“川崎の家3”
これもまたコラボ案件であります。
アトリエ事務所が設計して、ダイキョーが施工するというここ最近定番のパターン。
まんなみ設計室さん、エヌスケッチさん、とアトリエ事務所との共働が続いております。
今回の施主様は地元の後輩であり、
神奈川県の設計事務所で建築士として活躍するS君、、、いや、Sさん。
施主=設計者、という稀有な事例です。
御実家建替計画の工事を御依頼いただきました。
ありがとうございます。
首都圏のアトリエ事務所、、、切磋琢磨の第一線ですね。
お勤め先のウェブサイトを拝見させて頂きましたが、
素敵な施工例写真がたっぷりでした。
そこで培われたセンスや知見は、
我々のような田舎の工務店のそれとは別物と思います。
(陸前高田の発酵パークの実施図面も彼が描いたんですって!)
(よくわからんけど凄い!)
(ウチも設計頑張っていますけどね!負けないように精進します!)
造り込まれた図面は相当な量です。
情報量も多くこだわりのディティールも散りばめられております。
(小倉棟梁、図面しっかり読み込んでくださいね)
工務店レベルだとここまでたくさん描かないです・・・設計に対する情熱を感じます。
・・・
施主様の手でセルフ地鎮祭を執り行い、工事開始です。
地縄張 ~ 地盤改良(環境パイルS工法) ~
やり方設置。
やり方 = 建物の位置や高さを示す仮設物
これを基準に基礎工事を進めて行きます。
標準的な仕様のベタ基礎です。
掘削 ~ 砕石敷均し ~
~ 防湿シート敷設 ~
~ 捨てコンクリート打設 ~
外型枠設置 ~ 鉄筋組立 ~ スリーブ設置 ~ 配筋検査 ~
内型枠組立 ~ アンカーボルトセット ~ アンカーチェック ~
生コンクリート打設。耐圧盤と立上りを同時に打設。
打継なしの一体打設とすることで、ベタ基礎の防蟻性や構造強度がさらにUP。
養生期間を経て型枠解体。キレイな基礎コンクリートに仕上がりました。
土台を敷く前にホウ酸処理(防腐防蟻処理)を行います。
材の欠き込みがある部分も入念に薬剤散布。
建て方作業。
晴れたり雨が降ったりするなか、建て方作業は進行。
この時期としてはボチボチいい天気でした。
作業は順調に進み、屋根がかかりました。
無事に上棟です。
Sさん、おめでとうございます。
大工工事が本格始動です。
小倉棟梁が丁寧に作業を進めて参ります。