大恭建興

現場の様子(天下島の家2) その二

2022.01.24 / 家づくり

“天下島の家2”

まずは地盤改良工事から。

“摂田屋の家3”と同じ理由で湿式柱状改良工法を選定。

現場打設のソイルセメント杭を用いた、木造住宅で最も一般的な工法です。

地盤改良工事完了後、やり方設置を設置して基礎工事開始。

床下エアコン仕様の地中梁方式ベタ基礎。

掘削 ~ 砕石敷均し ~ 断熱材敷き ~ 防湿シート敷き ~ 外型枠組立 ~

鉄筋組立 ~ 鉄筋検査 ~ 

内型枠組立(浮型枠) ~  アンカーセット ~ アンカーチェック ~ 

スラブと立上りの生コンクリートを同時打設します。

コンクリートの打継が無くなり白蟻侵入経路が遮断されるので、白蟻対策としてとても効果的。

また、12月上旬のコンクリート工事とだったので、

温度補正と言って、通常よりも高強度のコンクリートを用います。

+3NのFc=33N。

寒いとコンクリートって強度が出にくいから、それを見越して強度UPするわけです。

朝夕の冷え込みはそれほど厳しくなかったので温度補正のみとし、

養生マットをかぶせて保温措置をします。

で、コンクリートがしっかり硬化するまで養生期間をとります。

この次の現場からは最低気温が5℃を下回ってくる感じなので、

現場に巨大な仮設テントを設置して現場を温室化する予定。

テント内で火を焚くので安全管理のため現場監督は一晩泊まり込みです。

昨年末から高橋監督はすでに現場に2泊していて、

あと3物件真冬の基礎工事があるので、計5泊。本当にお疲れ様です。

生コンの凍害や硬化不良を防ぎ、良質な基礎コンクリートを作るための努力しております。

基礎コンクリートが出来たら大工工事開始。

土台ホウ酸処理(防蟻処理) ~ 土台敷 ~ 建て方 ~

長岡市と言っても旧栃尾市はワンランク上の豪雪地帯。

積雪量が段違い。

職人の方々、寒い中ご苦労様です。

無事に上棟しました。

雪が吹き込まないように早めに外回りを固めて、

中でジェットヒーターを焚いて内部を乾燥させてから工事を進めます。

新潟の冬らしい鉛色の空。

個人的に冬は苦手、老後は南方へ移住しようかな。

春が待ち遠しい・・・

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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