大恭建興

現場の様子(豊の家) その一

2016.01.22 / 家づくり

既存境界ブロックを解体し、敷地の土をスキトリし、
砕石を敷き並べる。
足元の良い、駐車スペースと資材置き場を確保します。
いわゆる「段取り八分」ですね。
準備次第で仕事の良し悪しは決まると。
事前にあらゆることを想定して備えておくことが大切。
現場監督の佐藤、頑張っています。



地盤改良に使う環境パイルが搬入されました。
降雪だって想定内





環境パイルによる地盤改良工事は、雪が降ろうが気温が氷点下だろうが支障ありません。
が、このあとに続く、基礎コンクリート工事が難関です。
除雪や生コンの温度補正、加温養生など、
冬季にキチンとした基礎コンクリートを作るには手間がかかります。

基礎工事が先行している“三竹の家”はこんな状態↓
基礎全体を仮設テントで覆って、中でガンガンとストーブを炊いています。



気温が低い冬場は生コンクリートの強度が出にくいため、
通常よりも高強度のコンクリートを使います(温度補正と言う)
これはまっとうな建築業者ならば当たり前に行っていることです。
またそれとは別の話で、
生コン打設後24時間程度は気温が2℃を下回らないようにすることが重要。
生コンは凍ったらアウトです。強度不足や肌荒れが起こります。
この時期は氷点下も珍しくありませんから、テントとストーブで加温してあげる。
火気を扱うので安全面から無人にするわけにはいかないので、
社長と佐藤君は現場に泊まり込み!!



ここまでキチンとした工事管理を行っている業者がどれほどいるでしょう?
「生コン自体が発熱するから凍らない」とか「高強度の生コンだから大丈夫」とか、
根拠の薄い主張をする方々もいらっしゃいます。
事実、基礎工事を担当してもらっている基礎屋さんも
「よそでは普通ここまでやらない」と言いますが。。。

ちゃんといい仕事してるよアピールでした。

小幡 大樹

小幡 大樹

専務取締役・一級建築士

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