スタッフブログ

日々の仕事のこと、現場のこと、そして、ときどき暮らしのこと。
大恭建興のスタッフが、家づくりの現場から感じたことを綴っています。
住まいづくりの裏側や、私たちの仕事への向き合い方も、
少し感じていただけたら嬉しいです。

2018.01.10
現場の様子(沖田の家) その四

あけましておめでとうございます。
今年初ブログは“沖田の家”でございます。
更新をサボりがちでして、
すでに完成していてお引渡し間近です。

今年初の気密測定。
大きな送風機で屋内を減圧して隙間の総量を測定します。
結果は、C値=0.20cm2/㎡であります。
(数値が少ないほど隙間が少ないということ。0.20は素晴らしい数値。)
ここ数年の弊社物件のC値は0.1~0.4cm2/㎡と
良好なC値をコンスタントにたたき出しております。
安定した気密施工が出来てると言っていいでしょう。
こういったレベルのC値があれば、
10年後20年後もしっかりと高気密なはず。
(建物の気密性能は時間と共に低下する)

床下エアコンも運転開始。
外気温は1℃でしたが、
1台のエアコンで1階の床面は隅々まで暖かい。
沖田の家の温熱グレードはダイキョーの標準仕様なので、
外壁付加断熱も無いし、サッシは全てペアガラス。
外皮性能はHEAT20のG1グレード相当ということで
ダイキョーの家としては極めて普通の断熱性能。
それでも、
床下エアコンというシンプルでローコストな仕組みでここまで快適に出来る。

エアコンから一番遠い脱衣室の床までしっかりと暖気が届いている。
フローリングの表面温度で24℃あり、体感温度はすごぶる高い。
裸になっても全然寒くない。
(裸になっていませんが)

床下空間をエアコンで温めるので
暖房初期は基礎コンクリートから大量の水蒸気が放散される。
グングン湿度は上がり相対湿度60%を超えてくる。
すると・・・

サッシの結露が始まる。
APW330クラスだと
外気温1℃で屋内相対湿度60%超えとなると相応に結露する。
コンクリートからの水蒸気放散が落ち着けば湿度は下がってくるので、
こういう状況は最初だけ。
お引き渡しまでには落ち着いてくるでしょう。
それよりも住み始めてからの湿度管理が重要。
適切な湿度管理を行えば窓の結露も殆ど無いし、人間の粘膜にも優しい。
ちなみに自邸は相対湿度45%~55%をキープしていて、
加湿器も除湿器も置いていません。
洗濯物の室内干やお風呂のドア開放で加湿具合を調整しています。

同日、ダイキョー事務所の相対湿度は40%と少し乾燥気味。

先程と同条件で外気温は1℃。
ダイキョー事務所のAPW331の引違テラス窓は結露なし。
相対湿度60%だと結露するけど40%だと結露しないということですね。
要するに、建物にある程度の断熱性能があれば、
湿度管理によって快適に住めるという事です。

小幡 大樹
小幡 大樹
代表取締役社長・一級建築士

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