耐力面材の施工。
釘打ち機のエア圧は抑え目にして釘を浮かせ気味に打って、浮いた釘は大工が手締めする。
釘のめり込み過多を防ぐにはこれしかない。ひと手間かかるけど。
釘打ちが終わったら施工状況を確認。
釘のピッチ、種類、めり込み、などに問題が無いか見ていきます。
その後、気密性UPのために耐力面材の継手に気密テープを施工。
この耐力面材の層が気密ラインとなり、
この時点でおおよその気密性は決まってくる感じです。
後からやり直しが出来ない部分ですので、しっかりと行いましょう。
その上に付加断熱材を施工。ネオマフォーム断熱材を隙間なく張っていきます。
一昨年までグラスウールによる外壁付加断熱を行っていましたが、
昨年からは殆どの物件でネオマフォームにシフトしております。
大工の施工性、雨天時の施工性、大型パネル工法との相性、などが理由です。
ただ、グラスウール付加断熱も利点は多々あるので、そちらはそちらで捨てがたい部分もありますが・・・
今回は45ミリ厚。
近年の高性能住宅の断熱層はどんどん厚くなり、
ネオマフォーム100mm厚の付加断熱などもしばしば見かけるようになってきました。
費用対効果の最適化、丁度いいコストバランスってどこだろう?と日々悩んでおります・・・
透湿防水シート施工 ~ 外壁下地木材の施工 ~
内部の耐力壁設置 ~ 各部接合金物の施工 ~
構造躯体の検査も無事に合格。
床断熱材の施工 ~ 気密テープ処理 ~ 床下地合板施工 ~
壁断熱材(セルローズファイバー)施工 ~ 防湿シート施工 ~
屋根断熱材(セルローズファイバー)施工準備 ~
6月も後半、これから徐々に暑い日が増えてきて、
工事中の現場内は熱がこもって熱中症リスクが高まります・・・
現場の職人には苦労かけますが、
マメな水分補給と扇風機(現場エアコン)で乗り切って頂きたいと思います。