大恭建興

木製外壁のベストチョイス

2017.04.03 / 家づくり

木製外壁の定番樹種と言えば何を思い浮かべるでしょうか。
世の中にはいろんな木があるけれど、
建築に使われる外壁材はやはり“耐久性”と“価格”の2項目が重要視されます。
あとは見た目でしょうか。節や色味、木目など。
施工する上では加工性の良さも大事で、“硬すぎない”ことも大切。
大工に嫌われます。

そのあたりのバランスが良い材料というと・・・
国産材ならば杉(スギ)、
輸入材ならばレッドシダー(ベイスギ)、
この二種が圧倒的に施工事例が多く木製外壁としてはポピュラーかと思います。
実際ダイキョーの施工事例を見ても、杉とレッドシダーは多く使われてますね。

そんな中、先日建材屋さんが、目新しい木製外壁を持って来てくれました。
「レッドウッド」という樹種だそうで、恥ずかしながら初めて知りました。
北米原産の針葉樹で、かなりの高耐久。
虫害にも強い。木質も柔らかく加工性が良い。
節も少なく比較的おとなしい木目。
寸法安定性が良くて、反ったり割れたりしにくい。
営業さんの話を鵜呑みにするならば、
完全にレッドシダーの上位互換品。メリットばかり目立つ。
質感も似てるし、レッドシダーを食いにかかってる印象。
上がレッドウッド、下がレッドシダー↓



カタログによると、
屋外での耐久性はイペやジャラなどのハードウッドと同クラス。
屋外耐久性は“極大”とあります。
柔らかくて軽い針葉樹なのに、
密実で硬いデッキ材の王様達と肩を並べる耐久区分。本当か!?



それでいて価格はレッドシダーより少し高い程度。
誰か使ってみませんか!!
(自邸の外壁材はすでに杉板を発注してしまったので・・・)

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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