大恭建興

現場の様子(日之出町の家) その四

2017.02.01 / 家づくり
外周部の耐力面材張。
準防火エリアなので防火規定をクリアすべく、
普段よりも厚いダイライトを使用。12mm厚で壁倍率3.0倍。
こういった耐力面材は釘がすべての強度を担っているので、
釘の打ち方が重要であります。

釘の種類は適切か?
釘の間隔が空きすぎていないか?
めり込みすぎていないか?

中央部はCN50釘を200mm間隔で打つ↓



外周部は100mm間隔↓
適切な施工ありきの壁倍率3.0倍です。



柱脚部の金物↓
地震時に柱が抜けないように、各部の引き抜き力に応じて金物を取り付ける。



これは柱頭部↓
外部の建築士による金物検査ですべてチェックが入ります。



準防火地域なので、ほぼ全ての窓が防火戸となってます。
隣家が火事になっても延焼しにくいように
屋内に火が入りにくい窓を使いなさい、という法律。
これはシャッター付タイプ↓
隣家が火事になったらこのシャッターを閉めて、延焼を防ぎます・・・
防火の為だけでなく夏場の西日対策(アウターシェード)としても使えそうです。



小屋裏換気のための軒裏通気口も防火対応品を使わねばなりません。
通気口から小屋裏に火が入るのを防ぐ、
ということで建材メーカー各社から色んな商品が出ています。
熱に反応して穴が塞がるタイプが主流。



内部の気密断熱工事も進行中。
外壁を貫通するスリーブやコンセントボックスの気密断熱処理↓
小さな隙間やコーナー部は発泡ウレタン断熱材で埋める。
こういった細部の処理の積み重ねが、
C値(隙間相当面積)となって後に現れる。



高性能グラスウールを隙間なく入れて、防湿シートを張る。
棟梁は平沢大工。
繊維系断熱材と別張シートの扱いには長けたベテランです。



小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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