョーの家はこれを無くして語れない、大容量海外製食洗器。
現状、推しはボッシュ製の600mm幅です。
ミーレ、AEG、ガゲナウ、etc色々メーカーありますが、性能に大差はありません。
どれを選んでも満足できる事でしょう。
自邸のミーレは6年間休む間もなく毎日小幡家の食器を洗ってくれています。
文句も言わず、毎日毎日。ありがとう。
国産食洗器よりもはるかに大容量ですから、
まな板やボウル、鍋、フライパン、何でも入ります。
食器だけじゃなくて調理器具も入るというのがポイントですね。
先ほど、床下エアコン暖房のスイッチを入れてきました。
厳寒期の場合は暖房立上りに1~2週間かかりますが、
まだそこまで寒くないので見学会には間に合うでしょう。
今週末の見学会までには家中がポカポカになっているはずです。たぶん。。。
すぐに床の暖房スリットから暖気が吹出してきました。
運転開始直後なので床壁天井が冷たいの際立ちます。
テラス窓の下部に設けた暖房スリットは、コールドドラフト防止や結露防止の役目もある。
樹脂製トリプルガラスサッシと言えど、引違窓はフレームが結露しやすい傾向にあります。
ガラスサイズが大きいテラス窓ともなるとなおさらです。
だからこのような窓には暖房スリットを組み合わせると効果的。
竣工時の気密測定結果は C = 0.1925・・・・ という事で C = 0.2 cm2/㎡ でした。
GOOD JOB。 いつも通りのきちんとした高気密です。
しかし普段より引違窓が多い気がしますね。
ちょっと不利な条件下、折田棟梁が健闘してくれました。
時期的に植栽工事は出来ないので、庭木を植えるのは来春かな。
見学会の予約枠はまだ空きがあります。
ぜひお気軽にお問合せください。
・許容応力度計算による耐震等級3相当(積雪1.0m時)
・Ua値 0.25W/㎡・k(Q-pex4.30) ※HEAT20 G2グレード 断熱等級7
・C値 0.19 cm2/㎡(竣工時実測)
・床下エアコン1台による全館暖房
・壁掛エアコン1台による全館冷房
・ZEH(oriented)認定