弊社、新住協(新木造住宅技術研究協議会)の会員でございます。
何それ?って方は下記をURLをご参照ください↓
http://shinjukyo.gr.jp/
乱暴に簡単にまとめると
「特殊な工法や材料を使わないで、いかに安価に省エネ性能の高い住宅を作るか」
これを研究開発している歴史ある団体で、
私がダイキョーに入った時から所属しています。
この団体が、ダイキョーの気密断熱に関する技術的なベースです。
会員とは言いますが、幽霊会員に近く、
講習会などは殆ど出ておりません・・・
いつも会員向けの書面でばかり情報収集しています。
そんな状況を打破すべく、新幹線に乗り込みました!!
佐藤君と共に研修会in高崎へ。夏の群馬は暑かった。
しかし佐藤君、彼は本当に座学が苦手です。
一緒にこの手の研修に行くと、かなりの確率で寝ています。
上司の隣で居眠りするとはなかなか良い度胸ですね。
配布された資料に目を通す。
工法やディティールはどんどん進化しています。
外壁付加断熱の方法も合理化されてきて、
ちょっと前と比べると結構な差がある。
この手の教科書って「最高で最善の方法」が載っているものですが、
新住協は一味違う。
誤解を恐れずに言うならば「手の抜き方」の指南もある。
「ここまでなら手を抜いても大丈夫ですよ」的な。
これはほかのどの団体にも無い考え方だと思う。
「最高で最善」ってきっと高価ですからね。
そこに「コスト」という概念をちゃんと入れてくれる。
現場を知らない設計者が書いた図面とは違い、
施工要領までしっかりと話がある。
「図面に描いたものをどうやって作るか」
結局建物は職人が作るわけですから、これって大事です。
グラスウールのカットには電動工具(レシプロソー)がおススメらしい↓
日頃の業務に活かせる内容も多々ありました。
日々努力、日々改善、ですね。
たまにはお勉強
2017.07.25 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士