大恭建興

自邸の様子(木製サッシ再塗装)

2023.04.13 / 家づくり

自宅(職場)の御近所に某有名ラーメン店がオープンしたというので、

夕飯時に家族みんなで行ってきました。

“祥気”の二号店です。本店については佐藤君が2015年にブログに書いていますね。

麺の風 祥気|ブログ|新潟県長岡市の注文住宅・新築・リフォーム・リノベーション 有限会社大恭建興 (daikyo-kenko.co.jp)

以前は暁(あかつき)という海鮮丼屋だったところで、

その前は “清水” というラーメン店でした。これも佐藤君がブログ書いてます。

実は佐藤君、昔はラーメンブロガーだったんです。

麺処 清水 長岡川崎店|ブログ|新潟県長岡市の注文住宅・新築・リフォーム・リノベーション 有限会社大恭建興 (daikyo-kenko.co.jp)

私は煮干し醤油をビールと共に楽しみました。とてもおいしかったです。

私以外の家族は定番のしおそばをオーダー。

オープン初日だったからか、本店に比べるとメニューがかなり少ない。

今後増えていくのかな?楽しみです。

話は自宅の木製サッシの方へ。

今年の秋で築6年が経過する自邸。

木製サッシの塗装劣化が目立ってきました。

軒が深くて雨掛かりではないから当面は大丈夫!と言い訳をしつつ、

本当はメンドクサイから先延ばしにしていたらもう6年・・・

重い腰を上げて、再塗装に臨みます。

この窓は北東側に面していて、軒が深くても風の強い冬場は雨風が横殴りに当たります。

ガラスが雪で真っ白になる事も度々あり、シビアコンディションと言える環境。

雨がかかりやすいサッシ下部は塗装が剥がれて灰色化が進行。

これを放置するとひび割れが進行したり、腐朽菌が発生して腐りの原因になったり、

これ以上放置するとせっかくの良い窓がダメになってしまいます。

雨がかかりにくい上部はまだ塗装もしっかりしていて健全な状況。

ついでなので再塗装しますが、まだ撥水性も残っていてまだイケる雰囲気。

玄関ドアもダイキョー定番の木製です。

こちらは北西側に面していて、冬の季節風が当たるシビアコンディション。

塗装の艶が無くなってきて、黒ずみも出始めております。

やっぱり雨がかかりやすい下の方から劣化が始まる。

上端も少し黒ずみが出始めております。

部分的に退色もありますね。

そろそろ再塗装が必要な頃合いです。

もともと塗ってある木部保護塗料はシッケンズセトールHLSEという商品。

木の繊維に含侵しつつ半透明の塗膜で木を保護してくれる、高耐久な塗料です。

昔からログハウスやウッドデッキの保護で多用されている商品で、

前職の頃に良く使った記憶があります。

防水、防カビ、紫外線カット、といった効能があり、

定期的にこれを塗る事で木を健全に保つことが出来ると。

自邸は6年近く経ってしまいましたが、

本当はもっと早いスパンで再塗装するべきと思います・・・

(雨のかかり具合や方位によって劣化具合は違うので臨機応変に対応しましょう)

用意した道具は・・・

マスキングテープ、サンドペーパー(#180~#240)、刷毛、塗料カップ、

といったところ。

まずは塗れ雑巾で表面のゴミや汚れを拭き取る。

その後、マスキングテープで養生処理。

余計なところに塗料が付かないようにするのと、

サンドペーパーで研磨するときにキズを付けないようにするために必須な工程です。

特にガラス面は傷つけると取り返しがつかないので、しっかりとマスキング。

養生完了後、

ゴシゴシと木部をこすって表面を荒らしていきます。

劣化が進行している部分は軽くこするだけで旧塗膜が簡単に剥がれます。

弱った塗膜はすべて剥がして、

灰色化した木部も削り取り、

健全な木部を露出させて新しい塗料がしっかりと乗るようにしましょう。

同じように研磨しても、塗膜が健全な部分は色が落ちない。

上下でかなり色が違うのわかりますか?↑↑

研磨が終わったら、乾いた雑巾で粉塵を落としてから、刷毛で塗料を塗っていきます。

厚く塗り過ぎると塗料が垂れてくるので、薄く延ばすイメージで。

薄すぎてもダメですが。

木の繊維方向に沿って塗料を刷り込むような感じ。

この塗料を再塗装する場合、二回塗りがメーカー推奨。

一回目の塗装が乾いてから、二回目を塗り重ねます。

乾燥の所要時間は16時間(気温20℃)と缶に書いてあった気がしますが、

私の場合は適当です。

塗りたての状態だとドラえもんの頭のようにテッカテカしていて、

乾けばいくらか艶が引いて半艶に仕上がります。

養生を撤去して完成。

艶もよみがえり、褪せていた色も復活。

灰色化していた部分は研磨して削り取り、塗料をたっぷり塗ったので色味も復活。

黒ずみが完璧には取れなかったので、多少残っておりますがヨシとしましょう。

 

玄関ドアも同様に復活。

家の顔がシャキッとして気分も良い。

木製建具の再塗装。それほど難しいモノではありません。

色褪せや黒ずみが酷くなる前にやってあげれば、末永く健全な木部を保てます。

皆さんもぜひDIYでチャレンジしてみてください。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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