大恭建興

全館暖房の実演

2016.12.12 / 家づくり

川西の家の見学会、無事に終えました。
タイミングよく寒気が来て冷え込んでくれたおかげで、
全館暖房のリアルをご体感頂けたかと思います。
「一台のエアコンで本当に2階まで温まるのか?」
「床下エアコン暖房ってどうなのよ?」
色んな疑問があるでしょう。実際に体感すればすべて解決!!



温熱的にはQ値1.3クラスと、ダイキョー標準仕様。
サッシは普通のペアガラスだし、外壁付加断熱も無し。
特別なモノは使ってません。

土曜日は晴れ間があり、南面大開口から日射熱がたっぷり入りました。
おかげで室内温度はグングン上がり、
正午前後のエアコンはほとんどアイドリング状態。



ちょうど12時頃の真南サッシ↓
「太陽は無料の暖房器具」とはよく言ったものです。
太平洋側と違って新潟は冬季の日射量が少なく、
太陽からの恩恵が大きくはない。。。が、ゼロではない。。。
パッシブな窓設計はやはり相応のメリットがあります。



冬はたっぷり日が入る。
夏は庇で遮蔽するのでほとんど日が入らない。



夜冷え込んだあとの、朝一番でもリビングは24℃をキープ↓
日曜日は朝から気温が上がらなかったので、外気は最高でも5℃程度かと。



2階の寝室で20℃ほど↓
寝室や子供部屋は、この位の温度があれば無問題でしょう。



断熱性能をもっとあげれば、1階と2階の温度差はもっと小さくなって、
もっと快適になる。
でも、標準仕様でもここまでできる。
費用対効果を考えると、
今現在で一番バランスのいいポイントかも知れません。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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