大恭建興

現場の様子(東新保の家2) その三

2023.10.19 / 家づくり

今現在、ダイキョーでは年間20棟近く家を造っておりまして、常に稼働現場が7~8件あります。

それに加えてリフォーム工事もコンスタントに頂いているので、

それも含めたら工事現場が常に10件以上ある感じ。

このブログには原則、新築工事の現場はすべて掲載しております。

しかし、事業規模も少しづつ大きくなってきて、

全現場の工事風景をブログに載せるのは無理があるような気がしてきました(弱気か)

当面は全現場をブログに載せられるように頑張ろうと思うんですけど、いつか力尽きるかも・・・

・・・

“東新保の家2”

上棟後の工事の流れをダイジェストで。

耐力面材施工 ~ 釘の施工状況チェック ~ 気密テープ処理 ~

窓下地木材施工 ~ 外壁付加断熱材施工 ~ 

標準仕様はネオマフォーム45mm厚。

薄くても高性能で経年劣化の少ないイケてる断熱材。

窓まわりの下地木材に気密テープを張って、気密化。

C値 = 0.1~0.2 cm2/㎡ をコンスタントに叩き出す納まりですね。

内部耐力壁の施工 ~ 構造金物取付 ~ 外部検査機関による構造金物検査 ~

壁内断熱材はHGW16kの105mm厚。

断熱材充填後、隙間なく防湿シートを施工。

今回は二階リビングという事もあり、床下エアコンは採用せず。

基礎断熱工法じゃなくて、床断熱工法としております。

冬場のヒンヤリ感を低減すべく床も付加断熱を行い、木下地による熱橋を最小限に抑えます。

従来よりも床の表面温度が室温に近くなり、冬場の体感がグッと良くなる。

屋根の断熱材を施工。

梁間にセルローズファイバーを360mm厚で充填。

このあたりで中間の気密測定を行います。

結果は C 値 =  0.2 cm2/㎡ 

バッチリですね。

渋谷棟梁、いつも丁寧な仕事をありがとうございます。

 

ファサード側の外壁はダイキョーで初採用のタニタハウジングウェアのZIG。

ざっくり言うと、高級なガルバリウム鋼板です。

やはりタニマットカラーは重厚感があり、通常のガルバリウム鋼板とは違う上質な雰囲気。

イイモノ感が漂います。

木製外壁は本実杉板です。

作業場であらかじめグレー色の木部保護塗料を塗布。

ザラザラした木の質感を活かしたいのでラフ仕上の商品を選定して、

ローラーで塗料を染み込ませていきます。

塗料はプラネットカラーのウッドコート。

カラーは最近お気に入りのグリニッシュグレー。

顔料が濃いので一回塗りでOK。

塗替スパンは5~10年が目安だそうで。

(塗替はしない予定ですが)

木目や節が薄っすらと見えて、木の質感を損なわないのがGOOD。

あまりベタ塗りだと何も見えなくなって、木製外壁の良さが無くなっちゃうので。

また、木の経年変化(灰色化)と同じような色味に着色しているから、

経年による色ムラがあまり目立ちません。

太陽光パネルも載りました。

パナソニック製が5.28kw。

島を分けて設置する事で、積雪時、パネルや雪止金具にかかる滑り荷重を分散します。

雪害を受けにくくする工夫です。

先日、ヌリカベDIYが始まりました。

現在、施主様御家族総出で作業中。

家中の壁、ほぼ全て塗るので相当に骨が折れるかと思います。

Kさん、頑張ってください!!

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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