大恭建興

現場の様子(吉崎の家) その三

2018.01.24 / 家づくり





無事に基礎コンクリートが完成。
冬季の生コン工事を適切に行おうとすると、色々苦労が多い。
低温下で設計通りのコンクリート強度を出すために、
やるべきこと二点。

〇温度補正(通常よりも高強度の生コンを使う+6N)
〇加温養生(初期凍害の防止)

温度補正は常識ですが、加温養生までしっかりやっているビルダーは少ない。
同時期に他社の基礎工事現場を見かける機会があったけれど、
どこもテント組んだり、加温養生はしていない。(大手ハウスメーカーでも)
最高気温が5℃に届かない、最低気温が氷点下、そんな日が数日続く状況で。
「生コンは水和熱による自己発熱があるから大丈夫」という人もいますが、
どうなんでしょうか。。。
生コン打設直後のサーモ写真↓



外気温は2~3℃といったところでしょう。
生コンの表面温度は5℃~10℃くらいはあるようです。
確かに暖かいけれどこのままではすぐに冷えてしまう。
この後、速やかに仮設テントで基礎を覆ってストーブで温室化。
硬化反応がスムーズに進むように。



基礎が出来上がったら建て方作業。
ここから大工の仕事。
柱や梁を組んでいきます。1~2日であっという間に家の形に。



大工工事スタートです。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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