スーパーにはサンマが並び始め、
すでにもう秋の気配が。。。
価格が100円/匹を下回ったらサンマパーティですね。
ガルバリウム鋼板葺の緩勾配屋根。雪止アングルも取付完了。
防火規定の関係で石膏ボードを外壁下地に張ります。
また、室内側から断熱材を吹き付けるための下地ボードでもあります。
アクアフォームなどの発泡ウレタン系断熱材を吹き付ける場合、
外壁通気層の確保や断熱材の付着力の観点から、
ボード状の下地材がある方がベター。
世間で一般的なローコスト仕様だと、
室内側から透湿防水シートに直接、断熱材を吹き付けます。
ダメとは言いませんが、、、
ホントに通気層とれてる?タイベックシートから剥がれない?
という不安は残ります。
風雨で濡らさないように速やかに透湿防水シートを張る。
サッシやダクトまわりの防水テープの施工状況を確認。
“ハコダケ”は床下エアコン暖房ではないので、基礎断熱じゃなくて床断熱。
工場で精度よくカットされたポリスチレンフォーム断熱材を床にはめ込む。
更に隙間が出ないように気密テープで目張りする。
こういった細部の処理が気密測定の数値に現れます。
外壁の断熱材。発泡ウレタン吹付(モコフォーム)です。
自己発泡でモコモコ膨らんで隙間を埋めていくので、
気密性能を出しやすい。
正直、繊維系断熱材の扱いに不慣れな工務店に工事を依頼するならば、
吹付断熱材の方が安心です。
ダイキョーの場合は
スタンダード仕様~Q1.0仕様:繊維系断熱材
ハコダケ仕様:吹付断熱材
という風に使い分けています。
どちらが良い悪い、というよりも価格と性能のバランスです。
現場の様子(川崎の家) その三
2016.08.29 / 家づくり小幡 大樹
専務取締役・一級建築士